フォトナレーザーの効果期間は?施術のメリット・デメリットも併せて解説
フォトナレーザーは手軽にフェイスリフトが可能であり、人気の高い施術です。
一方でレーザー治療は複数回継続で行うことが多く、「効果期間はどれくらいなの?」と疑問を抱く人も少なくありません。
本記事ではフォトナレーザーのメリットやデメリット、効果期間などを解説します。
参考にして、今後のスケジュールを見通す助けにしてください。
フォトナレーザーとは?
フォトナレーザーとは、フェイスリフトアップメインのアンチエイジングを目的とした美容整形施術です。
レーザーを用いて施術を行うため、メスなどは使いません。
傷がほとんどなくダウンタイムが短いため、体への負担が軽く、気軽に受けられます。
施術後のダウンタイムの長さや、症状の重さが気になるという人に、特に人気の施術です。
【参考】その他のリフトアップ施術
アンチエイジングを兼ねたフェイスリフトアップには、他にも以下のような施術があります。
- 糸リフト(スレッドリフト)
- 切開リフト
いずれも同様の効果を持ちますが特徴は異なります。
一般的にはレーザーより糸、糸より切開の方がよりアンチエイジング効果が高まります。
反面施術の負担も重く、ダウンタイムが長引く傾向にあります。
ただし、肌のトーンアップ効果を持つのはレーザーのみです。
また、どの施術を受け付けているかはクリニックごとに異なるため、事前の確認が必要です。
フォトナレーザーの効果
フォトナレーザーの効果は以下のとおりです。
- 肌質改善
- たるみ改善
- シワ改善
- 肌のくすみ改善
- 引き締め効果
一回の施術ですべての効果を実感できるのが、フォトナレーザーのポイントです。
6種類の照射方法を切り替えることで、顔のあらゆる部位にアプローチできます。
なお、上記の効果はあくまで施術がもたらす審美性についての効果です。
施術そのもののメリットについては後述します。
フォトナレーザーのメリット
フォトナレーザーのメリットは以下のとおりです。
- ダウンタイムが短い
- 気軽に施術を受けられる
- 顔のどの部位でも対応可能
- さまざまな効果が得られる
効果の高さと負担の軽さ。
この2つを同時に叶えられる、という点がフォトナレーザーの大きなポイントであり、人気の理由でもあります。
ダウンタイムが短い
フォトナレーザーはダウンタイムが短いです。
一般的には、2~5日で症状が落ち着きます。
個人差がありますが、人によってはさらに早く元通りになる人も居ます。
体の負担が気になる人や、仕事などが休めない人。
すぐ人前に出なければいけない人に適しています。
気軽に施術を受けられる
フォトナレーザーはダウンタイムが短く、体への負担が軽いため、気軽に施術を受けてもらえます。
美容整形施術は、「おおがかりなもの」「施術するとすぐにばれる」というイメージが未だに根強く残っています。
そういった不安から施術に踏み切れない人も少なくありません。
しかしフォトナレーザーは、施術時間が短く傷も残らないため、気負うことなく施術を受けられます。
迷っている方は、ぜひ一度お試しください。
顔のどの部位でも対応可能
フォトナレーザーは顔のあらゆる部位に施術可能です。
一般的には頬や口元付近を希望される人が多いですが、おでこやあごの辺り、目の周りや首であっても施術は可能です。
「ここが気になるんだけど施術できる?」という希望がある方は、ぜひクリニックに直接相談してみてください。
さまざまな効果が得られる
フォトナレーザーは、フェイスリフトアップ効果だけでなく、肌質改善やくすみ改善などさまざまな効果を得られます。
一回の施術で同時にいろいろな効果を実感できる点が、フォトナレーザーの大きな魅力です。
そのため、肌の悩みが複数あるという人に適しています。
フォトナレーザーのデメリット
フォトナレーザーのデメリットは以下のとおりです。
- 大がかりな施術よりもやや効果が小さい
- 一回だけでは100%の効果が出ない
- 効果に永続性が無い
大切なことは、これらのデメリットとメリットを比べて、どちらを取るかです。
メリットだけに気を取られるのも良くありませんが、デメリットにばかり目を向けるのも良いことではありません。
メリットとデメリット、どちらも知った上で施術を受けるかどうか検討しましょう。
大がかりな施術よりもやや効果が小さい
フォトナレーザーは、切開を伴うリフトアップや、糸リフトなどに比べると、ややリフト効果が落ちる傾向にあります。
レーザー治療の中では随一の効果を持ちますが、やはり糸リフトなど以上とは言い難いでしょう。
レーザー治療は肌にあえて刺激を与え、肌を活性化させる施術です。
言い換えると施術を受けた人の回復力を利用しているのです。
そのため、糸で引っ張ったりたるみを切除したりなど、外部からアプローチをかける施術と比較すると、アンチエイジング効果は低くなります。
一回だけでは100%の効果が出ない
フォトナレーザーは、一回だけでは100%の効果を発揮できません。
一回だけでも高い効果が見られるのは、事実です。
しかし、一回しか施術を受けていない人と、複数回繰り返している人では、効果の実感度合いにどうしても差が出てしまいます。
続けるかどうかいきなり決められないという方は、一度受けてみてから継続するかどうか決めるのもひとつの手です。
効果に永続性が無い
フォトナレーザーの効果には永続性がありません。
レーザーの効果でフェイスリフトアップし、美しいフェイスラインを手に入れても、残念ながら効果が一生続くことはありません。
その状態をキープし続けるには、定期的に再施術を受ける必要があります。
フォトナレーザーの効果期間
フォトナレーザーの効果期間は、およそ半年から1年ほどです。
あくまで目安であり、個人差があります。
ただし、施術直後から半年もつわけではありません。
施術開始直後は、フォトナレーザーの効果でアンチエイジングが始まったばかりの段階です。
そこから2週間に1回ほどのペースで施術を受け、フェイスリフトの効果がより高まっていきます。
そしてレーザーの効果が安定し始めると、半年から1年に一回のペースで済むようになります。
【参考】フォトナレーザーを途中で止めると
フォトナレーザーを途中で止めるとどうなるの?という質問はたびたび出てきますが、結論から言うと、健康上の問題は何も起こりません。
ただしフォトナに限りませんが、レーザー治療を途中で止めると、効果は段々消えていき、最終的には治療前の状態に戻ります。
もしもそこからまた治療を始めるとなると、再度頻回ペースで通院しなければならなくなるため、その分の時間が余計にかかります。
フォトナレーザーの相談はいとうらんクリニック四条烏丸で
フォトナレーザーは痛みもなく、状態が安定すると効果期間も半年はもつ施術です。
しかし、いざ自分で施術を受けるとなると、疑問や不安が無数に出てきてしまうのも、また自然なことです。
その際は、ぜひいとうらんクリニック四条烏丸にお越しください。
丁寧なカウンセリングで疑問を解決し、納得の上で施術を受けていただけます。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |