エレクトロポレーションはどんな副作用があるの?対処法と併せて紹介
エレクトロポレーションは、電気の力で肌に穴を開け、美容成分を奥深くまで浸透させる施術です。
注射のような痛みはほとんどなく、イオン導入より多くの美容成分が注入できます。
ただし一時的に赤みや肌荒れなどの副作用が出る可能性があるため、保湿や紫外線ケアで肌を守りましょう。
この記事では、エレクトロポレーションの副作用や対処法について紹介します。
エレクトロポレーションとは
エレクトロポレーションとは、特殊な電力で肌に美容成分を注入する施術です。
肌の細胞膜を一時的に開くことで、大小さまざまな成分を深層まで届けることができます。
施術後は開いた部分が自然に戻るため、傷跡は一切ありません。
機械を当てる時も痛みがほとんどないので、気軽に施術が受けられます。
エレクトロポレーションの副作用
エレクトロポレーションは、肌への負担がおさえられているため、副作用がほとんどありません。
ただし、施術直後は一時的に赤みやほてりが出ることもあります。
肌が弱い方や敏感な方は、かゆみや肌荒れを起こすこともあるでしょう。
赤みやほてり
電気による刺激で赤みやほてりを感じることがあります。
ほとんどの場合、数日ほどで落ち着くため、様子を見るだけで問題ありません。
かゆみ
肌質によっては、施術部分がかゆくなる可能性があります。
すぐに治まることが多いですが、症状が出た時は軽く冷やしてください。
かゆみが気になって掻きむしると、肌荒れの原因になるため、注意しましょう。
肌荒れ
体質に合わない薬剤や品質が低い薬剤を注入すると、肌荒れを引き起こします。
施術経験が豊富なクリニックでは、患者さんの症状やアレルギーを考慮して薬剤を選ぶため、肌荒れのリスクは低いと考えられます。
また生まれつき肌が弱い方や日焼けをしてしまった方も、施術後に肌が炎症する可能性があることを理解しておきましょう。
エレクトロポレーションのダウンタイム期間
エレクトロポレーションのダウンタイム期間は、長くても数日ほどです。
症状は、赤みやほてりが少し気になる程度でおさまるでしょう。
エレクトロポレーションの副作用が出た時の対処法
エレクトロポレーション後に副作用が出ている場合、肌のバリア機能が低下しており、水分が不足しています。
副作用を悪化させないために、以下で紹介するポイントを守りましょう。
保湿をする
施術後に赤みやほてり、肌荒れが起きている場合は、こまめに保湿しましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドが含まれていると保湿効果が高まります。
また日中もクーラーの風などで肌が乾燥するため、定期的にクリームなどを塗るのがおすすめです。
紫外線対策をする
エレクトロポレーションの後は、紫外線の影響を受けやすいため、紫外線対策を徹底しましょう。
日焼け止めは、SPF50+ PA++++がおすすめです。
外出する15分前に塗ると、肌にしっかり馴染みます。
屋外にいる時間が長い場合は、帽子や日傘も活用しましょう。
家の中も窓や玄関から紫外線が入ってくるため、日焼け止めを塗っておくと安心です。
エレクトロポレーションの注意点
エレクトロポレーションは、施術をやりすぎると肌に負担が掛かります。
また身体に金属が入っていたり、疾患を持っていたりする場合は、施術が受けられません。
エレクトロポレーションを検討している方は、事前に注意点を把握しておきましょう。
やりすぎると肌に負担がかかる
エレクトロポレーションは、繰り返し施術を受けると、しっかりと効果が実感できます。
ただし、施術頻度が多すぎるのは逆効果です。
定期的に施術を受ける場合は、1〜2週間に1回のペースで5回ほどおこないましょう。
6回目からは1ヶ月に1回のペースでも、十分効果が持続します。
身体の状態によっては施術が受けられない
エレクトロポレーションは、電気を使うため、受けられる人が制限されています。
例えば、次に当てはまる方は施術が受けられません。
- 妊娠中
- 心臓が弱い方
エレクトロポレーションに関するよくある質問
エレクトロポレーションを検討している方からよくある質問は、以下の3つです。
- 施術効果は?
- 他の施術と併用できるの?
- エステと美容クリニックの違いは?
それぞれについて詳しく紹介していきます。
施術効果は?
エレクトロポレーションで期待できる効果は、下の通りです。
- 美白促進
- くすみ改善
- シミ改善
- 肌質改善
- シワ改善
- ニキビやニキビ跡の改善
他の施術と併用できるの?
エレクトロポレーションは、他の施術と併用することで高い効果が期待できます。
相性がいい施術は以下の4つです。
- レーザートーニング
- ケミカルピーリング
- マッサージピール
- 光フェイシャル
特にピーリング系は、肌の古い角質を取り除くため、美容成分が浸透しやすくなるでしょう。
エステと美容クリニックの違いは?
エステは、リラックスしながらマッサージを受けたり、美容マシンで肌質を改善したりする場所です。
一方、美容クリニックは、医療の力で肌トラブルを改善できます。
使用する薬剤はエステより豊富にあり、効果がすぐに実感できるのが魅力です。
京都でエレクトロポレーションをするならいとうらんクリニック四条烏丸へ!
京都にあるいとうらんクリニック四条烏丸では、エレクトロポレーションが受けられます。
肌の悩みに合わせて美容成分が選べるため、理想の肌に近づくことが可能です。
当院では「ケアシスS」を使用しており、温度を45℃から-20℃まで調節できます。
注入した後に素早く冷やすことで、血管が収縮し、美容液が体内から抜けにくくなります。
施術中は痛みがほとんどなく、当日からメイクが可能です。
内側から肌質を改善したい方は、お気軽にご相談ください。
【まとめ】エレクトロポレーションは赤みやかゆみなどの副作用がある
エレクトロポレーションは、施術後に赤みや、かゆみが出る場合があります。
ほとんどは数日ほどで落ち着くため、保湿や紫外線対策をして様子を見ましょう。
また施術の頻度が多すぎると肌に負担が掛かり、効果が感じられません。
効果を持続させたい場合は、適度に間隔を空けて施術を受けましょう。
いとうらんクリニック四条烏丸は、ご予約をWebや電話、公式LINEで受け付けています。
エレクトロポレーションについて気になることや、知りたいことがありましたら、ぜひお問い合わせください。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |