コラム

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糸リフトは何本必要?悩みに合わせた本数や注意点を紹介

糸リフトはリフトアップや小顔効果が期待できる美容施術です。

本数によって効果の現れ方が異なるため、自分に合う本数が気になる方もいるのではないでしょうか。

本記事では糸リフトに必要な本数を悩み別に紹介します。

糸リフトの効果持続期間や注意点についても解説しているので、糸リフトを検討している方は参考にしてください。

糸リフトは何本必要?糸はどうやって本数が決まるの?


糸リフトの効果が感じられる本数は、基本的に6本〜20本とされています。

「重度のたるみではないため、片側1本程度で大丈夫なのでは?」と考えている方もいるかもしれません。

しかし1本では皮膚を支える力が糸に集中してしまい、ひきつれ感が出てしまいます。

そのため自然な仕上がりにするためには、最低でも片側3本ずつは必要と考えておきましょう。

糸リフトの本数は骨格や脂肪の付き方などによって異なるため、医師としっかり相談する必要があります。

悩み別に糸リフトの本数を紹介

糸リフトの必要な本数は個人差がありますが、おおよその本数は決まっています。

ここからは悩み別に最適な糸リフトの本数を紹介します。

ほうれい線が気になる場合の本数

ほうれい線が気になる場合は、一般的に両側で6本程度必要とされています。

ほうれい線からこめかみに糸を挿入し、こめかみを引っ張り上げることでほうれい線を解消することで、きれいな状態にし上げます。

1本や2本で引き上げてしまうとひきつれ感や違和感が出る場合があるため、ある程度の本数が必要です。

フェイスラインを引き上げたい場合の本数

フェイスラインに悩みを抱えている場合は、一般的に両側で6本程度必要とされています。

フェイスラインはたるみや脂肪が付いているため、最低でも片側3本は必要であることを理解しておきましょう。

本数を減らしてしまうと、引き上げられる場所が限定されてしまい、全体を引き上げられなくなるケースがあるため、適切な本数を選択する必要があります。

ほうれい線とフェイスラインが気になる場合の本数

ほうれい線とフェイスラインの両方に悩みを抱えている場合は、両側で12本程度必要とされています。

片側6本ずつ挿入することで、フェイスラインとほうれい線をしっかり引き上げることが可能です。

またほうれい線のたるみやフェイスラインの脂肪が多い場合は、糸にかかる負担が強くなるため、本数を増やさないといけないケースが多くあります。

糸リフトの効果持続期間について

糸リフトは切開を伴うフェイスリフトに比べると、手軽に受けられるのが魅力です。

しかし切開を伴う治療は半永久的な効果を得られますが、糸リフトは効果を感じられる期間が決まっています

ここからは糸リフトの効果持続期間について紹介します。

たるみ予防効果は半永久的に得られる

糸リフトはリフトアップ効果を目的とした美容施術ですが、たるみ予防効果も期待できます。

たるみ予防効果に関しては「半永久的」に効果を得られるため、エイジングケア目的で糸リフトを挿入するのもおすすめです。

基本的な効果は約1〜2年

糸リフトのリフトアップ効果は基本的に約1〜2年とされています。

リフトアップ効果は半永久的効果は得られないため、長期間の効果を期待する場合は継続して受けましょう。

定期的に施術を受ける際の注意点として、溶けない糸を利用しているクリニックでは施術回数の制限を設けているケースがあります。

しかし溶ける糸に比べるとトラブルリスクが高いため、現在ではほとんど使用されていません。

糸リフトは本数を増やせば効果的?

糸リフトは本数を増やせば、支えられる力が強くなるため、効果的なのでは?と考えている方もいるのではないでしょうか。

ここからは「本数増やせば効果的?」といった疑問に関して詳しく解説します。

本数を増やせば良いわけではない

糸リフトの本数は「増やせば効果的」というわけではありません。

少ない本数ではひきつれ感が出たり、仕上がりに違和感が出たりしてしまいます。

しかし本数を増やしすぎてしまうと、糸が肌から透けて見えたり、不自然な仕上がりになってしまうため、自分に合った本数を選択することが大切です。

効果が持続させるには定期的に受けるのがおすすめ

糸リフトの効果を持続させるためには、定期的に施術を受ける必要があります。

適切な頻度は個人差がありますが、1年に1回施術を受けるのがおすすめです。

リフトアップ効果は術後すぐに実感できます。

しかしコラーゲンやエラスチン増加による肌のツヤや弾力アップに関しては、術後2〜3週間程度かかります。

そのため結婚式などの予定に合わせて糸リフトを受ける方は上手くスケジュールを相談しましょう。

糸リフトを受ける際の注意点

糸リフトは切開せずにリフトアップできたり、ダウンタイムが比較的少なかったりなど手軽に受けられる施術です。

しかし糸リフトを受ける際に気をつけたい注意点がいくつかあるので、事前に理解しておきましょう。

医師のスキルによっては不自然になるケースがある

美容クリニックのなかには、糸リフトの知識や技術が乏しい医師が在籍しているケースがあります。

そのような医師のもとで糸リフトを受けてしまうと、ひきつれや違和感など不自然な仕上がりになってしまうことがあるため、注意が必要です。

クリニックを選ぶ際は、医師の症例写真をチェックしたり、実際にクリニックを利用した人の口コミをチェックしたりなど、事前にリサーチしておきましょう。

思うような効果を得られない場合もある

施術前のカウンセリングで医師とイメージを共有できていないと、思うような効果を得られない場合があります。

糸リフトを受ける際は、カウンセリングで医師に術後のイメージをきちんと伝えましょう

もしカウンセリングの際に、納得できるような説明を受けられない場合は、他のクリニックでカウンセリングを受けるようにしましょう。

ハイフやレーザーを受ける際は期間をあける必要がある

糸リフト後にレーザー治療を受ける際は、最低でも1ヶ月程度間隔を開けるようにしましょう。

1ヶ月経たずにレーザー治療を受けてしまうと、糸の変形やリフトアップ効果の低下を招いてしまう恐れがあります。

またハイフも同様に最低でも1ヶ月程度間隔を開ける必要があります。

いとうらんクリニック四条鳥丸は女性院長が在籍

いとうらんクリニック四条鳥丸には、女性院長が在籍しています。

男性に抵抗がある方でも安心して施術を受けられます。

さらにいとうらんクリニック四条鳥丸では「マイナス10歳のあなた」をコンセプトに掲げており、さまざまな美容施術で理想のあなたへ近づくお手伝いをさせていただきます。

糸リフトの本数はスキルの高い医師に決めてもらおう


糸リフトは本数や挿入箇所によって仕上がりが異なります。

技術や知識の乏しい医師のもとで受けてしまうと失敗するリスクがあるため、クリニックや医師選びは非常に大切です。

医師やクリニックを選ぶ際は、糸リフトの症例が豊富なクリニックを選ぶと失敗するリスクを軽減できます。

糸リフトが気になる方は、まずはカウンセリングを受けるのがおすすめです。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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