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ピコレーザーはどんなリスクがあるの?失敗しないために事前対策をしよう!

「ピコレーザーはどんなリスクがあるの?」

「失敗したらどうすればいいの?」

「事前にリスクを回避するための方法を知りたい!」

ピコレーザーについて、こんな疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

美容医療には少なからずリスクがあるため、事前に理解しておくことが大切です。

この記事では、ピコレーザーのリスクや失敗した時の対処法、リスクを回避する方法について紹介します。

ピコレーザーで悩みを解消したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ピコレーザーのリスク


ピコレーザーは従来のレーザー治療よりも照射時間が短いため、ダウンタイムやリスクが軽減されています。

しかし、リスクが全くないわけではありません。

ピコレーザーで起こるリスクを理解して、施術を検討しましょう。

色素沈着

ピコスポット照射後、2週間から1ヶ月ほど経つと炎症色素沈着を起こす場合があります。

シミが再び現れたと思われる方も多いですが、一時的に色素沈着しているだけです。

数カ月ほどで自然に薄くなる場合がほとんどですが、ご心配な方は、ピコトーニングの施術を行うことで、色素沈着を回避することが可能です。

また、同時にピコトーニングにより肝斑の治療もできるので、オススメです。

また、ピコスポットやピコフラクショナルは肝斑部分に当てると悪化してしまうため、色素沈着の原因にもなります。

肌の炎症

レーザー治療を受けた後は、肌が軽くやけどしている状態になります。

施術からしばらくは、赤みやむくみ、痛みが起きる場合がありますが、ほとんどは数日で治まります

一時的にステロイド軟膏を使用することもあります。

ただし、数日後も症状が続く場合は肌に異常が起きている可能性があるため、クリニックへ相談してください。

原因は、レーザーの出力が強すぎたり、施術が肌に合わなかったりすることがあげられます。

ピコレーザーで失敗してしまった時の対処法

実際にピコレーザーを受けて、色素沈着が起きたり赤みや痛みが続いたりした場合の対処法について、気になる方もいるのではないでしょうか。

ピコレーザーで失敗した時に役立つ対処法を知って、施術への不安を少しでも取り除きましょう。

自然に治まるのを待つ

施術の炎症による色素沈着の場合、半年から1年ほどで自然と消えることがほとんどです。

そのまま普通に過ごしていても問題ありませんが、炎症を抑えるために薬やスキンケア、保湿を行うと色素沈着が収まりやすくなります。

1年以上経っても色素沈着が治まらない場合は、肌の内側に問題がある可能性があるため、クリニックで診てもらいましょう。

薬を服用する

クリニックによっては、炎症による色素沈着を落ち着かせるために薬を処方してもらえることがあります。

色素沈着をするために処方される主な薬は「ハイドロキノン」と「トレチノイン」です。

ハイドロキノン 色素沈着の原因であるメラニンの生成を抑える
トレチノイン 肌のターンオーバーを促し、メラニンを外へ排出しやすくする

ただし、トレチノインは効果が強いため、用法用量をきちんと守ってください。

繰り返し施術を受ける

ピコレーザーは1回の施術でも効果を実感できますが、シミが濃い場合や肝斑の改善したい場合は繰り返し施術を受けるのが有効です。

ピコトーニングは2週間ほど間隔を空ければ施術が受けられます。

大体5〜10回ほど照射すると肌のターンオーバーが安定し、シミやそばかす、肝斑の悩みから解消されます。

ピコレーザーのリスクを回避する方法

ピコレーザーには色素沈着や肌の炎症をおこすリスクがありますが、事前準備や施術後のケアをしっかり行えば回避できます。

施術のリスクをなるべくおさえたい方は、次に紹介する4つの方法を行いましょう。

紫外線対策をする

施術後の肌は紫外線の影響を受けやすくなっています。

肌が弱っている状態で紫外線を浴びるとメラニンが生成され、色素沈着やシミの再発につながります。

しっかりと予防して、施術効果を高めましょう。

紫外線は、日焼け止め効果が高いクリームや服用タイプの日焼け止めで対策できます。

外出する時は、日傘や帽子を身につけてください。

ターンオーバーを正常にする

ターンオーバーが乱れていると、メラニンを上手く排出できず体内に蓄積されます。

せっかく施術を受けてもメラニンが排出されなければ効果を実感できないため、ターンオーバーを正常にすることを意識しましょう。

ターンオーバーは通常28日前後の周期となっており、生活習慣が大きくかかわっています。

睡眠不足や暴飲暴食、運動不足が続くとターンオーバーが乱れやすくなるため、規則正しい生活を心がけてください。

スキンケアを丁寧に行う

施術後は肌が乾燥しているため、摩擦や刺激に弱くなっています。

スキンケアをする時は、軽く肌に触れる程度の力で行いましょう。

洗顔はしっかりと泡立てて、転がすように洗ってください。

また、刺激が強いスキンケア商品を使うと、肌が荒れてしまいます。

肌の状態が落ち着くまでは、低刺激タイプのスキンケアを使用してください。

アルコールやスクラブ入りのアイテムは控えましょう。

自分に合うクリニックを選ぶ

ピコレーザーはさまざまなクリニックで受けられますが、施術内容や医師の技術力は異なります。

事前にクリニックのホームページや口コミを確認して、自分が安心して施術が受けられるクリニックを選びましょう。

ホームページでは施術の症例や実績が載っている場合があるため、細かく確認してください。

いとうらんクリニック四条鳥丸で受けられるピコレーザーの特徴

いとうらんクリニック四条鳥丸のピコレーザーの特徴は下の通りです。

  • 最新モデル「PicoLo(ピコロ)」を使用して施術をしている
  • フラクショナルがあらゆる深さの凹凸に対応できる
  • 3種類の照射モードを活用してさまざまな肌トラブルを解消
  • ダウンタイムが短い

施術で使用している機械は、アメリカの医療機器認証や厚生労働省の許可を取得しています。

照射出力が安定しやすくパワーがあるため、あらゆる症例に対して柔軟に対応することが可能です。

フラクショナルレーザーは他のピコレーザーとは明らかな差が出ますので、ほかのクリニックで効果が実感できなかった方はぜひ、いとうらんクリニック四条鳥丸へご相談ください。

ピコレーザーのリスクを理解して施術を受けましょう!


ピコレーザーの施術には、色素沈着や肌トラブルを引き起こすリスクが伴います。

自然に解消するのを待つ方法もありますが、薬で対処したり再度施術を受けることで問題を解消することが可能です。

しかし、リスクは事前に回避することもできるため、クリニック選びやアフターケアに力を入れましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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