医療ハイフは痛みが強い?痛みを感じやすい条件や部位とは?
医療ハイフは、超音波エネルギーを使ってたるみを根本から改善できる施術です。
点状照射のため、周りの肌組織にダメージを与える心配がありません。
しかし、照射部分には強い熱エネルギーが当たるため、場合によってはひどい痛みを感じます。
痛みに弱い方は、どんな時に痛みを感じるのか、痛みを和らげる方法はあるのか気になっているのではないでしょうか。
この記事では、医療ハイフで痛みを感じやすい状況や、対処法について紹介します。
医療ハイフは痛い?
痛みには個人差がありますが、チクチクするような痛みや筋肉痛を感じることが多いです。
チクチクする痛みは数日間で治まり、筋肉痛は1ヶ月ほどで落ち着きます。
脂肪が多い方は痛みが少なく、痩せている方は痛みを感じやすいのが特徴です。
また、施術する部分によっても痛みの強さが変わってきます。
医療ハイフの痛みはどんな時に感じるの?
医療ハイフは、下のような状況の時に強い痛みを感じやすいです。
- 皮膚の奥深くを照射した時
- 照射パワーが強い時
- 骨の近くを照射した時
それぞれの痛みについて詳しく解説していきます。
皮膚の奥深くを照射した時
照射時の痛みは、照射深さが深いほど強く感じることが多いです。
たるみの原因であるSAMS層は肌の奥深くにあり、すぐ近くには骨があります。
そのため、医療ハイフの熱エネルギーが骨にまで伝わることも。
骨には知覚神経が通っている「骨膜」に覆われており、熱エネルギーが伝わるとズキズキとした痛みを感じます。
照射パワーが強い時
施術部分によっては、効果を高めるために照射パワーを上げることがあります。
照射パワーを上げると、皮膚に与える熱エネルギーが高くなるため、痛みや腫れを感じやすくなります。
施術中に我慢できる痛みなら問題ありませんが、酷い痛みを感じる場合は、すぐに医師へ伝えましょう。
骨の近くを照射した時
骨は「骨膜」に覆われているため、熱エネルギーが当たると痛みや熱さを感じやすくなっています。
特におでこやフェイスラインは皮膚が薄いため、痛みを和らげる工夫が必要です。
通常、医療ハイフの超音波は筋膜層に吸収されます。
しかし、残ったエネルギーが熱反応を起こして骨膜に当たり、骨に響くような痛みが起こるのです。
【照射部位別】医療ハイフの痛みの感じ方
医療ハイフの痛みは、施術する部位によっても違いがあるため、照射パワーや深さを慎重に決めることが大切です。
目の周りや頬、フェイスラインを照射した時の痛みについて、それぞれ紹介します。
目の周り
目の周りは皮膚がとても薄いため、照射すると表面がヒリヒリする痛みを感じます。
また骨が近い部分でもありますが、強く照射することが少ないため、強い痛みはありません。
頬
頬は、脂肪が多い部分と頬骨の部分で痛み方が変わります。
- 脂肪が多い→チリチリとした痛み
- 頬骨付近→骨に響くような鈍い痛み
頬の肉が厚い方は、皮膚が火傷したような感覚になることが多いです。
一方、頬の肉が少ない方は、骨に響くような痛みが強く出る可能性があります。
フェイスライン
フェイスラインは皮膚が薄い部分があるため、超音波エネルギーが骨に伝わりやすく、鈍い痛みを感じます。
ただし、脂肪が多い部分を照射する場合は、ジーンとした熱を感じるだけで痛みは少ないです。
痩せている方は、脂肪が少ないため、フェイスラインの照射で強い痛みを感じるかもしれません。
医療ハイフの痛みを和らげる方法
医療ハイフの痛みを和らげる方法は、下の通りです。
- 痛み止めを服用する
- 照射パワーを調整してもらう
施術の痛みが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
痛み止めを服用する
施術後の数日間は、照射部分に痛みを感じる場合があります。
施術から数時間が経過すると痛みが出てきます。
耐えられる程度であれば、そのまま過ごしても問題ありません。
クリニックは痛み止めを用意しているため、痛みが強い場合は我慢せずに相談しましょう。
照射パワーを調整してもらう
痛みを和らげるために、照射パワーを弱くしてもらう方法があります。
ただし、施術効果が感じにくくなる可能性もあるため、慎重に検討しましょう。
カウンセリング時に痛みについて伝えておくと、施術時に照射パワーを調整してもらえます。
医療ハイフの痛みと効果の関係性
医療ハイフは、照射パワーや照射の深さ、施術部位などによって痛みの強さが違います。
ただし施術効果は痛みと比例しており、肌の引き締まりを実感しやすいほど、痛みが強く出ます。
反対に照射パワーを極端に弱めてしまうと、痛みは少なくなりますが、効果を感じづらいです。
医療ハイフの効果を高めたい場合は、痛みを伴うことを認識しておきましょう。
医療ハイフの痛みを抑えたいならいとうらんクリニック四条烏丸におまかせ!
いとうらんクリニック四条烏丸の医療ハイフは、超音波と高周波を組み合わせた照射が可能です。
それぞれ違う層にアプローチできるため、引き締めや引き上げ効果が期待できます。
照射パワーは、皮膚や脂肪の厚さなどを確認してから設定することが可能です。
自分の身体に合う照射をおこなっているため、施術効果が実感しやすいでしょう。
他の医療ハイフと比較すると、当院のハイフは痛みが軽く、引き上げ効果もしっかり感じていただく事ができます。
【まとめ】医療ハイフの痛みについて理解して施術を検討しましょう
医療ハイフの痛みは、施術する場所や照射パワー、照射深さによって変わってきます。
照射パワーを強くするほど施術効果は高まりますが、痛みや腫れなどの副作用も起こりやすいです。
また、施術後に強い痛みを感じた場合は、痛み止めを処方してもらえます。
無理のない範囲で施術の痛みと向き合いましょう。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |