ハイフは逆にたるむって本当?リスクと向かない人を解説!
医療ハイフは、ダウンタイムが短く、メスを使わないので手軽に受けられる引き締め治療として人気を集めています。
しかし、ハイフ施術後に逆に顔がたるんだという口コミを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ハイフ後に逆にたるみが悪化するのかどうかを解説しています。
ハイフでたるみたくない方は、ぜひご覧ください。
ハイフによるたるみ治療とは
医療ハイフは、超音波によって、皮下脂肪と筋肉の間にある「SMAS」と呼ばれる筋膜を、引き締める治療です。
ハイフは高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の略です。
肌に超音波を照射することで、熱エネルギーによってSMAS筋が引き締められ、たるみ改善を期待できます。
ハイフで期待できる効果
ここからは、ハイフで期待できる効果を説明します。
ハイフで期待できる効果は、次の4つです。
- 小顔
- リフトアップ
- ボディの引き締め
- 美肌
それぞれ解説していきます。
小顔
ハイフには、SMAS筋膜の収縮のほか、脂肪細胞を破壊する効果もあります。
脂肪細胞は一度破壊されると、再生されません。
顔に脂肪がつきやすく、フェイスラインがもたつきがちだった方は、ハイフを受けることで、フェイスラインがスッキリします。
リフトアップ
ハイフは、熱によってSMAS筋膜を引き締めるため、リフトアップ効果を期待できます。
以前は、リフトアップをするためには切開を伴う手術が必要でした。
しかし、ハイフは肌表面に傷を付けず、ピンポイントでリフトアップ効果を期待できるのがポイントです。
美肌
ハイフは、筋膜を熱で引き締める際、一時的にダメージを与えて、コラーゲンやエラスチンなどを増やす働きもあります。
施術後は、主にリフトアップや引き締め効果を実感でき、施術後1〜2か月後に、コラーゲン増加によって肌質が改善されます。
引き締めだけでなく、ハリ・キメの整った肌が手に入るのも、ハイフのメリットです。
ハイフでたるみが悪化するって本当?
ハイフによってたるみが悪化したように見える原因には、次が考えられます。
- もともとたるみが少なかった
- 施術者の技術と経験が低かった
- ハイフでは手に負えないほどたるみが進行していた
そもそもたるみが少ない方や、脂肪がない方がハイフを照射すると、脂肪が破壊されて、こけて見える可能性が高いです。
SMAS筋膜自体は収縮しているものの、皮膚との一体感がなくなったために、逆にたるみのように見えたことが考えられます。
逆にたるみが進行しすぎていて、皮膚が余っている方の場合、SMAS筋膜の収縮だけでは、たるみはあまり改善できません。
別途外科手術なども検討する必要があるためです。
医療ハイフを受ける際は、症例数が豊富なクリニックや、経験豊富な施術者を選ぶといいでしょう。
ハイフでたるみが改善しやすい人
ハイフは、顔の脂肪が少ない方やたるみが進行しすぎた方には、あまりおすすめできません。
しかし、一方で医療ハイフでたるみが改善しやすい方もいます。
ここからは、ハイフでたるみが改善しやすい人を紹介します。
30代以降でたるみが気になり始めた人
ハイフは、20代前半などハリがある方では、引き締めの効果が出にくい傾向があります。
そのため、30代以降のたるみが気になり始めた人におすすめです。
丸顔の人
丸顔の方は、顔に適度に脂肪がついているので、ハイフで脂肪細胞を破壊することで、キュッと引き締まった小顔になりやすいです。
ただし、施術者が未熟だと、希望通りのすっきりとしたフェイスラインにならない可能性があるので、できるだけ経験豊富な施術者にお願いしましょう。
いとうらんクリニック四条烏丸の医療ハイフは皮膚の浅い層・深い層にアプローチできる
いとうらんクリニックの医療ハイフは「NEWダブロ」を採用しています。
NEWダブロは、MFU(マイクロフォーカス超音波)によって、超音波を細かいシャワーのように照射できるうえに、RF(高周波)によって、SMAS筋膜の上の表皮・真皮・皮下組織を刺激できるので、コラーゲン増産によるハリ肌が期待できます。
いとうらんクリニックでは、形成外科として長年蓄積したノウハウで、患者さん本来の若々しさを引き出す治療を得意としています。
自然にリフトアップしたい方は、ハイフもいとうらんクリニックにおまかせください。
【まとめ】ハイフはたるみの改善に期待大 クリニック選びは慎重に
ハイフは、SMAS筋膜を超音波による熱で引き締め、真皮層のコラーゲンを増やすエイジングケア治療です。
たるみや引き締めに効果が期待できますが、年齢が若すぎる方や、もともとのお顔の脂肪が少ない方では、希望した効果が出ない可能性があります。
ハイフを検討している方は、まずクリニックで相談してみましょう。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
---|---|
2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |