「切りすぎない」デザインと術後リアルな経過 【治療名:小陰唇縮小術】
- 「切りすぎない」デザインで、生理的な保護機能を守りつつ自然な見た目を実現します。
- 独自技術「クリアカット法」により、術後の断面が厚くならず滑らかな質感に仕上がります。
- 極細の「溶ける糸」を使用しつつ、1週間で抜糸を行うことで糸の跡を残さず美しく整えます。
- 手術時間は約30〜60分。2日目から仕事復帰が可能で、日常生活への影響は最小限です。
- 下着の擦れや痛みなどの物理的ストレスだけでなく、ニオイや蒸れの悩みも同時に解消します。
- 院長・スタッフ全員が女性。デリケートな悩みも安心して相談できる体制を整えています。
「誰にも言えない」その悩み、実はとても多い。
自転車のサドルにまたがった瞬間の痛み。スキニーパンツやデニムが食い込む不快感。水着や下着を選ぶたびに感じる憂鬱……。
こうした日常のストレスを、10年以上ひとりで抱えてきた女性が、実はたくさんいらっしゃいます。
「婦人科のことだから誰にも相談できない」「こんなこと、気にする自分がおかしいのかも」
そう思い込んで、ずっと我慢してきた方も少なくありません。
でも、それは決しておかしいことではありません。小陰唇の形や大きさは人によって大きく異なり、それが原因で物理的な痛みや衛生面の悩みが生じることは、れれっきとした医学的な問題です。
今回は、当院・いとうらんクリニック四条烏丸で実際に行った小陰唇縮小術の症例をもとに、「どのように切除ラインを決めるのか(デザイン)」と「術後のリアルな経過」を、包み隠さずお伝えします。
症例紹介:20代後半女性の場合
患者様詳細
| 年代 | 20代後半 女性 |
|---|---|
| お悩み | 下着の擦れ・黒ずみ・左右差 |
| 施術内容 | 小陰唇縮小術 + 副皮除去術 |
症状
診察してみると、左側の小陰唇が副皮(ふくひ)と繋がって大きく伸びており、これが擦れや痛みの直接的な原因になっていることがわかりました。また、左右の大きさの差が黒ずみの左右差にもつながっていました。
「副皮(ふくひ)」とは、小陰唇の周囲に存在する皮膚のひだのことを指します。
小陰唇と副皮を合わせて除去することで、見た目のスッキリ感と衛生面の改善が同時に期待できます。

「切りすぎない」ことが最大のこだわり
小陰唇縮小術において、私が最も重視しているのは「どれだけ切るか」ではなく、「どれだけ自然に残すか」という視点です。
「切りすぎてしまうと機能的な問題が生じる。残しすぎると満足度が下がる。この数ミリの調整が、私のこだわりです。」
小陰唇や副皮には、外部からの刺激を和らげる「生理的な保護機能」があります。
形を整えることが目的ではあっても、機能を損なうほど取り除いてしまうのは本末転倒です。
当院では、解剖学的な知識と豊富な形成外科的経験をもとに、お一人おひとりの形や大きさに合ったデザインラインを丁寧に設定しています。
クリアカット法とは
当院が採用している「クリアカット法」は、切除面を薄く削ぎ切りすることで、術後の断面が分厚くなるのを防ぐ技術です。
通常の切除では、切り取ったあとの縁がボテッと厚みをもってしまうことがありますが、この方法により術後も自然でなめらかなラインを実現できます。元々の組織の厚みには個人差がありますので、削ぎの角度はお一人おひとりに合わせて調整しています。

傷跡へのこだわり:「溶ける糸」でも抜糸する理由
傷跡の美しさにも、私たちは強いこだわりをもっています。
当院では、縫合に「吸収性縫合糸(溶ける糸)」と「極細の糸」を使用しています。これは感染リスクを下げ、繊細な部位に負担をかけにくい選択です。
ただし、当院では、溶ける糸を使用しているにもかかわらず、術後1週間で抜糸を行うという点です。
なぜ溶ける糸なのに抜糸するの?
吸収性縫合糸が完全に溶け切るまでには、通常およそ2ヶ月かかります。その間ずっと糸が残っていると、皮膚に糸の跡がついてしまうリスクがあるのです。
そのため当院では、溶ける糸の「感染しにくい」という利点を活かしつつ、1週間というタイミングで糸を取り除くことで、よりきれいな仕上がりを追求しています。
切り方と縫い方、その両方に当院の工夫があります。
術後の経過とダウンタイム:リアルなスケジュール
「仕事はいつから行けますか?」「どのくらい痛いですか?」
カウンセリングで最も多くいただく質問です。ここでは、術後の流れをリアルにお伝えします。
| 時期 | 状態・過ごし方 |
|---|---|
| 手術当日 | 手術時間は約30分〜1時間。術後はしばらく院内でお休みいただき、そのまま歩いてご帰宅いただけます。 |
| 翌日 | 念のためお休みをおすすめしています。痛み止めは処方しますが、痛みが強くなければ服薬の必要はありません。 |
| 2日目〜 | 仕事に戻られる方が多いです。生理用ナプキンをガーゼ代わりに約1週間当てて過ごしていただきます。 |
| 1週間後 | 抜糸(約10分程度)。これ以降、日常生活への制限はほぼなくなります。 |
術後の変化:物理的なストレスが消える
手術により余分な組織がなくなることで、下着への擦れや自転車での痛みが解消されます。衛生面でも、蒸れや匂いが改善されるとおっしゃる方が多いです。
さらに、見た目のコンプレックスが解消されることで、精神的な変化を実感する方も多くいらっしゃいます。
「温泉や旅行を、もう躊躇なく楽しめるようになりました」
「パートナーとの関係が、自然と変わった気がします」
婦人科形成は、単なる美容整形ではありません。毎日の「不快」から解放され、自分らしく生きるための医療です。
女性スタッフのみ。だから、安心して話せる
デリケートな部位だからこそ、「男性医師には診せたくない」「相談するのが恥ずかしい」そう感じる方は少なくありません。
いとうらんクリニック四条烏丸は、院長をはじめスタッフ全員が女性です。羞恥心に配慮したプライベートな空間で、安心してご相談いただけます。
「まだ迷っている」「本当に手術が必要なのか知りたい」そんな段階でも、まずはカウンセリングにお越しください。あなたの悩みを正直にお聞きし、最適な治療をご提案します。
一人で抱え込まないでください。あなたの悩みに、きちんと向き合います。
※ 本施術には、出血・感染・感覚変化・瘢痕形成などのリスクが伴います。
※ 効果・回復期間には個人差があります。
※ 詳細はカウンセリング時に担当医より説明いたします。
参考のYouTubeはこちら
より詳しい解説は以下の動画でもご確認いただけます。

記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
| 2003年 | 山口大学医学部卒業 |
|---|---|
| 2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
| 2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
| 2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
| 2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
| 2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
| 2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
| 2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
| 2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
| 2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
| 2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
| 2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |
| 2022年 | いとうらんクリニック四条烏丸開設 |




