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ピコレーザーのダウンタイムが落ち着くのは何日後?効果はいつから実感できる?

ピコレーザーは、さまざまな肌の悩みを解消できる施術です。

特にシミやくすみ、肝斑などを改善するために活用されています。

照射時間が短いため、ダウンタイムが短い特徴がありますが、実際は施術からどれくらいで副作用が落ち着くのか気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ダウンタイムが落ち着くまでの期間や、施術効果について紹介します。

ピコレーザー後の経過や施術効果について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ピコレーザーとは


ピコレーザーとは、シミをつくるメラニンをレーザーで細かく砕く機能を持つ医療機器です。

特定の場所に狙って照射し、ピコ秒という短い時間でメラニンを破壊します。

従来のレーザー治療よりも反応できる色素が増えたため、あらゆるシミ改善が可能です。

また、痛みに弱い方や1回の施術で効果を実感したい方にも向いています。

照射モードは「ピコトーニング」「ピコスポット」「ピコフラクショナル」の3種類です。

ピコレーザーのダウンタイム症状

ピコレーザーの主なダウンタイム症状は、赤みや痛み、かさぶたの3つです。

濃いシミを照射したときなどに、症状が強く現れます。

赤み・痛み

ピコレーザーは照射時間が短いため、肌への負担は少ないですが、軽いやけどのような症状が出ることがあります。

具体的な症状は、ヒリヒリした痛みや皮膚の赤みです。

また、痛みの強さには個人差があります。

かさぶた

大きなシミやハッキリと現れているシミを照射した後は、かさぶたができます。

1〜2週間ほど経過すると自然にポロッと取れるため、自分ではがす必要はありません。

逆に、無理やりはがしてしまうと、後から色素沈着になるリスクが出てきます。

はがれる時期になると、かゆみを感じることもありますが、塗り薬などで対処しましょう。

ダウンタイムの症状が落ち着くのは何日後?

ピコレーザーのダウンタイムが落ち着くまでの期間は下の通りです。

ピコトーニング 数日
ピコスポット 数日~2週間

ピコスポットの方が照射パワーが強いため、シミやくすみを少ない回数で改善できます。

その代わり、ダウンタイムがピコトーニングより長いです。

またピコスポットの場合は、かさぶたができやすく、はがれた後は周りの皮膚と同じ色になるまで目立つことがあります。

施術から1ヶ月ほど経つと周りの皮膚と馴染んできます。

一方で、ピコトーニングは低出力のレーザーを利用しているため、1回で施術効果を実感しづらいです。

しかし肌への負担が少なく、痛みを感じたり、かさぶたになったりすることはほとんどありません

人前に出る機会が多い方は、ピコトーニングで少しずつ改善していくのがオススメです。

ピコレーザーは色素沈着するリスクがある

ピコレーザーを受けてから1ヶ月ほど経過すると、色素沈着が現れる場合があります。

一般的には「炎症後色素沈着」と呼ばれており、やけどやニキビなどで皮膚が炎症したときに起こる症状です。

「施術してシミが消えたはずなのに、薄いシミが出来てしまった」という方は、炎症後色素沈着の可能性があります。

ピコレーザーで色素沈着が起こる原因は、施術によって体内のメラノサイトが反応し、メラニン色素を生成するためです。

色素沈着になりやすい人の特徴

下の項目に当てはまる人は、施術後に色素沈着を起こす可能性が高いです。

  • 日焼けしやすい
  • 肌のターンオーバーが乱れている
  • 無意識に肌を触ってしまう
  • 乾燥しやすい

日焼けをしやすい方は、外からの刺激を受けやすいため、メラニンをどんどん生成します。

また、乾燥をしたり肌に刺激を与えてしまう方は、肌のターンオーバーが乱れがちになり、メラニンが上手く排出されません。

色素沈着が現れたときの対処法

施術後に色素沈着が現れた場合の対処法は、下の通りです。

  • 自然に消えるのを待つ
  • ピコトーニングを行う
  • 薬を処方してもらう

色素沈着は一時的な症状なので、半年から1年ほどで自然に消えます

特に気にならない方は、そのままでも問題ありません。

一方で、色素沈着を早めに解消したいという方は、ピコトーニングを繰り返し行うのがオススメです。

また、いとうらんクリニック四条烏丸では、色素沈着に効果がある薬を処方します。

ピコレーザーの効果

ピコレーザーには、次のような効果があります。

  • シミやくすみ改善
  • 肝斑の改善
  • トーンアップ(美白)
  • 肌質の改善
  • ニキビ跡の改善

3つの照射モードは自由に組み合わせられるため、シミやくすみのほかに、毛穴のひきしめやニキビ跡なども改善できます。

また、治療できる色素が増えたため、改善が難しい肝斑などにも対応できるようになりました。

ピコレーザーの効果は何日後に実感できる?

ピコレーザーの効果が実感できるのは、施術からおよそ2週間後です。

施術後のかさぶたが取れると一緒にシミが消えるため、キレイな肌が手に入れられます。

ただし、ピコトーニングは照射パワーが弱いため、1回では施術効果が実感できません。

2~4週間に1回の間隔で、5回以上施術を受けると効果がしっかりと現れます。

ピコレーザーの効果を高める方法

ピコレーザーの効果を高める方法は、下の通りです。

  • 日焼け対策をする
  • 肌の保湿をする
  • 肌に刺激を与えない
  • 繰り返し施術を受ける

ピコレーザーの後は、肌のバリア機能が低下しているため、紫外線や摩擦などで炎症を起こしやすくなっています。

そのまま放置していると、色素沈着になりシミの改善ができません。

かならず日焼け止めを塗り、外出する時は帽子や日傘で肌を守りましょう

また、施術後の肌は水分不足になりやすいです。

こまめに水分を取り、入浴後や朝のスキンケア後は、しっかりと保湿をしましょう。

いとうらんクリニック四条鳥丸で受けられるピコレーザーの特徴


いとうらんクリニック四条鳥丸のピコレーザーは、最新型の機械「PicoLo(ピコロ)」を取りあつかっています。

PicoLoは、アメリカの医療機器認証や厚生労働省の認可(2020年9月)を取得している機械です。

照射時間にムラがなく、安定して施術部分にレーザーを当てられます。

また、最大の照射パワーが1.1GWもあるため、あらゆる色素性病変にも対応可能です。

ダウンタイムは従来よりも短く、色素沈着のリスクも軽減されています。

ピコレーザーのダウンタイムは2週間ほど

ピコレーザーは、施術から2週間ほどダウンタイムがあります。

ダウンタイム期間は、肌のケアや紫外線対策を行うことが大切です。

また、施術後に色素沈着が起きてしまった場合は、クリニックに相談すると薬を処方してもらえる場合があります。

そのままでも自然に消えますが、早めに対処したい方は、1度クリニックに連絡しましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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