リップレーズは唇の内側からレーザーを照射する施術ですが、施術中に少しピリピリする程度で強い痛みはありません。ダウンタイムもほぼなく、施術直後からリップや口紅の使用、飲食も可能です。日常生活に支障をきたすことなく受けることができる施術です。
リップレーズとは
唇をふっくらぷるとさせる施術は、注入治療がありますが注入に抵抗がある方におすすめなのが、レーザーを用いた施術です。
リップレーズは、レーザーを唇に照射し、組織のコラーゲン産生を促進させることで、唇をふっくらとさせる施術です。
レーザーを照射すると、唇のボリュームアップだけでなく、縦じわが解消されたり、ハリやツヤ感も出せます。
血流も改善されるため、血色の悪い唇を、明るい色に整えることができます。
痛みやダウンタイムはほぼなく、短時間で行える施術です。
レーザーにより唇の血流が良くなるため、血色の悪い唇でお悩みの方にもおすすめです。
リップレーズは、フォトナレーザーを使用した施術で、ヒアルロン酸注入を行わなくても、レーザーを唇に照射することで、ボリュームアップさせることができます。
粘膜側からレーザーを照射しますが、粘膜表面を傷つけてしまう心配はありません。
レーザー照射により、組織再生を促すことで、唇がふっくらしていきます。

リップレーズのメリット・デメリット
リップレーズのメリットは、レーザーだけで唇にボリュームを出すことができる点です。ダウンタイムもほぼなく、受けていただきやすい施術でしょう。
注入による施術に抵抗がある方にもおすすめです。
デメリットは、1回で満足できる効果が得られない可能性があることと、効果の持続には定期的な施術が必要となる点です。
リップレーズのメリット
リップレーズのメリットは、レーザーのみで唇をふっくらボリュームアップさせることができるため、ダウンタイムや痛みがほとんんどないことと、ボリュームアップだけでなく色味も改善できることです。
痛みやダウンタイムがほぼない
リップレーズは、唇の内側からレーザーを照射します。
施術中に少しだけピリピリしますが、強い痛みはありません。
施術直後から、リップや口紅の使用も可能、飲食もしていただけるため、日常生活に支障をきたすことなく受けることができます。
ボリュームアップだけでなく色味改善効果も
リップレーズは、施術直後から唇のハリを感じることができますが、血行が促進されることにより、唇の色も綺麗になります。
紫っぽくなっている唇も、赤みが鮮やかになるため、顔全体の印象も明るく見えるでしょう。
リップレーズのデメリット
リップレーズのデメリットは、効果が半永久的ではないということです。
効果の持続は半年から1年ほどです。効果を維持していくためには、定期的な照射が必要となります。
また、唇の状態によっては、1回で十分満足できる効果を得られないこともあり、その場合は3回ほど続けて受けるのがおすすめです。
リップレーズがおすすめな人
- 注入治療ではない方法で唇をふっくらさせたい
- 唇が薄く厚みがない
- 唇の縦じわが気になる
- 唇の血色が悪い
- 若々しい唇になりたい
リップレーズの期待できる効果

リップレーズは、痛みもなく、レーザーの照射時間は15分程度と短時間で行えるため気軽に受けていただける施術です。
当院では、フォトナレーザーを使用してリップレーズの施術を行っております。
レーザーによりコラーゲンの産生が活性化され、ふっくら弾力のある唇になるだけでなく、血流が改善されることにより、くすみが取れた明るい唇になるというダブルの効果を期待できます。
施術直後から、唇の色の明るさ、ハリ、ツヤ感、ボリュームなどを実感していただける施術です。
リップレーズの副作用・リスクについて
リップレーズの副作用・リスク
リップレーズは、フォトナレーザー(エルビウムヤグレーザー)を唇の内側(粘膜側)から照射することで、組織のコラーゲン産生を促進させ、唇をふっくらとさせる治療です。注入治療ではないため、注入に抵抗がある方にもおすすめの施術です。レーザー照射により、唇のボリュームアップだけでなく、縦じわの解消、ハリやツヤ感の向上、血流改善による血色の改善も期待できます。痛みやダウンタイムがほとんどなく、短時間で行える施術ですが、以下のような副作用・リスクがあります。
施術に伴う一般的な副作用・リスク:
- ピリピリとした刺激感:施術中、唇にピリピリとした軽い刺激感を感じることがあります。強い痛みではなく、通常は麻酔なしで施術可能です。
- 軽度の赤み・熱感:施術後、唇に軽度の赤みや火照り感が生じることがあります。通常は数時間から数日で落ち着きます。
- 軽度の腫れ:施術後、唇に軽度の腫れが生じることがあります。通常は数日で軽減します。
- 乾燥:施術後、一時的に唇が乾燥しやすくなります。リップクリームなどでの保湿が推奨されます。
- 違和感:施術後数日間、唇に軽度の違和感を感じることがあります。
その他のリスク:
- 効果の個人差:治療の効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。また、もともとの唇の状態により効果が異なります。
- 効果不足:1回の施術では十分な効果が得られない場合があります。唇の状態によっては、3回ほど続けて受けることが推奨されます(通常2〜4週間おきに3〜5回)。
- 効果の持続期間:効果の持続期間は個人差がありますが、半年〜1年程度です。効果を維持するためには、定期的な施術が必要です。
- 粘膜の一時的な変化:レーザー照射により、唇の粘膜に一時的な色の変化や質感の変化が生じることがありますが、通常は時間とともに正常に戻ります。
- 血色の変化:血流改善により、施術直後から唇の血色が良くなることがありますが、この変化に驚かれる方もいらっしゃいます。通常は自然で健康的な赤みです。
- 感染:極めて稀ですが、施術後に細菌感染が生じるリスクがあります。
- 火傷・粘膜損傷:極めて稀ですが、適切でない照射により火傷や粘膜損傷が生じる可能性があります。
- ヒアルロン酸注入との効果の違い:リップレーズはコラーゲン産生を促す治療のため、ヒアルロン酸注入と比較すると、ボリュームアップの程度は緩やかで自然な仕上がりとなります。より大きなボリュームアップを希望される場合は、ヒアルロン酸注入の方が適している場合があります。
治療を受けられない方・注意が必要な方
以下の方は治療を受けられない、または医師との十分な相談が必要です:
- 妊娠中・授乳中の方
- 唇や口腔内に炎症や傷がある方
- 唇や口腔内に感染症がある方
- 口唇ヘルペスの既往がある方(再発のリスクがあります。予防内服をお勧めする場合があります)
- 口唇ヘルペスが活動期の方
- ケロイド体質の方
- 光線過敏症の方
- 光感受性を高める薬を服用中の方
- 重度の全身疾患をお持ちの方
- てんかんの既往がある方
- 唇にヒアルロン酸などの注入物がある方(施術時期により制限があります。医師にご相談ください)
- 唇に刺青(アートメイクを含む)がある方
- その他、医師が不適切と判断した方
施術後の注意事項
- 保湿:施術後は唇が乾燥しやすくなるため、リップクリームなどで十分な保湿を行ってください。
- 紫外線対策:施術後は唇が敏感になっているため、外出時はUVカット効果のあるリップクリームの使用が推奨されます。
- 刺激物の制限:施術当日は、熱すぎる飲食物、辛いものなど、唇を刺激するものは控えることが推奨されます。
- こすらない:施術後は唇を強くこすったり、刺激したりしないでください。
- リップ・口紅:施術直後から使用可能ですが、唇に刺激を与えないよう優しく塗布してください。
- 飲食:施術直後から可能ですが、施術当日は刺激物を避けることが推奨されます。
- 飲酒・激しい運動:施術当日は、血行が良くなる行為(飲酒、激しい運動、サウナなど)は控えてください。腫れや赤みが悪化する可能性があります。
- 口唇ヘルペスの予防:口唇ヘルペスの既往がある方は、施術の刺激により再発する可能性があります。予防内服をお勧めする場合がありますので、医師にご相談ください。
- 他の美容施術:施術後一定期間は、唇への他のレーザー治療や注入治療などの施術は避けてください。詳細は医師にご相談ください。
- 異常を感じた場合:赤みや腫れが長引く、痛みが強い、水疱ができた、ヘルペスの兆候があるなど、気になる症状がある場合は速やかにクリニックにご連絡ください。
ダウンタイムについて
- 施術時間:レーザー照射時間は15分程度
- 麻酔:通常は麻酔なしで施術可能です
- 痛み:施術中にピリピリとした刺激を感じる程度で、強い痛みはありません
- 赤み・熱感:数時間から数日程度
- 軽度の腫れ:数日程度
- ダウンタイム:ほぼありません。日常生活に支障をきたすことなく受けることができます
- リップ・口紅:施術直後から使用可能
- 飲食:施術直後から可能(刺激物は当日避けることが推奨されます)
- 効果発現:施術直後から唇の血色の明るさ、ハリ、ツヤ感を実感していただけます。ボリュームアップ効果は徐々に現れます
- 推奨回数:1回でも効果を実感できますが、2〜4週間おきに3〜5回受けることで、よりしっかりとした効果が期待できます
効果と持続期間について
- 唇のボリュームアップ:レーザーによりコラーゲンの産生が活性化され、ふっくら弾力のある唇になります。注入治療ではないため、自然な仕上がりです
- 縦じわの解消:唇の縦じわが目立たなくなり、滑らかな唇になります
- ハリ・ツヤ感の向上:コラーゲン産生により、唇にハリとツヤが出ます
- 血色の改善:血流が改善されることにより、くすみが取れた明るい唇になります。紫っぽい唇も、赤みが鮮やかになり、顔全体の印象も明るく見えます
- 即効性と持続性:施術直後から血色、ハリ、ツヤ感の改善を実感できます。ボリュームアップ効果は徐々に現れます
- ダブルの効果:ボリュームアップと血色改善という2つの効果を同時に得られます
- 持続期間:効果の持続期間は個人差がありますが、半年〜1年程度です
- 定期的なメンテナンス:効果を維持するためには、定期的な施術が必要です
- 注入治療との比較:ヒアルロン酸注入と比較すると、ボリュームアップの程度は緩やかで自然な仕上がりとなります。注入に抵抗がある方に最適です
人中短縮レーザーについて
当院では、リップレーズと併せて「人中短縮レーザー」も行っております。これは鼻の下(人中)にレーザーを照射することで、人中の長さを短く見せる効果が期待できる治療です。リップレーズと組み合わせることで、より若々しい口元を実現できます。
人中短縮レーザーの副作用・リスクは、リップレーズとほぼ同様です。詳細については、診察時に医師よりご説明いたします。
使用する医療機器について
当院では、フォトナレーザー(エルビウムヤグレーザー)を使用してリップレーズ治療を行っています。フォトナレーザーは、ヨーロッパやアメリカで広く使用されており、安全性と有効性が確認されている医療機器です。
※使用する医療機器は、国内未承認医療機器です。日本国内においては、医薬品医療機器等法上の承認を受けていませんが、医師の責任において使用しております。詳細については、診察時にご説明いたします。
※症状の出現や程度、効果の現れ方や持続期間には個人差があります。もともとの唇の状態により効果が異なります。詳細については診察時に医師より丁寧にご説明いたします。ご不明な点や不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。リップレーズは、注入治療に抵抗がある方でも、ダウンタイムが少なく気軽に受けられる唇の若返り治療です。レーザーのみで、ボリュームアップ、縦じわ改善、血色改善というダブルの効果が期待でき、痛みもほとんどありません。施術時間も15分程度と短時間で、施術直後からリップや口紅の使用、飲食も可能です。日常生活に支障をきたすことなく、若々しく魅力的な唇を手に入れることができます。
リップレーズのよくある質問
Qリップレーズは痛いですか?施術後に制限はありますか?
- A
Qリップレーズとヒアルロン酸注入はどう違いますか?
- A
リップレーズはレーザーを唇に照射して組織のコラーゲン産生を促進させることで、自然にふっくらとさせる施術です。注入治療ではないため、注入に抵抗がある方にもおすすめです。また、ボリュームアップだけでなく、血流改善による唇の色味の改善、縦じわの解消、ハリやツヤ感アップなど、複合的な効果が期待できます。
Qリップレーズの効果はどのくらい持続しますか?何回受ければよいですか?
- A
リップレーズの効果は半年から1年ほど持続します。効果を維持していくためには定期的な照射が必要です。また、唇の状態によっては1回で十分満足できる効果を得られないこともあり、その場合は3回ほど続けて受けることをおすすめしています。施術直後から唇の色の明るさ、ハリ、ツヤ感、ボリュームなどを実感していただけます。
Qリップレーズの施術時間はどのくらいですか?
- A
レーザーの照射時間は15分程度と短時間で行える施術です。痛みもほとんどなく、気軽に受けていただくことができます。当院ではフォトナレーザーを使用してリップレーズの施術を行っております。
Qリップレーズはどのような唇の悩みに効果がありますか?
- A
リップレーズは、唇が薄く厚みがない方、唇の縦じわが気になる方、唇の血色が悪い方、若々しい唇になりたい方におすすめです。レーザーによりコラーゲンの産生が活性化されてふっくら弾力のある唇になるだけでなく、血流が改善されることにより、くすみが取れた明るい唇になるというダブルの効果を期待できます。血色の悪い紫っぽい唇も、赤みが鮮やかになり、顔全体の印象も明るく見えるようになります。
Q効果はどのくらいで実感できますか?
- A
1回でも血色やハリの改善を感じる方が多いですが、2〜4週間おきに3〜5回ほど受けていただくと、よりしっかりとした効果が実感できます。
リップレーズの料金表
| リップレーズ 1回 | 22,000円 |
|---|---|
| リップレーズ 3回 | 61,600円 |
| 人中短縮レーザー 1回 | 33,000円 |
| 人中短縮レーザー 3回 | 92,400円 |

記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
| 2003年 | 山口大学医学部卒業 |
|---|---|
| 2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
| 2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
| 2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
| 2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
| 2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
| 2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
| 2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程所定の単位修得および研修指導認定 |
| 2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
| 2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
| 2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
| 2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |
| 2022年 | いとうらんクリニック四条烏丸 開設 |








