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糸リフトの手術方法は?手術の流れや効果も解説

糸リフトの手術を受けてみたいと感じつつ、具体的な手術方法を知らない人は少なくありません。

実際に手術を行うのはクリニック側ですが、手術方法を知らなければ術中や術後の自分が上手くイメージできず、スムーズに行動できない可能性があります。

本記事では、糸リフトの具体的な手術方法について解説します。

参考にして、より快適に糸リフトを受けるために役立ててください。

糸リフトとは?


糸リフトとは、医療用の糸を皮膚の下に埋没させ、引っ張り上げる力でリフトアップを行う美容医療メニューです。

スレッドリフトと呼ぶクリニックもありますが、スレッドとは糸という意味であり、内容としてはまったく同じです。

切開を伴わず、施術後の傷も点状で小さいため目立ちません。

それに伴って体への負担が軽く、切開に比べてダウンタイムが軽いため、根強い人気があります。

糸リフトの効果

糸リフトの効果は、以下のとおりです。

  • フェイスリフト
  • 小顔効果
  • 肌質改善
  • たるみ改善
  • シワ改善
  • アンチエイジング

さまざまな効果を一度に実感できるのが糸リフトの魅力ですが、特に小顔効果やリフトアップ効果など、フェイスライン関連について深く悩んでいる方におすすめです。

糸リフトの手術方法と流れ

糸リフトの手術方法と流れは、以下のとおりです。

  1. カウンセリング・デザイン
  2. 麻酔
  3. 手術
  4. ダウンタイム・アフターケア

どの美容クリニックであっても、上記の流れは一般的に共通しています。

カウンセリング・デザイン

まず手術に入る前に、入念なカウンセリングとデザインを行います。

カウンセリング時には医療的な診断も行い、健康状態として手術可能かどうかを確認します。

もしもアレルギーや特別な疾患など、気がかりがある場合は、カウンセリング時にお伝えください。

またどのようなデザインを目指すかもカウンセリングで決定します。

そのため、カウンセリングでは自分の理想のイメージをじっくり伝えることが大切です。

麻酔

施術へ進む段階に入ると、施術前に麻酔を効かせます。

一般的には局所麻酔を行いますが、クリニックによっては笑気麻酔などと併用する場合もあります。

麻酔についてより確実なことを知りたい場合は、実際に施術を受けるクリニックに問い合わせてください。

手術

一般的には片側で3~5本、左右合わせて6~10本程度の糸が挿入されます。

具体的な本数は手術を受ける人の状態によっても異なりますが、たるみなどの程度が強いほど必要な本数も増えていきます。

手術時間はおよそ30分程度です。

カウンセリングやダウンタイムの説明を加えると、1時間程度はみておいた方が良いでしょう。

ダウンタイム・アフターケア

手術後は、注意事項や過ごし方の説明を受けます。

糸リフトの場合、痛み止めを処方されることもあります。

不安や聞きたいことがある場合は、確認しておきましょう。

糸リフトの手術について

糸リフトの手術について、以下のポイントを押さえておけば、よりイメージを具体的にしやすいです。

  • 使用する糸
  • 挿入位置
  • 手術後の経過

使用する糸

糸リフトで使用される糸にはさまざまな種類がありますが、以下の2点は一般的に共通しています。

  • コグと呼ばれるかぎがついている
  • いずれ肌に溶けていき、糸としての形はなくなる

なお以前は、溶けない糸も使用されていましたが、感染症などのリスク的な観点から、現在は使われなくなっています。

挿入位置

糸リフトの糸は、一般的にこめかみから頬、あご方向にかけて、放射状に広がるように挿入していきます。

そのため、頬の真ん中に目立つ傷ができることはなく、髪やマスクで簡単に隠せます

手術後の経過

糸リフトは手術後、2~3日かけて腫れなどの症状がピークを迎えます。

その後はだんだん症状がひいていき、やがて消えます。

赤みや痛みなどは比較的早めに引きますが、内出血は2週間程度。

違和感などは1ヶ月程度続く場合があるため、焦らず体を休めて待ちましょう

糸リフトの場合、術後の制約は少なめですが、飲酒や激しい運動、サウナなどはしばらく控えめにしてください。

糸リフト手術はいとうらんクリニック四条烏丸がおすすめ

クリニック選びに迷っている方は、ぜひいとうらんクリニックで手術をお受けください。

当院はスタッフが熟練の腕を持っているだけでなく、丁寧なカウンセリングも重視しています。

じっくりデザインを相談し、単に美しいだけでなく、その人が理想としている美しさの実現に向け、最善を尽くします。

【まとめ】手術の知識を深めて糸リフトを受けよう


糸リフトは比較的手軽に受けられる手術です。

しかし、知識を得ておくことで、手術のイメージがより具体的になります。

術前に見識を深めておき、安心した状態で手術に進みましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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