受付時間 10:30~19:00

定休日  月曜日

gotop

コラム

COLUMN

小陰唇にできものが生じる原因とは?治し方も紹介

小陰唇にできものができる原因と対処法
  • 小陰唇のできものはニキビや炎症、感染症などさまざまな原因で発生します。
  • 放置すると悪化する場合があり、早めの受診が望まれます。
  • 自己判断で潰したり薬を使用するのは悪化のリスクを高めます。
  • 治療は原因に応じて抗生物質や手術などが選択されます。
  • 衛生管理や日常のケアが、再発予防に重要です。
  • 不安を感じたら婦人科や美容外科での相談がおすすめです。

小陰唇にできものができていて、原因や治し方が分からず困っている人もいるでしょう。

人に相談しにくい悩みだからこそ、1人で気に病んでしまいがちです。

本記事では、小陰唇にできものが生じる原因と治す方法について詳しく解説します。

また、おすすめの美容クリニックも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

CPバナー


ご予約・お問い合わせはこちらから


小陰唇にできものが生じる原因

小陰唇にできものが生じる原因
小陰唇にできものが生じる原因として、以下の4つが挙げられます。

  • 小陰唇が肥大している
  • 陰毛を自己処理する際にカミソリで傷がついた
  • 外陰部が蒸れている状態が続いている
  • 性器ヘルペスに感染している

どの原因に該当するか自分で判断するのは困難なため、一度美容クリニックで相談することをおすすめします。

小陰唇が肥大している

体質や加齢によって小陰唇が肥大化すると、恥垢が溜まりやすくなってできものができる原因になり得ます。

恥垢とは、女性器のひだの部分に溜まる垢のことです。

また、小陰唇の肥大化は蒸れやかゆみにもつながるため、改善することで快適な生活を送りやすくなるでしょう。

小陰唇の肥大化を治す方法については、後ほど詳しく説明します。

陰毛を自己処理する際にカミソリで傷がついた

デリケートゾーンの陰毛をカミソリで自己処理する際に傷がつき、できものが生じることもあります。

とくに、Iラインを自己処理する場合に小陰唇に傷がついてしまうことが多いです。

外陰部が蒸れている状態が続いている

外陰部の蒸れも、小陰唇にできものができる原因のひとつです。

ナプキンやおりものシートを長時間着用していると、外陰部の蒸れにつながってしまいます。

デリケートゾーンは、身体の他の部位にくらべて蒸れやすい箇所です。

外陰部が蒸れている状態が続くと、できものの原因になるほか性感染症にかかるリスクやかゆみに悩むリスクがあります。

性器ヘルペスに感染している

小陰唇にできものができる原因として、性感染症のひとつである性器ヘルペスに感染している可能性も考えられます。

性感染症といっても、タオルや便座の共有によって感染することもあるため、性行為をしていない人でも該当する場合があります。

とくに、発熱や性器周辺の強い痛みなどの症状が併発している場合は、性器ヘルペスに感染している可能性が高いです。

小陰唇にできものが生じる主な病気

小陰唇にできものが現れる原因は、皮膚の炎症や感染症など多岐にわたります。できものの中には、痛みやかゆみを伴うケースもあるため、自己判断で放置するのは危険です。

また、見た目が似ていても原因は異なる可能性もあるため、症状を正確に判断して適切な治療を受けましょう。ここでは代表的な12の疾患を紹介します。

接触皮膚炎(かぶれ)

接触皮膚炎(かぶれ)とは、下着やナプキンなど、物理的な刺激によって引き起こされる炎症のことです。腫れ以外にも、かゆみや赤み・発疹を伴うケースが多いといわれています。そのため、軽度でもヒリヒリとした痛みを感じるかもしれません。

特に、小陰唇は皮膚が薄く敏感な部位であるため、わずかな刺激でもかぶれてしまう可能性があります。そのため、日頃から低刺激のボディソープを使って洗ったり、通気性の良い下着を着用したりなどしてかぶれを予防しましょう。

ニキビ

ニキビとは、毛穴に皮脂が詰まった結果、毛穴が炎症を起こして膨らんだ状態を指します。ニキビと聞くと、顔や背中にできるイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。

実は、デリケートゾーンもニキビができやすい部位なのです。なぜなら、デリケートゾーンは蒸れやすく、毛穴が詰まりやすいためです。

さらに、細菌も繁殖しやすいため、赤く腫れたり、白く膿をもったりするケースもあります。ニキビが気になるからといって触ったり、つぶしたりするのは厳禁です。触るとかえって炎症が悪化する上、色素沈着が残るおそれもあるため注意してください。

脂漏性角化症(老人性いぼ)

脂漏性角化症(老人性いぼ)とは、元々シミだったものが、いぼ状に盛り上がった状態を指します。良性の腫瘍であるため、病気ではありません。

脂漏性角化症は、顔や首周りに多く見られますが、小陰唇などの外陰部にも起こりうる症状です。痛みやかゆみはめったにないものの、下着との摩擦で刺激を受けると炎症を起こす可能性があるため、注意が必要です。

毛嚢炎・毛包炎

毛嚢炎は、毛穴に細菌が感染して炎症を起こす疾患です。主にアンダーヘアの自己処理で起こるといわれています。なぜなら、小さな傷でも細菌が入り込んでしまうためです。

もし、毛穴の部分がほんのり盛り上がっていたら、それは毛嚢炎または毛包炎のサインかもしれません。悪化すると膿となって痛みも伴うため、早めに対処しましょう。

炎症性粉瘤

粉瘤とは、皮膚の下に袋状の構造ができ、そこに角質や皮脂が溜まる腫瘍のことです。デリケートゾーンに限らず、身体のさまざまな部位にできますが、はっきりとした原因は分かっていません。

粉瘤は中央部分に小さな黒っぽい穴があり、強く圧迫されると古い角質や皮脂が出てくる可能性があります。放置すると悪化するため、早めに婦人科を受診しましょう。

バルトリン腺炎・嚢胞・膿瘍

バルトリン腺炎は、バルトリン腺に細菌が入り込んで炎症を起こした状態を指します。バルトリン腺とは、腟の左右と後ろ側にある小さな腺のことです。バルトリン腺には分泌液を出すための小さな穴があります。

この穴が何らかの理由で詰まり、袋状に腫れた状態が「バルトリン腺嚢胞」です。また、バルトリン腺炎が悪化し、膿が溜まった状態を「バルトリン腺膿瘍」と呼びます。

バルトリン腺嚢胞とバルトリン腺膿瘍まで進行すると、腫れや痛み、発熱を伴うため、早めに婦人科を受診して治療しましょう。

尿道カルンケル

尿道カルンケルとは、尿の出るところからに赤い豆粒のようなできものが発生する症状を指します。外尿道口にあたるため、排尿が困難になるだけではなく、痛みや出血を伴うケースもあります。

尿道カルンケルは、加齢によるエストロゲンの減少や便秘、多産が関係しているため、中高年の女性に多い症状です。無症状の場合はそのままでも問題ないものの、排尿時に不便さを感じたり、日常生活で痛みを感じる場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって発症する性感染症です。腟や肛門、口周辺、陰茎など、感染している部位に触れると、50%以上の確率で感染します。目視できる大きさになるまで2週間〜数ヶ月程度かかるため、感染したことに気づかないケースも少なくありません。

目に見えるようになると、カリフラワー状に盛り上がったり、鶏のトサカのような形に変形したりと、さまざまな形になるのも特徴です。痛みやかゆみが出るケースもあれば、無症状のまま進行するケースもあるため、定期的に婦人科を受診して感染していないか検査してもらいましょう。

梅毒

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が原因の性感染症です。感染初期には小陰唇や膣口に硬いできものが生じます。時間経過と共に消えてしまうため、見過ごしてしまう方も少なくありません。進行すると手のひらや足の裏などに赤い発疹ができ、最終的に内臓や神経に異常が出てきます。

梅毒にはペニシリン系抗菌薬による治療が有効ですが、治療を難航させないためには早期発見が重要です。また、性交渉時にはコンドームを使用し、不特定多数との関係を避けることが感染予防につながります。

萎縮性腟炎

萎縮性腟炎は、腟や外陰部の粘膜が萎縮し、乾燥や炎症を引き起こす疾患のことです。更年期以降の女性に多く、女性ホルモンの1種であるエストロゲンの減少が関係しています。

この疾患は腫れよりも炎症やかゆみ、違和感、性交痛、下着の食い込みなどに悩まされる傾向にあります。治療にはエストロゲンの外用薬が用いられ、粘膜を保護しながら炎症を抑えることで症状が緩和されるでしょう。

外陰部腫瘍(脂肪腫)

外陰部腫瘍(脂肪腫)とは、大陰唇や小陰唇、膣口周辺などに発生したできものが病変した状態を指します。痛みやかゆみなどの自覚症状がないため、見過ごしてしまうケースも少なくありません。

サイズも数ミリから数センチのものまでさまざまです。放置しても問題はないものの、見た目が気になったり、違和感を覚えたりする場合は手術で除去可能です。ただし、急に大きくなった場合は肉腫の可能性があるため、早めに婦人科を受診しましょう。

リンパ嚢胞

リンパ嚢胞は、リンパ液が局所に溜まって袋状になる良性の腫瘍です。バルトリン腺嚢胞と似ているため、見分けられない方もいます。

もし、開窓術後に持続的にリンパ液が排出される場合はリンパ嚢胞を疑いましょう。リンパ嚢胞かバルトリン腺嚢胞かは、摘出した組織から判断されます。

小陰唇のできものを治す方法

小陰唇のできものを治す方法は、以下の4つです。

  • 美容クリニックで治療を受ける
  • 陰毛を処理する方法を工夫する
  • 性器ヘルペスの治療をする
  • ナプキンなどを小まめに取り替えて蒸れを防ぐ

それぞれについて詳しく説明するので、ぜひ実践してみてください。

美容クリニックで治療を受ける

美容クリニックで小陰唇縮小術を受ければ、できものを物理的に取り除けます。

小陰唇縮小術とは、「びらびら」とも呼ばれる小陰唇の一部を切除し、小さくする手術です。

小陰唇縮小術を受ければ、できものを取り除けるほかにも、ニオイや蒸れを改善できるため、ぜひ美容クリニックへ足を運んで医師に相談してみてください。

陰毛を処理する方法を工夫する

カミソリを使って陰毛を処理するのではなく、デリケートゾーン専用の電気シェーバーを使用しましょう。

肌に刃が直接触れない構造になっているものを選べば、肌を傷つけることなく陰毛を処理できます。

性器ヘルペスの治療をする

性器ヘルペスに感染している場合、皮膚科・性病科・婦人科に通院することで治療を受けられます。

治療方法としては、軟膏薬の塗布や内服薬の服薬などが挙げられます。

ナプキンなどを小まめに取り替えて蒸れを防ぐ

女性器の蒸れを防ぐためには、ナプキンやおりものシートを小まめに取り替えることが有効です。

また、通気性の良い下着を着用する・ストッキングを長時間着用しない、といった対処法もあります。

小陰唇のできものを治す際にやってはいけないこと

小陰唇のできものを治したい人は、以下の2つの行動は絶対に取らないようにしましょう。

  • 小陰唇や膣内を洗いすぎる
  • できものを自分で潰してしまう

上記の行為を避けることで、女性器の自浄作用の低下や炎症の悪化を防げます。

小陰唇や膣内を洗いすぎる

できものを早く治したいからといって、小陰唇や膣内を過剰に洗浄するのは危険です。

膣内を洗い過ぎてしまうと、自浄作用が低下してかえってできものができやすくなってしまいます。

デリケートゾーンを洗う際には、ゴシゴシとこすらずに泡で優しく洗いましょう。

デリケートゾーン専用のソープを使うのもおすすめです。

できものを自分で潰してしまう

できものを自分で潰してしまうと、炎症が悪化する恐れがあります。

また、気になるからと言って何度もできものに触るのもよくありません。

自分で潰すのではなく、美容クリニック・皮膚科・性病科・婦人科などを活用して正しい方法で治しましょう。

小陰唇のできものを小陰唇縮小術で治すならいとうらんクリニック四条烏丸!

小陰唇のできものに対して、小陰唇縮小術によってアプローチしたいと考えている人には、いとうらんクリニック四条烏丸がおすすめです。

院長の伊藤医師は、小陰唇縮小術を得意としているため、できものを取り除けるだけでなく理想の形に仕上がる可能性が高いです。

また、カウンセリングに力を入れているため、じっくりと話し合ったうえで納得感を持って施術を受けられるのも嬉しいポイントです。

ぜひ、いとうらんクリニック四条烏丸で無料カウンセリングを受けてみてください。

よくある質問

小陰唇にできものができたとき、見分け方を誤ると、悪化や再発につながることもあるため注意が必要です。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

小陰唇のできものは感染することがありますか?

できものの種類によっては感染する可能性があります。例えば、尖圭コンジローマや梅毒などの性感染症は、性行為によって相手にうつるおそれがあります。一方、粉瘤や脂肪腫などの良性腫瘍は感染しません。もし、尖圭コンジローマや梅毒の感染を疑っている場合、パートナーと一緒に検査を受けましょう。

できものの見分け方はどうすればいいですか?

痛みの有無や色、形、分泌物の有無などからある程度は判断できますが、自己判断で決めつけてはいけません。なぜなら、見た目だけで判断するのは難しいためです。そのため、婦人科で診察を受けて正確な診断を受けましょう。

できものが何度も再発する場合はどうすればいいですか?

繰り返しできものが生じる場合、原因となる感染や炎症が完全に治っていない可能性があります。そのため、原因を特定した上で適切な治療を行い、完治させましょう。

【まとめ】自分に合う方法で小陰唇のできものを治そう

自分に合う方法で小陰唇のできものを治そう

小陰唇にできものが現れた場合、良性のものから感染症まで原因はさまざまです。見た目が似ていても治療法は異なるため、症状を正しく見極めましょう。万が一、痛みや違和感が続く場合、婦人科を受診してください。

いとうらんクリニック四条烏丸」は、女性特有の悩みに寄り添ったクリニックです。プライバシーに配慮した空間を完備しているため、安心して相談できる環境が整っています。小陰唇のできものでお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長
2022年いとうらんクリニック四条烏丸開設

新着記事

NEW COLUMN

CONTACT

ご予約・お問い合わせ

完全予約制 となっておりますので、
こちらからご予約をお願いいたします。

SPECIALPRICEキャンペーン実施中!人気急上昇の施術がお得に!詳しくはこちら