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小陰唇縮小術のダウンタイムでよくある症状とは?ダウンタイムの期間や過ごし方も紹介!

小陰唇縮小術とは、さまざまな原因で肥大化してしまった小陰唇を最適な形状に整える施術のことです。

施術を受けることで、小陰唇が下着と擦れたり嫌なニオイが気になったりする悩みを解消できます。

これから小陰唇縮小術を検討している方は「施術後のダウンタイムが怖い」「ダウンタイム中はどう過ごせばいいの」と悩んでいるのではないでしょうか。

今回は、小陰唇縮小術のダウンタイム症状や期間、ダウンタイム中の正しい過ごし方について紹介します。

小陰唇縮小術のダウンタイムについて不安を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

小陰唇縮小術でよくあるダウンタイム


小陰唇縮小術は、余分な皮膚を切り取る施術です。

メスを使用するため、痛みや腫れ、出血などのダウンタイムが起こります。

施術によるダウンタイムはどんな症状が起こるのか、詳しくみていきましょう。

痛み

小陰唇縮小術の最中は麻酔をするため、痛みがほとんどありません。

しかし、麻酔が切れると施術部分に痛みを感じる場合があります。

しみるような痛みや突っ張っている痛みが施術後から3日ほど続きます。

特に施術した翌日は、痛みが強くでることが多いため、家で安静に過ごした方が良いでしょう。

当院では痛み止めを処方しています。

腫れ

小陰唇縮小術で内部に血が溜まると、「血腫(けっしゅ)」という血の塊ができる場合があります。

この症状は、施術でメスを使用する施術で起こることが多いです。

腫れが小さければ、すぐに体内へ吸収されるため、あまり気にする必要はありません。

ただし、腫れが大きい場合は吸収されるまでに時間がかかり、皮膚が伸びてしまう可能性があります。

血腫が大きい場合は、傷口から血の塊を除去することもありますので、一度クリニックへ相談しましょう。

出血

施術後は、小さいナプキンで収まる程度の出血が1週間ほど続きます。

抜糸をする場合は、手術から1週間経過してから行います。

出血している時は、ガーゼやナプキンで軽く圧迫しておくことが大切です。

小陰唇縮小術のダウンタイム期間

小陰唇縮小術のダウンタイム期間は、3日〜2週間ほどです。

ダウンタイムの症状 ダウンタイム期間
痛み 3日ほど
腫れ 2週間ほど
出血 3日~1週間ほど

ただし、症状や個人の体質によって変わります。

また、ダウンタイムが終わっても完全に傷がふさがるまでは、性交渉を控えましょう。

目安としては1ヶ月ほどです。

小陰唇縮小術のリスク

小陰唇縮小術は、傷跡ができたり感染症になったりするリスクがあります。

これから施術を受ける方は、リスクについて把握しておきましょう。

傷跡ができる

小陰唇縮小術は、肥大化してしまった部分をメスで切り取るため、陰部に傷跡ができます。

ただし、施術部分はほかの人から見えにくい場所であり、傷の治りも比較的はやいです。

施術から1ヶ月ほどは、傷の周りが硬くなりますが、半年たつと柔らかくなってきます。

傷跡が目立たなくなり、周りの皮膚も柔らかい状態になれば、施術完了です。

感染症になりやすい

小陰唇縮小術は傷ができているため、外部からの刺激に弱くなっています。

そのため、施術部分の衛生環境が悪いと、思わぬ病気や感染症になりかねません。

リスクを最小限にするために、施術の傷が完全に治るまでは、キレイな状態を保ちましょう。

患者さんの中には、「施術部分を触るのが怖い」と洗うのをためらっている方もいますが、しっかりとケアを行うことが大切です。

ダウンタイム中の過ごし方

ダウンタイム中は、安静にしておくことが大切です。

間違った行動をすると、傷口が広がったりダウンタイム期間が延長したりするため、身体に悪影響を及ぼします。

ここでは、正しいダウンタイムの過ごし方を詳しく紹介します。

お風呂はシャワーで済ます

ダウンタイムで出血がある場合は、シャワーのみOKです。(施術翌日から)

出血がおさまったら湯船に浸かっても問題ありません。

施術部分は、やさしく丁寧に洗いましょう。

ボディーソープを泡立てると洗いやすいです。

小陰唇縮小術に詳しいクリニックの場合は、施術後のケアについて指導してもらえることもあります。

運動・飲酒・喫煙を控える

激しい運動や飲酒は血行を促し、出血しやすく、血腫ができるリスクが増します。

また、喫煙は傷口の血行不良を起こしやすく、傷口が閉じづらくなってしまいます。

傷口にトラブルが生じると、傷跡がきれいに仕上がらないので、気を付けましょう。

施術から2週間ほどは安静に過ごし、アルコールやニコチン摂取を控えてください。

性交渉をしない

施術直後に性交渉をすると、傷口が開いて出血したり、感染症にかかる原因になります。

お休みする期間は施術方法によって変わりますが、おおよそ1ヶ月ほどです。

バイクや自転車を利用しない

バイクや自転車は跨る必要があるため、施術部分が擦れやすいです。

治りかけの状態だと大きな負担になり、痛みを感じたり腫れたりする可能性があります。

傷を悪化させないためにも、施術から1ヶ月間はバイクや自転車の利用を控えましょう。

施術部分を清潔にする

施術直後は、患部がデリケートな状態であるため、感染症になりやすくなっています。

1週間前後は、下の行動を意識して感染症のリスクを回避しましょう。

  • 出血がある間は生理用ナプキンを使用する
  • トイレで尿や便が傷口に付かないようにする。
  • 付いた場合は、ウォッシュレットを使用し、トイレットペーパーでやさしく拭く

小陰唇縮小手術のダウンタイムは1~2週間ほど


小陰唇縮小術を行うと、痛みや腫れ、出血が1週間ほど続きます。

また、施術後は傷が残ったり感染症にかかるリスクがあるため、アフターケアが大切です。

傷口が開くような行動は控え、性交渉は施術から1ヶ月ほど経ってからにしましょう。

小陰唇縮小手術を1,000件以上行っている「いとうらんクリニック四条鳥丸」では、患者さん1人1人の症状に合わせたオーダーメイド施術をご提案しています。

施術は女性の医師やスタッフが対応しており、プライバシー重視の環境が整っています。

ご予約やご相談は、公式サイト公式LINEから受付中です。

誰にも相談できず1人で悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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