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医療ハイフはメイクしたままできる?施術前後の注意事項も解説

「医療ハイフってメイクしたまま受けられるの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

メスを入れない施術ですが、医療ハイフを受ける前はクレンジングをする必要があります。

本記事では、医療ハイフ施術時のメイクについて解説します。

参考にして具体的なイメージを固めておきましょう。

医療ハイフとは?


医療ハイフとは、超音波を用いた治療の1つです。

美容クリニックでもハイフはメジャーな施術で、扱っているクリニックは多い傾向があります。

医療ハイフの他に「エステハイフ」もありますが、医療と比べると出力や効果などは劣ります。

また無資格のエステティシャンが施術を行うため、火傷などの肌トラブルが生じた際に、処置をしてもらえないのが注意したい部分です。

なお医療ハイフは、特殊な超音波を肌のSMAS層に照射するため、肌表面に傷がつくことはありません。

そのため美容医療が初めての人にも、安心して受けていただけます。

ハイフ中はメイクOK?施術の流れについて

医療ハイフの施術の流れは、以下のとおりです。

  1. カウンセリング
  2. 施術
  3. アフターフォロー

上記の流れは、一般的にどのクリニックでも同様です。

ハイフ前はクレンジングした状態に

ハイフを受ける際は、メイクは落とさなければなりません。

カウンセリングの段階で、メイクを落とすクリニックが多い傾向があります。

理由としてはカウンセリングで、肌のコンディションを確認するためです。

またメイクを落とさずハイフを受けると、衛生面のトラブルや打ちムラが生じる可能性があるため、クレンジングは必須です。

ハイフ後はそのままメイクをして帰宅

医療ハイフは、施術直後からメイクが可能です。

赤みやほてりを感じるケースもありますが、ほとんどのクリニックで施術直後からメイクを可能としています。

またハイフ後の肌は紫外線の影響を受けやすいため、必ず日焼け止めを塗りましょう

なお多くのクリニックでパウダールームを完備しています。

稀にパウダールームがないクリニックもあるため、事前に確認しておくと安心です。

施術前後の注意事項

施術前後、注意すべきことは、以下のとおりです。

  • 肌に刺激を与えるようなことは避ける
  • 日焼けや重度のニキビがある人は受けられない
  • 施術後すぐのマッサージは控えて
  • 普段通りの保湿ケアを行う

ほかにもクリニックから指示が出た場合はそれに従いましょう。

ハイフに限らず、美容医療を受けた際は、術後のケアや注意事項は入念にチェックしてください。

肌に刺激を与えるようなことは避ける

肌に刺激を与えるのは避けましょう。

刺激の強い洗顔料などは避け、肌を労わることを意識してください。

メイクの際もベースメイクは摩擦が生じやすいため、注意が必要です。

スポンジやブラシを活用して摩擦を抑えましょう。

紫外線もハイフ後の肌には大敵です。

ファンデーションや下地に日焼け止め効果が含まれているものは、PAやSFAが低いケースがあります。

そのため必ず日焼け止めを塗ってからファンデーションを重ねましょう。

また海水のように塩分濃度の濃い水は肌への刺激になります。

施術後しばらくは控え、肌が回復してから楽しみましょう。

日焼けや重度のニキビがある人は受けられない

日焼けをしている人は、肌が紫外線によって炎症を起こしたり、熱がこもって敏感になっていたりするため、ハイフは受けられません。

また炎症を起こしているニキビも悪化させる恐れがあるため、受けられないことがほとんどです。

なおニキビ跡には、ハイフによって改善を期待できます。

そのため顔全体に炎症ニキビがある方は、ニキビが完治してからハイフをうけるのがおすすめです。

施術後すぐのマッサージは控えて

施術後はマッサージを控えましょう。

顔を揉んだり動かしたりなども刺激の内です。

美容のために顔のマッサージを行うことが習慣になっている人は、ルーティンでマッサージしてしまわないよう、特に気をつけてください。

普段通りの保湿ケアを行う

施術後は、普段通りの保湿ケアを行いましょう。

術後の肌は乾燥しているため、たっぷりと水分を与えてあげることが大切です。

なお肌が弱い方は、濃度の高いビタミンCやレチノールは控えたほうが良いでしょう。

セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など保湿に特化した刺激の少ないものを使うのがおすすめです。

医療ハイフはいとうらんクリニック四条烏丸で

医療ハイフを受けたい人は、いとうらんクリニック四条烏丸にお越しください。

当クリニックは施術の腕だけでなく、1人ひとりの心配事や不安に寄り添うことも重要視しています。

メイクのことで不安を感じている人だけでなく、それ以外の不安や疑問についてもご相談ください。

来院したからといって、その場で施術を決定しなければならないわけではありません。

気になる方は、ぜひ一度カウンセリングをお受けください。

【まとめ】ハイフ前はメイクを落とすのが一般的


医療ハイフ前は、メイクを落とすのが一般的です。

施術前の状態診断やムラの無い照射などより質の高い結果を出すためにメイク落としは必要です。

なお医療ハイフはダウンタイムがほとんどないため、すぐにメイクをして問題ありません。

そのため術後に予定があっても、メイクをして出かけられるため安心です。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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