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眼瞼下垂

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上まぶたが十分に開けづらくなる状態のことです。
まぶたを引き上げる眼瞼挙筋のはたらきが弱くなることで生じます。
上まぶたが下がり、視野が狭くなってしまうため、症状が重い方は、日常生活に支障が出てしまいやすいです。

このような眼瞼下垂は、手術によって治療することが可能です。
手術では眼瞼下垂の度合いによってまぶたを切開し、眼瞼挙筋を縫い縮めます。
開きづらいまぶたが開けやすくなることで、視界が広くなるだけでなく、若々しい目元にすることができます。

Dr.RAN’s Comment

若々しい目元を作るお手伝いをいたします。

眼瞼下垂(がんけんかすい)についてらんクリニックの強み

01

形成外科専門医であるらん院長が眼瞼下垂の施術を全例担当

当院院長である医師が、全例の眼瞼下垂の施術を担当いたします。

形成外科専門医のライセンスを取得後、1000件以上の眼瞼下垂の症例を施術しています。

身体構造に対する専門的な知識と経験値をもとに、患者様の満足のいく仕上がりを追求いたします。

Dr.RAN’s Comment

形成外科専門で症例数1000件以上の実績があるので安心してご来院ください

02

一人ひとりに合うデザインを提案

眼瞼下垂施術では、お顔の形やバランスを考慮し、より美しく若々しく見えるように一人一人の容姿に合ったデザインを提案させていただいております。

眼瞼下垂を改善させるという目的だけでなく、より自然で綺麗に見える仕上がりをめざすため、目が開けにくい、視界が狭いというようなお悩みを解決するだけではなく、若々しさも取り戻すことができます。

一度の施術で満足していただけるように、施術前にカウンセリングを重ね、完成デザインを共有して施術へとうつります。

Dr.RAN’s Comment

一人一人に合わせたオーダーメイド手術です。

03

丁寧なカウンセリングで安心

当院のカウンセリングは、およそ30分以上の時間を確保し、わかりやすい施術の説明はもちろん、施術に関するご質問からご不安なことまで丁寧にお話をお聞きしています。

また、どのようになりたいのか患者様のご希望をしっかりとお聞きし、専門的な医師の見解もふくめて、最適な施術のご提案をさせていただいております。

患者様と徹底的に話し合い、施術後の完成イメージを共有することで、患者様が心の底から満足できるような施術を心がけております。

Dr.RAN’s Comment

目元がすっきりして若々しい印象になりますよ。より美しい自分を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

眼瞼下垂の原因とは

眼瞼下垂の原因は、老化とともに筋肉が緩むことで起こる後天性のものと、生まれつき(先天性)のものがあります。

  • 老化とともに筋肉が緩む

    まぶたをあげる筋肉は、上眼瞼挙筋という筋肉です。

    これを支えている腱膜が伸びてしまったり、薄くなることでまぶたを持ち上げる筋肉が緩んでしまい、上まぶたが下がってきてしまいます。

    特に長年ハードコンタクトレンズを使用されている方は、眼瞼下垂になりやすい傾向にあります。

  • 皮膚が被さる

    眼をこする癖がある人は、眼瞼下垂になりやすいです。

    上目瞼挙筋や腱膜が、摩擦で刺激されることで薄くなってしまい、収縮する力が失われてしまうと上まぶたが下がり、皮膚がかぶさりやすくなってしまいます。

    皮膚が多くかぶさってしまうと、視野が狭くなり物が見えにくくなるだけでなく、目元がたるみ老けた印象を与えてしまいます。

  • 生まれつき

    先天性の眼瞼下垂は、生まれつきまぶたを持ち上げる筋肉が弱いことが原因となります。

    また、眼瞼挙筋の働きに関係する神経に異常が生じている場合も、眼瞼下垂の症状があらわれます。

眼瞼下垂のメリット・デメリット

切開して行う手術のため、効果は半永久的に持続されます。

また、切ることでしっかりとした二重のラインができる点もメリットです。

デメリットは、術後に眼が腫れる可能性があることと、ダウンタイムが終わらなければ完成した目元の形にならないということです。

眼瞼下垂のメリット

眼瞼下垂の手術は、まぶたを切開して行います。

そのため、しっかりとまぶたを持ち上げることができ、目元がはっきりするだけでなく二重のラインも綺麗に出ます。

切開するため効果は半永久的に持続されます。

眼瞼下垂のデメリット

眼瞼下垂のデメリットは、切開するため術後に腫れを生じやすいという点です。

術後の腫れや、ダウンタイムは2週間から1ヶ月ほどと個人差があります。

眼瞼下垂がおすすめな人

  • まぶたを開けづらく、視野がせまく感じる
  • まぶたが下がって眠そうといわれる
  • いつも目が閉じかけている
  • 無理にまぶたを開こうとすると額にしわが寄る
  • 若々しい目元にしたい
  • 視野障害や肩こりが起こっている

眼瞼下垂の期待できる効果

眼瞼下垂の手術を行うと、目の開きが良くなるため、黒目がくっきりし、はっきりとした目元になります。
片目だけが眼瞼下垂の場合、左右のアンバランスが解消されて整うため、目元がより綺麗になります。

見た目が良くなるだけでなく、視野障害や眼瞼下垂によって引き起こされる肩こりなどの改善にも効果的です。

眼瞼下垂手術の副作用・リスクについて

手術に伴う一般的な副作用・リスク

術後に生じる可能性のある症状:

  • 腫れ・むくみ:手術部位に腫れやむくみが生じます。通常は術後1〜2週間程度がピークで、その後徐々に軽減しますが、完全に落ち着くまでには1〜3か月程度かかる場合があります。個人差がありますが、初期の腫れは比較的目立ちやすいです。
  • 内出血:まぶたやその周辺に内出血が現れることがあります。通常は1〜2週間程度で自然に吸収されますが、場合によっては3週間程度かかることもあります。内出血は目の下や頬にも広がることがあります。
  • 疼痛(痛み):術後に痛みを感じることがあります。処方された鎮痛剤で管理できる程度のことが多いですが、個人差があります。特に術後数日間は痛みが強く出ることがあります。
  • 赤み:切開部位に赤みが生じます。時間の経過とともに徐々に薄くなりますが、完全に目立たなくなるまでには1〜2か月程度かかる場合があります。
  • 違和感・鈍い感覚:術後しばらくの間、まぶたに違和感、突っ張り感、硬さを感じることがあります。多くの場合、時間とともに改善しますが、完全に馴染むまでには数か月を要することがあります。
  • 目の乾燥感・異物感:術後しばらくの間、目が乾きやすくなったり、ゴロゴロとした異物感を感じたりすることがあります。点眼薬で対処できることが多いです。
  • 涙目:一時的に涙が出やすくなることがあります。通常は時間とともに改善します。

その他のリスク:

  • 瘢痕(傷跡):二重ラインに沿って切開するため、傷跡は目立ちにくいですが、完全に消えるわけではありません。傷跡の治癒過程や目立ち具合には個人差があります。適切な切開技術と丁寧な縫合により、できる限り目立たないよう配慮しますが、体質により肥厚性瘢痕が生じる可能性もあります。
  • 左右差:もともとの目の形状や手術による腫れの程度により、左右の仕上がりに差が生じる可能性があります。手術では可能な限り左右対称になるよう配慮しますが、完全な左右対称は困難です。腫れが引いた後も左右差が気になる場合は、修正手術が必要になることがあります。
  • 二重ラインの不整・希望と異なる二重幅:二重のラインが希望と異なったり、左右で幅が違ったり、ラインが不自然になったりする可能性があります。
  • まぶたの開き具合の調整不足:術後のまぶたの開き具合が予定より大きかったり、小さかったりする可能性があります。開きすぎた場合は目が閉じにくくなることがあり、開きが不十分な場合は追加の手術が必要になることがあります。
  • 兎眼(まぶたが完全に閉じない状態):稀に、術後にまぶたが完全に閉じにくくなることがあります。軽度の場合は時間とともに改善しますが、重度の場合は治療が必要になることがあります。
  • 感染:手術部位に細菌感染が生じるリスクがあります。清潔な環境での手術と適切な術後管理により予防しますが、万が一感染が疑われる場合は速やかに治療が必要です。
  • 眼瞼外反・眼瞼内反:稀に、まぶたの縁が外側や内側に反り返ることがあります。多くは軽度で時間とともに改善しますが、症状が続く場合は追加の処置が必要になることがあります。
  • まつ毛の向きの変化:手術により、まつ毛の生え方や向きが変わることがあります。
  • 視力への影響:極めて稀ですが、手術により視力に影響が出る可能性があります。
  • 知覚鈍麻(感覚の鈍り):手術部位やその周辺の感覚が一時的に鈍くなることがあります。多くの場合、数週間から数か月で回復しますが、稀に長期間持続することがあります。
  • 効果の個人差:手術の効果や満足度には個人差があります。期待した仕上がりにならない場合や、さらなる調整を希望される場合は、追加の手術が必要になることがあります。
  • 後戻り:時間の経過とともに、再びまぶたが下がってくる可能性があります。加齢による変化や、組織の弛緩などが原因です。
  • アレルギー反応:麻酔薬や縫合糸などに対してアレルギー反応が生じる可能性があります。
  • 血腫:手術部位に血液が溜まる血腫が形成されることがあります。軽度の場合は自然に吸収されますが、大きな血腫の場合は除去が必要になることがあります。
  • 眼球損傷:極めて稀ですが、手術中に眼球が損傷するリスクがあります。

手術を受けられない方・注意が必要な方

以下の方は手術を受けられない、または医師との十分な相談が必要です:

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 重度の全身疾患をお持ちの方
  • 出血性疾患のある方、血液をサラサラにする薬を服用中の方
  • ケロイド体質の方
  • 重度の糖尿病の方
  • 心疾患のある方
  • 麻酔薬に対してアレルギーのある方
  • 眼の病気(緑内障、白内障、網膜剥離など)がある方
  • ドライアイが重度の方
  • 眼の手術を最近受けた方
  • 甲状腺疾患のある方
  • 重症筋無力症などの神経筋疾患のある方
  • 精神疾患により治療内容や結果への理解が困難な方
  • 未成年の方(保護者の同意が必要です)
  • 非現実的な期待をお持ちの方
  • その他、医師が不適切と判断した方

術後の注意事項

  • 術後1週間程度は、飲酒、激しい運動、サウナ、長時間の入浴を控えてください。洗顔・洗髪は翌日から可能ですが、患部を強くこすらないようにしてください。
  • 術後は手術部位を清潔に保ち、医師の指示に従ってケアを行ってください。
  • 処方された抗生剤や鎮痛剤、点眼薬は指示通りに使用してください。
  • 術後しばらくは、目を強くこすったり、押したりしないでください。
  • うつ伏せで寝ることは避け、できるだけ仰向けで頭を高くして休んでください。腫れの軽減に効果的です。
  • 術後数日間は、患部を冷やすことで腫れや内出血を軽減できます。ただし、冷やしすぎには注意してください。
  • コンタクトレンズの使用は、医師の許可が出るまで控えてください。通常は抜糸後から可能です。
  • メイクは抜糸翌日から可能ですが、傷跡には注意が必要です。アイメイクは慎重に行ってください。
  • 紫外線対策を十分に行ってください。サングラスの着用もおすすめです。
  • 車の運転は、視界が十分に確保できるようになってから行ってください。術後数日は控えることをおすすめします。
  • 気になる症状が続く場合や、異常を感じた場合は速やかにクリニックにご連絡ください。

ダウンタイムについて

  • 抜糸:通常、術後5〜7日目に抜糸を行います。
  • 腫れのピーク:術後2〜3日がピークで、その後徐々に軽減します。
  • 内出血:1〜2週間程度で目立たなくなることが多いです。
  • メイク:抜糸翌日から可能ですが、アイメイクは慎重に行ってください。
  • コンタクトレンズ:通常は抜糸後から使用可能です。医師の指示に従ってください。
  • 完成までの期間:最終的な仕上がりは、術後1〜3か月程度で安定します。腫れの引き方や組織の馴染み具合には個人差があります。
  • 日常生活:デスクワークなどの軽い活動は翌日から可能ですが、腫れや内出血が目立つ期間があります。外出時はサングラスやマスクでカバーすることをおすすめします。
  • ダウンタイムの程度や期間には個人差があり、切除範囲や術式によっても異なります。

効果と持続期間について

  • 眼瞼下垂手術は、眼瞼挙筋を縫い縮める外科的処置のため、効果は長期的に持続することが期待できます。
  • ただし、加齢による変化、まぶたをこする癖、ハードコンタクトレンズの長期使用などにより、時間の経過とともに再びまぶたが下がってくる可能性があります。
  • 手術の効果や満足度には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
  • 医師の診察により、患者様に適した術式や治療計画をご提案いたします。

修正手術について

手術後の仕上がりに満足できない場合や、左右差が気になる場合、まぶたの開き具合を調整したい場合など、修正手術を検討することがあります。ただし、修正手術は初回手術よりも難易度が高く、リスクも増大する可能性があります。修正手術の可否や方法については、十分な期間をおいて組織が安定してから(通常は3〜6か月後)、医師と相談の上で判断します。

保険適用について

眼瞼下垂手術は、一定の基準を満たす場合、保険適用となることがあります。視野障害の程度や日常生活への支障など、医学的に必要と判断される場合が対象となります。ただし、主に美容目的の場合は自由診療(保険適用外)となります。保険適用の可否については、診察時に医師が判断し、ご説明いたします。

費用について

自由診療の場合、片側か両側かにより費用が異なります。また、他の手術(二重手術、たるみ取りなど)と同時に行う場合は、それぞれの費用が加算されます。詳細な費用については、診察時に医師よりご説明いたします。

使用する医療機器・材料について

本手術で使用する縫合糸や麻酔薬などについては、診察時にご説明いたします。国内未承認のものを使用する場合は、その旨を事前にお伝えし、同意をいただいた上で使用いたします。

※症状の出現や程度、ダウンタイムの長さには個人差があります。術式によってもリスクや注意事項が異なります。詳細については診察時に医師より丁寧にご説明いたします。ご不明な点や不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。1000件以上の実績を持つ形成外科専門医が、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの手術を行い、より自然で美しい仕上がりを目指します。

眼瞼下垂のよくある質問

眼瞼下垂の料金

片側 264,000
両側 440,000

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科
日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA.
(Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長
2022年いとうらんクリニック四条烏丸 開設

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