糸リフトの内出血はどのくらい?日数やダウンタイムの過ごし方
「糸リフトの内出血はひどい?」「会社は休んだ方がいい?」
糸リフトによって内出血が生じることに不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、糸リフトの内出血について、原因と対処法を解説しています。
糸リフトを検討している方や内出血が不安な方はぜひ参考にしてください。
糸リフトとは
糸リフトとは、別名スレッドリフトとも呼ばれるリフトアップ治療です。
棘(コグ)が付いた特殊な糸を皮下組織に挿入し、トゲに組織を引っかけ持ち上げることで、たるみ改善を期待できます。
切開を伴うリフトアップ治療もありますが、糸リフトは注射針で糸を挿入するだけのため、傷跡も目立ちにくく、ダウンタイムも短いのが特徴です。
また糸リフトには、「溶ける糸」と「溶けない糸」を使った施術があります。
溶けない糸は、感染や肉芽腫の原因になるので、現在は溶ける糸を使った施術がメジャーです。
糸リフトの内出血にまつわる知っておきたいポイント
糸リフトは副作用で内出血を起こすことがあります。
ここからは、糸リフトの内出血にまつわる、知っておきたいポイントを解説していきます。
糸リフトで内出血が起こりやすい場所は糸が通る部分
糸リフトで内出血が起こりやすいのはこめかみ・目元・ほほ・あご・口元・えらの糸が通る部分です。
内出血は、皮膚の内側で組織や毛細血管が破壊されることで引き起こされます。
糸リフトによる内出血は1〜2週間でおさまる
糸リフト施術後の内出血は、最初の青たんのような色から徐々に黄色くなり、消失します。
多くの場合は、ピークが2〜3日程度で1〜2週間もあれば自然に消えるため、過度に心配する必要はありません。
基本的に休暇を取る必要はありませんが、もし内出血が気になって仕事を休む場合でも2〜3日あれば十分でしょう。
内出血はメイク・マスクで隠せる
糸リフトで内出血が出てしまった場合は、メイク・マスクで隠せます。
内出血の青タンの色味が気になる場合はピンク・オレンジ色系のコンシーラーやファンデーションがおすすめです。
メイクで隠れない場合は、大き目のマスクを使ってもいいでしょう。
糸リフトの内出血などのダウンタイムを抑える術後の過ごし方
ここからは、糸リフト施術後の内出血などのダウンタイムの過ごし方を解説していきます。
ダウンタイムの過ごし方は、糸リフトの持続期間にも関わってきます。
そのため注意事項をなるべく守るようにしましょう。
痛み・腫れがある時は患部を冷やす
術後に痛み・腫れがある時は患部を冷やしましょう。
清潔なタオルやハンカチで保冷剤を包み、やさしく患部に当てます。
患部を強い力で圧迫すると糸がずれる恐れがあるため、あくまでもやさしく当てるのがポイントです。
患部を冷やすことで、血管が収縮して内出血を抑えられます。
血行がよくなる行為を避ける
糸リフト施術後1〜2週間は、血行がよくなる行為を避けることも大切です。
血行がよくなる行為には、以下があります。
- 長時間の入浴・熱いお湯での入浴・サウナ
- 激しい運動
- 飲酒
- マッサージ
血行がよくなることで、内出血や顔の腫れが悪化するので注意しましょう。
顔を触らない
術後は、患部がつっぱる感じがして気になるかもしれません。
しかし皮下組織がダメージを受けているので、なるべく顔に触らないようにしましょう。
うつ伏せで寝ない
うつぶせで寝ると、顔が圧迫されて腫れ・痛み・糸がずれる原因となります。
そのためなるべく仰向けで寝るように心掛けましょう。
横向きや抱き枕の使用も左右差が出る原因になるので控えるのがベストです。
大きな口を開けない
術後に大きな口を開けないことも大切です。
歯科の予約は施術から最低でも1ヶ月は開けましょう。
また施術直後は、大きな口を開ける食べ物や固いものは控えるのがおすすめです。
マッサージ・ハイフを避ける
術後1〜2ヶ月はマッサージ・ハイフを避けるようにしましょう。
マッサージの刺激で糸がずれる原因になります。
ハイフの超音波で、糸が変形したり、思うような効果を得られなかったりするため、注意しましょう。
なお糸リフト後にハイフを受ける際は、クリニックにその旨を伝えておくと安心です。
糸リフトの内出血が心配な方はいとうらんクリニック四条烏丸へ
糸リフトの内出血を軽減するには、経験豊富な医師に施術してもらうのがおすすめです。
皮膚が薄い方は内出血が出やすい傾向にありますが、経験豊富な医師の場合、内出血が出た際の対処法もしっかりと教えてくれるので安心です。
いとうらんクリニック四条烏丸では顔の構造を熟知した形成外科医が「マイナス10歳のオーダーメイド医療」をモットーに糸リフト施術を行います。
自然で若々しい見た目の糸リフトをご希望の場合、いとうらんクリニック四条烏丸にご相談ください。
【まとめ】糸リフトの内出血は2週間程度 3週間以上続くようならクリニック四条烏丸に相談を
糸リフトは糸で皮下組織を刺激するので、内出血が出ることもあります。
内出血や腫れを防ぐためには、術後すぐは安静に過ごす・大口を開けないなど生活に気をつけましょう。
内出血は、1〜2週間程度で色が消え、元の肌色に戻ります。
しかし、3週間以上続いたり、痛みや腫れが悪化したりする場合は、クリニックに相談してください。
信頼できるクリニックを見つけて、理想の自分を目指しましょう!
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |