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陰部が黒いのはどうして?原因や改善策を併せて解説

黒い陰部が悩みの種という人は、少なくありません。

一方で「顔ならともかく陰部の黒ずみは解決策がわからない」と、解決を諦めているケースも多いです。

しかし、黒い陰部は美容医療の力で改善可能です。

本記事では陰部が黒いという悩みについて、原因や改善方法を解説します。

参考にして、悩み解消の手助けにしてください。

黒い陰部は悩みの種になる


黒い陰部は、性行為の際にコンプレックスになるなど、悩みの種になります。

実際のところ陰部が黒くても、健康に支障はありません。

また陰部が黒ずんでいるのは珍しいことではありません。

しかし、デリケートゾーンのことは人に話しにくかったり、自分でもよく知らなかったりするため「黒いのは自分だけなんだ」と悩む人も多いです。

陰部が黒い理由

陰部が黒い理由は、以下のとおりです。

  • 下着との摩擦
  • 排泄時の摩擦
  • ホルモンバランスの崩れ

本記事では上記に加え、世間で根強いイメージのある「性行為の回数と黒ずみの関係」についても解説します。

下着との摩擦

普段から下着などに擦れていると、摩擦の影響で陰部が黒ずみやすくなります。

陰部が擦れると、肌の中にあるメラノサイトが反応し、メラニン色素となって現れます。

そして最終的に、シミが発生するのと同じ原理で陰部が黒ずむことに。

排泄時の摩擦

排泄時に摩擦の影響を受けていると、黒い陰部になりやすくなります。

トイレットペーパーでゴシゴシと強く拭く癖のある人や、ウォシュレットを頻繁に使う人は注意が必要です。

成人は平均して一日に7~8回のペースでトイレを利用するため、「そんなにいつも擦っているわけではない」と感じていても、意外によく擦ってしまっているものです。

ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスが崩れると、その影響で陰部が黒くなるケースがあります。

体調が良くなかったり、ホルモン剤などを飲み始めたりした際は要注意です。

女性の場合は、妊娠・出産も大きく関係してきます。

妊娠・出産を経ると陰部が黒ずむという説がありますが、正確にいうと妊娠そのものが陰部の色に影響しているわけではありません。

妊娠・出産に伴ってホルモンバランスに変化が起き、その影響が陰部の色という形で出ているだけです。

【参考】性行為の回数と陰部が黒ずみは関係ない

性行為の回数が多いと陰部が黒ずむといった意見が見られますが誤解です。

陰部の色と性行為の回数は関係がありません。

陰部が刺激を受け続けていると、肌のメラノサイトが反応し、メラニン色素となって肌の色が変わるのは事実です。

しかし、メラノサイトが反応する刺激は、下着の擦れなど日常的に絶えず受けているような刺激です。

性行為の数が多い程度の刺激で、メラノサイトは反応しません。

陰部の黒ずみにセルフケアは効果ある?

陰部の黒ずみには、セルフケアはあまり効果を見込めません。

そもそもシミなどの改善に対しセルフケアは効果が保証されておらず、時間もかかります。

市販の美白クリームなどを使用するとしても、一般的には顔や体用であり、陰部用のものは多くありません。

そのため、セルフケアで陰部の黒ずみを解決することにこだわり過ぎると、いつまでも改善されないままになりかねません。

日頃の丁寧なケアは大切ですが、黒ずみ解消目的のケアを熱心に行うのはあまり意味が無いといえます。

黒ずみが悪化する前に美容医療で早期解決しよう

黒ずみが悪化してしまう前に、美容医療で早期解決するのがおすすめです。

ホルモンバランスの崩れが原因の場合、黒ずみが気にならないというのであれば施術してまで改善する必要はないでしょう。

しかし、常に下着に擦れているなどの場合は、仮に色が気にならなかったとしてもさまざまなトラブルの元になります。

そのため、美容医療での解決をおすすめします。

陰部の黒ずみの改善方法

美容医療における陰部の黒ずみの改善方法は、主に以下のとおりです。

  • 小陰唇縮小施術
  • レーザー治療

どちらを選んでも構いませんが、小陰唇の肥大化によって黒ずんでいる場合、縮小術を行わなければ根本的な解決にはなりません

そのため、ホルモンバランスによって黒ずんでいる場合はレーザー、肥大化による摩擦で黒ずんでいる場合は小陰唇縮小術と原因を元に判断した方が良いでしょう。

小陰唇縮小術

小陰唇縮小術とは、小陰唇を直接切除し、サイズダウンする手術方法です。

肥大化した小陰唇は、内服薬などで小さくすることはできません。

外科的に小さくするため、傷などの症状がダウンタイム中に発生しますが、小陰唇肥大化を原因とするさまざまなトラブルを改善することが可能です。

小陰唇が大きいと感じられる他、性器の悩みがある方におすすめです。

レーザー治療

レーザー治療で陰部の色を改善することも可能です。

陰部が黒ずむメカニズムは、顔にシミが発生するメカニズムと同じです。

そのため、顔のシミがレーザーで改善できるのと同様、陰部の黒ずみもレーザーで改善できます。

ただしクリニックの方針として陰部へのレーザー施術を受け付けているところは、顔と比べて多いとはいえません。

必ず事前に陰部への施術が可能かどうか確認しておきましょう。

京都で黒い陰部に悩んでいる人はいとうらんクリニック四条烏丸で施術を

京都で黒い陰部に悩んでいる人は、いとうらんクリニック四条烏丸で施術を受けてみてはいかがでしょうか。

当クリニックは高い技術と同時に、お客様の心に寄り添うことを大切にしています。

プライバシーが保たれた完全予約・個室の空間で、デリケートな悩みでも安心して相談していただけます。

ぜひ一度ご来院ください。

【まとめ】黒い陰部は美容医療での解決がおすすめ


陰部の色でお悩みの方は、ぜひ美容医療で解決しましょう。

陰部の悩みを人に相談するのは抵抗がある人も多いかも知れませんが、医師や看護師はその道のプロです。

1人ひとりに合った手術方法を提案してもらえるため、一度クリニックに相談するのがおすすめです。

当院ではカウンセリングを実施しています。

気になる方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長
2022年いとうらんクリニック四条烏丸開設

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