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【女性向け】びらびら(陰部)がかゆい!原因や対処法について詳しく解説

女性の陰部のかゆみ・主な原因と改善策
  • 陰部のかゆみは感染症や乾燥、摩擦など多くの原因が考えられます。
  • 症状が長引く場合は、婦人科を受診して正しい診断を受けることが大切です。
  • 市販薬での対応は一時的な改善にとどまることが多いです。
  • 日常生活では清潔に保ち、通気性の良い下着を着用することが予防につながります。
  • かゆみの原因によっては医療処置が必要となるケースもあります。
  • 自己判断せず専門家に相談することで安心して改善に取り組めます。

「陰部がかゆい」「びらびら(小陰唇)のあたりがムズムズする」といった悩みは、恥ずかしくて誰にも相談できず、一人で抱えている方も多いのではないでしょうか。

デリケートゾーンのかゆみは、実はとても多くの女性が経験する身近な症状です。一時的な刺激によるものから、治療が必要な病気が原因となっているケースまで、原因は幅広くあります。

本記事では、陰部のかゆみの原因や症状別のチェックポイント、予防法・治療法について詳しく解説していきます。
ご自身の状態と当てはまるものがないか、確認しながら読み進めてみてください。

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こんな症状があれば要注意|セルフチェック

こんな症状があれば要注意|セルフチェック
まずは、下記のような症状に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

  • ・何度もかゆみを繰り返す
  • ・市販薬を使っても一時的にしか治らない
  • ・おりものの量・色・においに変化がある
  • ・見た目のコンプレックスがある

これらに当てはまる項目が多いほど、セルフケアだけでは改善が難しい可能性があります。
「以前も同じような症状があったから今回も同じだろう」と自己判断してしまう方は少なくありませんが、似たような症状でも原因が異なることがあります。

特に症状を繰り返している場合や、市販薬で改善しない場合は、一度医療機関で原因を確認しておくと安心です。

陰部がかゆい原因は?

陰部のかゆみには、様々な原因が考えられます。ここでは代表的な8つの原因を紹介します。

小陰唇が肥大化している

小陰唇(びらびら)が大きくなると、下着やズボンとの摩擦が起こりやすくなります。

下着やナプキンとの擦れ、締め付けのある衣類の着用などが繰り返されると、皮膚に刺激が蓄積し、かゆみやかぶれにつながることがあります。
また、ひだの間におりものや汗が溜まりやすくなるため、蒸れによる雑菌の繁殖もかゆみの原因になります。

アレルギー反応が起きている

下着の素材、洗浄剤、生理用品、コンドームの成分などが刺激となり、アレルギー反応としてかゆみが出ることがあります。
特にラテックスアレルギーがある方は、コンドームの使用後にかゆみや蕁麻疹が出るケースもあります。

陰部がかぶれている

下着やナプキン、おりものシート、洗浄剤などによる接触性皮膚炎(かぶれ)も、かゆみの原因としてよくみられます。
清潔にしようとして念入りに洗浄することが、かえって肌への負担になっているケースも少なくありません。

精神的なストレスで抵抗力が弱まっている

ストレスや疲労、寝不足などによって体の抵抗力(免疫力)が低下すると、もともと体に存在している常在菌のバランスが崩れやすくなります。
これがきっかけとなり、かゆみの症状が出ることがあります。

性感染症にかかっている

性感染症が原因でかゆみが出ることもあります。

かゆみだけでなく、おりものの変化やにおい、痛みなどを伴う場合は、性感染症の可能性も考慮する必要があります。
パートナーがいる方は、感染経路についても確認しておくと安心です。

細菌性膣炎にかかっている

膣内の菌のバランスが崩れることで起こる細菌性膣炎も、かゆみや異臭の原因となります。
カンジダ膣炎と症状が似ているため、自己判断が難しいケースもあります。

更年期障害が起きている

更年期になると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下します。

エストロゲンは皮膚や粘膜の潤いを保つ役割を持っているため、分泌量が減ることで外陰部の乾燥やかゆみが起こりやすくなります。

萎縮性腟炎が起きている

閉経前後になると、エストロゲンの低下によって膣の粘膜が乾燥しやすくなる「萎縮性腟炎」が起こることがあります。
膣や外陰部、股の付け根まで乾燥しやすくなり、かゆみだけでなく違和感や痛みを感じる方もいます。

長期間同じような症状で悩まされている場合は、この可能性も考えられるため、一度医師に相談してみましょう。

かゆみの症状別に考えられる原因

かゆみの出方や伴う症状によって、考えられる原因が異なります。ご自身の症状に近いものをチェックしてみましょう。

小陰唇の腫れが伴うかゆみ

かゆみとともに小陰唇の腫れがある場合、感染症や強い刺激による炎症が起きている可能性があります。
腫れが引かない場合や悪化している場合は、早めに相談しましょう。

我慢できないほどの強いかゆみ

膣から肛門にかけてヒリヒリと焼けるような強いかゆみは、カンジダ膣炎などの感染症でよくみられる症状です。
強いかゆみが続く場合は、自己判断で市販薬を使い続けるのではなく、原因を確認することをおすすめします。

かゆみとともにただれやできものがある

かゆみに加えて、ただれや水ぶくれ、できものがある場合は、ヘルペスなどの感染症が疑われます。
痛みを伴うことも多く、早めの受診が望まれます。

性行為後にかゆみが出る

性行為後にかゆみが出る場合、性感染症のほか、コンドームの素材によるアレルギー反応、摩擦による刺激なども考えられます。
毎回同じタイミングでかゆみが出る場合は、原因を特定しておくと安心です。

夜になると陰部のかゆみが強くなるのはなぜ?

「日中はそれほど気にならないのに、夜になるとかゆみが強くなる」という方も少なくありません。
これにはいくつかの理由が考えられます。

自律神経の働きで夜間はかゆみを感じやすくなる

夜間は自律神経の働きが変化し、日中よりもかゆみを感じやすくなる傾向があります。
体温が上がる入浴後や就寝時は血流が増えるため、かゆみの感覚が強まりやすいのです。

日中の蒸れ・摩擦が夜になって表面化する

日中に下着や衣類による蒸れ・摩擦が積み重なった刺激が、夜になって症状として表面化することがあります。

日中は活動や気を紛らわせることでかゆみを感じにくくても、夜間にリラックスすることで意識が症状に向きやすくなるのも一因です。

強い場合や眠れないほどの場合は婦人科・皮膚科へ

夜間のかゆみが強く、眠れないほどの場合は、感染症やホルモンの影響など何らかの原因が背景にある可能性があります。

一時的なものであれば様子を見てもよいですが、繰り返す場合や強い場合は、婦人科や皮膚科への相談を検討しましょう。

びらびらのかゆみを予防するセルフケア

かゆみを予防・悪化させないために、日常生活でできるセルフケアを紹介します。

デリケートゾーンを守る正しい洗浄方法

デリケートゾーンは皮膚が薄く、刺激に弱い部位です。
ゴシゴシと強く洗うのではなく、デリケートゾーン専用のやさしい洗浄剤を泡立てて、指の腹でなでるように洗いましょう。

洗いすぎは、腟内の自浄作用を担う常在菌のバランスを崩し、かえって雑菌の繁殖を招くことがあるため、洗浄は1日1回程度を目安にするのがおすすめです。

うるおいを守る乾燥ケア

洗いすぎや加齢によって乾燥が進むと、バリア機能が低下し、わずかな刺激でもかゆみを感じやすくなります。

デリケートゾーン専用の保湿剤を使用したり、洗浄後はしっかりと水分を拭き取ってから衣類を身につけたりすることで、乾燥によるかゆみを防ぎやすくなります。

蒸れ対策で肌トラブルを防ぐ

通気性の悪い下着やタイトな衣類は、デリケートゾーンの蒸れを招き、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

綿素材など通気性のよい下着を選び、汗をかいたときはこまめに着替えることを意識しましょう。ナプキンやおりものシートも、長時間同じものを使い続けず、定期的に交換することが大切です。

陰部のかゆみを治す方法は?

セルフケアだけでは改善が難しい場合、次のような治療方法があります。

小陰唇縮小術を受ける

小陰唇の肥大化が原因でかゆみや摩擦が起きている場合、小陰唇縮小術によって根本的な改善を目指せます。
肥大した小陰唇を適切な大きさに整えることで、摩擦や蒸れによるかゆみの軽減が期待できます。左右差や黒ずみが気になる場合も、同時に整えることが可能です。

市販薬や処方薬を陰部に塗布する

かゆみの原因がカンジダ膣炎など、以前に医療機関で診断を受けたことがある症状の再発であれば、市販薬による対処が有効な場合もあります。

ただし、デリケートゾーンはステロイド成分の吸収率が高い部位のため、自己判断で強い薬を使い続けるのは避け、症状が改善しない場合は医師に相談しましょう。

性感染症の治療をする

性感染症が原因の場合は、原因となる病原体に応じた薬物治療が必要です。

自己判断でのケアでは改善しないだけでなく、パートナーへの感染や症状の悪化につながる可能性もあるため、早めに医療機関を受診しましょう。

陰部のかゆみが気になるなら早めに病院に行くべき

陰部のかゆみは、恥ずかしさから「この程度で受診してよいのか」と迷い、我慢してしまう方が多い症状です。

しかし、かゆみは体からの大切なサインでもあります。無理に我慢を続けることで症状が長引いたり、生活の質が下がってしまうこともあるため、気になる症状が続くときや繰り返すときは、無理をせず相談することをおすすめします。

何科に行けばいいか(婦人科・皮膚科・美容クリニックの使い分け)

かゆみの原因によって、相談先の目安は異なります。

  • ・婦人科:おりものの変化、感染症、更年期に関連するホルモンの影響が疑われる場合
  • ・皮膚科:かぶれ、接触性皮膚炎、アレルギーなど皮膚表面のトラブルが疑われる場合
  • ・美容クリニック(婦人科形成):小陰唇の肥大化や見た目のコンプレックスが主な原因で、根本的な改善を希望する場合
  • どこに相談すればよいか分からない場合は、まずカウンセリングで症状を伝えていただくことも可能です。症状や希望するケアの方向性に応じて、適切な相談先を一緒に考えていきましょう。

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    陰部のかゆみでお悩みの方は、いとうらんクリニック四条烏丸へお越しください。
    完全予約制・完全個室制のため、周囲の目を気にせず相談しやすい環境が整っています。

    院長コメント

    診療の中で「かゆみが気になるけれど、どこに相談すればいいか分からなかった」というお声をよく耳にします。
    特に小陰唇の肥大化による摩擦や蒸れが原因の場合、セルフケアだけでは根本的な改善が難しいことが多いです。
    恥ずかしいと感じる方も多いお悩みですが、同じような症状で来院される方は少なくありません。一人で我慢せず、まずはお気軽にご相談いただきたいと思います。

    症例紹介:小陰唇の肥大化によるかゆみが手術後どう変化したか

    ※小陰唇の肥大化によって摩擦や蒸れによるかゆみが続いていた患者様に、小陰唇縮小術を行った症例をご紹介します。

    小陰唇縮小の症例はこちらのページからご覧いただけます。18歳未満の方はご遠慮ください。

    症例写真はぼかし処理を施した上で、カウンセリング時にもご覧いただけます。ご自身の症状に近い症例がないか気になる方は、ぜひカウンセリングでご相談ください。

    よくある質問

    びらびらのかゆみは毎日のお手入れで予防できますか?

    デリケートゾーン専用の洗浄剤でやさしく洗う、通気性のよい下着を選ぶ、乾燥ケアをするといった日常的なお手入れで、かゆみを予防・軽減できる可能性があります。
    ただし、感染症やホルモンの影響が原因の場合はセルフケアだけでは改善が難しいため、症状が続く場合は医療機関へご相談ください。

    性行為後にかゆみが出る場合はどうすればいいですか?

    コンドームの素材によるアレルギーや摩擦による刺激の場合もありますが、性感染症が原因である可能性も考えられます。
    毎回同じタイミングでかゆみが出る場合や、おりものの変化を伴う場合は、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

    市販薬でかゆみを治すのは安全ですか?注意点は?

    以前に医療機関でカンジダ膣炎などと診断されたことがあり、同じ症状が再発したと考えられる場合には、市販薬が有効なこともあります。
    しかし、初めての症状や原因がはっきりしない場合、症状が改善しない場合は、別の原因が隠れている可能性もあるため、自己判断で薬を使い続けるのは避け、医療機関で確認することをおすすめします。

    夜だけかゆみが強くなるのは病気のサインですか?

    自律神経の働きや日中の蒸れ・摩擦の蓄積が影響していることが多く、必ずしも病気のサインとは限りません。

    ただし、強いかゆみで眠れないほどの場合や、症状が続く・繰り返す場合は、感染症やホルモンの影響も考えられるため、婦人科や皮膚科に相談すると安心です。

    【まとめ】正しい対処法で陰部のかゆみを改善しよう

    正しい対処法で陰部のかゆみが消えた女性

    陰部のかゆみには、摩擦やかぶれといった一時的な刺激から、感染症やホルモンバランスの変化まで、様々な原因が考えられます。まずは自分の症状がどのタイプに近いか、セルフチェックで確認してみましょう。

    日常生活でのセルフケアで改善が見込める場合もありますが、症状を繰り返す方や、市販薬を使っても改善しない方は、我慢せずに医療機関へ相談することが大切です。特に小陰唇の肥大化が原因で摩擦や蒸れによるかゆみが続いている場合は、小陰唇縮小術による根本的な改善も選択肢のひとつです。

    一人で抱え込まず、まずは相談することから始めてみましょう。

    記事監修医師プロフィール

    院長/形成外科専門医・医学博士

    伊藤 蘭

    2003年山口大学医学部卒業
    2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
    2006年島根県立中央病院 形成外科
    2008年松寿会共和病院 形成外科
    2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
    2012年
    ~2014年
    MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
    2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
    2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
    2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
    2017年城本クリニック京都院 院長
    2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
    2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長
    2022年いとうらんクリニック四条烏丸開設

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