フォトナレーザーでほくろは除去できる?施術の特徴やほくろの治療法について紹介
ほくろは、さまざまな原因で顔や身体にできるものです。
大きなほくろや数の多いほくろが目立ち、改善したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこでオススメなのが「フォトナレーザー」です。
フォトナレーザーは、ほくろに対して均等にレーザーを当てられるため、照射漏れがほとんどありません。
また副作用やリスクが少なく、ダウンタイムも短いのも特徴です。
この記事では、フォトナレーザーの特徴やほくろ除去について紹介します。
ほくろ除去を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
フォトナレーザーとは
フォトナレーザーとは、複数の照射モードで肌の悩み全般を解消できる施術のことです。
表皮層や真皮層、粘膜などさまざまな層に照射できるため、オーダーメイドの施術に対応しています。
また、必要な部分に短時間でアプローチすることで、肌に負担をかけずに肌を改善することが可能です。
効果
フォトナレーザーの効果は以下の通りです。
- ほうれい線やマリオネットラインの改善
- 表情筋の引き締め
- 肌質改善
- 毛穴の引き締め
- トーンアップ
- 赤ら顔の改善
- ほくろの除去
- シミの改善
- たるみ改善
- 小顔効果
- ニキビやニキビ跡の改善
6種類の照射モードを組み合わせることで、エイジングケアや肌質改善、リフトアップ効果が期待できます。
また、シミやほくろもキレイに除去することが可能です。
副作用・リスク
フォトナレーザーの副作用やリスクは以下の通りです。
- 痛み
- 赤み
- 乾燥
- 皮むけ
- 腫れ
施術直後は、腫れや赤み、皮むけなどが2〜5日ほど出る場合があります。
ただし、数日ほど経過すると症状が落ち着くため、日常生活に大きな支障が出る心配はないでしょう。
口の中から照射する方法もありますが、施術直後から飲食ができます。
施術に向いている人の特徴
フォトナレーザーに向いている人の特徴は、下の通りです。
- 口周りのシワが気になる
- 顔のほくろを無くしたい
- 口角を上げたい
- ほうれい線やマリオネットラインを改善したい
- フェイスラインを引き締めたい
- 肌のたるみを改善したい
- 二重あごが気になる
- ハリやツヤがなくなってきた
- 痛みやダウンタイムが少ない肌治療が受けたい
施術をおこなうことで、年齢とともに増えるシワやシミの改善や、ハリツヤのある肌への改善が目指せます。
また、皮膚の下にある脂肪にもアプローチできるため、二重あごの解消やフェイスラインの引き締めにもオススメです。
フォトナレーザーでほくろは取れる?
フォトナレーザー機器の種類によっては、ほくろやイボの除去ができます。
照射したほくろが炭化しにくく、周りの肌が火傷する可能性が低いため、キレイに取り除けるのが特徴です。
ここでは、ほくろやイボの施術方法やダウンタイム、施術回数などについて紹介します。
ほくろの施術方法
フォトナレーザーでほくろを除去する場合は、2つのモードを使い分けて施術を行います。
<フォトナレーザーの照射モード>
蒸散:肌の表面をレーザーで削ってほくろを除去する
従来のレーザーとの違いは照射方法です。
今までは、1ヶ所に集中照射し肌にアプローチする「ガウシアン型」が使われていました。
一方、フォトナレーザーは台形型にまんべんなく照射する「トップハット型」を採用しています。
これにより照射パワーにムラがなくなり、効率良く治療できるようになりました。
ダウンタイムの症状・期間
ほくろを除去した後は、1週間~10日ほどテープ保護が必要です。
場合によっては、3週間ほど必要な場合があります。
1ヶ月以上経っても症状がおさまらない場合は、クリニックへ相談しましょう。
ほくろ治療は何回行う?
ほくろの治療は、1回で完了することが多いです。
ただし、肌の状態や症状によっては複数にわけて施術をおこなう場合もあります。
繰り返し施術を受ける場合は、1ヶ月以上間隔をあけることが必要です。
ほくろができる原因
ほくろができる主な原因は4つあります。
- 紫外線の影響を受けやすい
- 肌に刺激を与えている
- 不規則な生活をしている
- 女性ホルモンが乱れている
ほくろの正体は、メラノサイト細胞から生成される「メラニン色素」です。
メラニン色素には、外からの刺激から身体を守るために、肌の色素を変化させる働きがあります。
しかし、紫外線を浴びすぎたり肌をこすったりすると、メラニン色素が過剰に反応してシミやほくろができてしまうのです。
また、生活習慣や女性ホルモンバランスの乱れによっても、必要以上にほくろが生成されることがあります。
施術後の注意点
ほくろの施術後は肌のバリア機能が低下しているため、紫外線対策や肌の保湿などが大切です。
施術後の注意点を理解し、キレイなお肌を目指しましょう。
紫外線対策をする
紫外線を浴びるとメラニン色素が生成されるため、色素沈着を起こす可能性があります。
外に出る時は必ず日焼け止めを塗り、帽子や日傘などで肌をカバーしましょう。
飲む日焼け止めを服用すると、内側から肌を守りやすくなります。
保湿をしっかり行う
施術後は肌が乾燥しやすくなっているため、保湿でケアすることが大切です。
クレンジングや洗顔後は、保湿成分が入っているスキンケアアイテムを使用しましょう。
また、加湿器や化粧水ミストで肌をこまめに保湿するのもオススメです。
肌を刺激しない
メラニン色素を必要以上に生成しないために、肌を刺激しないことを意識しましょう。
無意識のうちに顔を触ってしまう方や、こすってしまう方は注意してください。
また、ピーリング効果のある商品やピリピリする商品は、肌が落ち着くまで使用を控えましょう。
いとうらんクリニック四条烏丸で受けられるフォトナレーザーの特徴
いとうらんクリニック四条烏丸のフォトナレーザーは、「フォトナ6D」を使用しています。
6種類の照射モードが搭載されており、1つの機械で肌のさまざまな悩みを解消することが可能です。
照射モードによってアプローチできる肌の層や症状、出力パワーが異なります。
自由に組み合わせることで、1人1人に合う施術方法が見つかり、満足する仕上がりが期待できるでしょう。
また、痛みや熱さにも考慮しているためリスクが少ないのも特徴です。
肌に関して多くの悩みを持っている方は、1度クリニックへご相談ください。
【まとめ】ほくろ除去はフォトナレーザーがおすすめ
フォトナレーザーの機械によっては、ほくろやイボ除去ができます。
施術部分をムラなく照射できるため、キレイな仕上がりが目指せるでしょう。
また、ダウンタイムが短くリスクも少ないため、気軽に施術が受けられます。
ほくろを除去したい方は、ぜひフォトナレーザーを検討してみてください。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
---|---|
2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |