エレクトロポレーションの施術頻度は?効果はいつまで続くの?
エレクトロポレーションは、電気を使って肌に美容成分を浸透させる施術のことです。
針を使わないため、痛みや副作用がほとんどありません。
また注入する美容成分は、自分の症状に合わせて選べるため、カスタマイズが可能です。
初めて美容医療を受ける方にピッタリな施術ですが、回数や頻度について気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、エレクトロポレーションの施術頻度や効果の持続期間などについて紹介しています。
エレクトロポレーションに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
エレクトロポレーションとは
エレクトロポレーションとは、電気を使って肌の深い部分にまで美容成分を届ける施術のことです。
電気から出る波でバリア層に少しだけすき間をあけることで、大小さまざまな分子量の成分が注入できます。
施術が終わると、バリア層のすき間は自然に閉じるため、肌の回復が早いのが特徴です。
また傷や出血がないので、ダウンタイムがほとんどありません。
施術効果
エレクトロポレーションの施術効果は下の通りです。
- ニキビまたはニキビ跡の改善
- シミの改善
- 肝斑の改善
- 保湿
- 肌質改善
- アンチエイジング
施術によって、肌の炎症や老化、乾燥などの改善が期待できます。
注入する美容成分で効果が変わってくるため、どんな肌にしたいかを医師に伝えておきましょう。
導入できる薬剤
エレクトロポレーションに導入できる薬剤は下の通りです。
- ビタミンC
- トラネキサム酸
- ヒアルロン酸
- アミノ酸
- 成長因子
- エクソソーム
このほかにも注入できる美容成分はありますが、よく使われているのは上記の6種類です。
ビタミンCやヒアルロン酸、アミノ酸は、肌の基礎を作るために使われているため、肌荒れや乾燥が気になる方に適しています。
また、トラネキサム酸はメラニンの生成を抑える働きがあるため、シミや肝斑の改善にピッタリです。
成長因子やエクソソームは、肌細胞を再生させる作用があるので、アンチエイジング効果が期待できます。
エレクトロポレーションの施術頻度
エレクトロポレーションの施術頻度は、2〜4週間に1回が目安です。
4〜5回ほど繰り返すと、ニキビやシミが気にならないキレイな肌を維持できます。
エレクトロポレーションの効果が持続する期間
エレクトロポレーションの効果は、1ヶ月ほど持続します。
その後は徐々に効果が弱まり、肌の悩みが目立ち始めるでしょう。
効果を高めたい場合は、定期的に施術を繰り返すのがオススメです。
エレクトロポレーションの注意点
安心感を持ってエレクトロポレーションを受けるためには、事前にリスクを把握しておくことが大切です。
ここでは、施術の注意点について紹介します。
肌が炎症する場合がある
注入した美容成分にアレルギーが含まれていた場合、下のような症状を起こすことがあります。
- 肌の赤み
- かゆみ
- ヒリヒリとした痛み
- 腫れ
- むくみ
- 湿疹
ほとんどのクリニックでは、カウンセリングで肌の症状やアレルギー等を確認しています。
安全面を考慮して注入する成分を決めているため、アレルギー反応を起こすのは稀です。
もし、施術後に肌が荒れてしまった場合は、すぐにクリニックへ連絡しましょう。
施術頻度を守る
エレクトロポレーションを繰り返し受ける場合は、2〜4週間に1回のペースを守りましょう。
短期間で施術を受け続けると、肌に負担が掛かるため逆効果です。
反対に間隔を開けすぎた場合、前回の施術効果が弱まっているため、物足りなく感じるかもしれません。
施術を受けられない場合がある
エレクトロポレーションは電気を使っているため、下の項目に当てはまる方は、施術が受けられません。
- 妊娠している方
- 心臓疾患を持っている方
- 施術部分に傷がある方
- 身体に金属が入っている方
- ペースメーカーを入れている方
- 免疫にかかわる疾患がある方
施術を検討している方は、受けても問題ないか確認しておきましょう。
一時的に赤みやかゆみが出ることがある
エレクトロポレーションは副作用がほとんどありませんが、人によっては一時的に赤みやかゆみを感じることがあります。
電気の刺激に弱い方や、皮膚が薄い方に起こりやすい症状ですが、自然と落ち着くことが多いです。
気になる場合は、早めにクリニックへ相談しましょう。
エレクトロポレーションでよくある質問
エレクトロポレーションの施術を検討している方によくある質問は次の3つです。
- ダーマペンとの違いは?
- ダウンタイムはあるの?
- いつから効果が出るの?
エレクトロポレーションについてもっと知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ダーマペンとの違いは?
ダーマペンは、医療で使われている極細のハリを使って肌に穴をあける施術です。
一方、エレクトロポレーションは、電気の波で肌の表面にすき間を作っています。
どちらも自己再生力で肌を改善し、美容成分を注入する施術ですが、穴やすき間を空ける方法が違います。
ダウンタイムはあるの?
エレクトロポレーションは針やレーザーを使わずに施術するため、痛みや出血、腫れなどの症状がほとんど出ません。
まれに赤みやかゆみを感じる方もいますが、数時間から数日ほどでおさまります。
ダウンタイムが少ないため、副作用が気になる方や、忙しい方でも気軽に受けることが可能です。
いつから効果が出るの?
施術効果が実感できるのは、1〜2週間ほど経過してからです。
ピークは施術から1ヶ月経過した頃で、そこから徐々に効果が薄れてきます。
エレクトロポレーションはいとうらんクリニック四条烏丸におまかせ!
いとうらんクリニック四条烏丸は、温度調節ができる「エレクトロポレーションケアシスS」を導入しています。
45度から-20度の範囲で調節しながら美容成分を注入することで、皮膚の中に長期間とどめておくことが可能です。
肌に注入する薬剤はたくさん用意されており、自分の悩みに合わせて美容成分を組み合わせられます。
カウンセリングでは肌の状態やアレルギーの確認、理想の仕上がりについてヒアリングし、1人1人に適したメニューを提案しています。
リスクが少ない肌治療を受けたい方は、ぜひいとうらんクリニック四条烏丸へご相談ください。
【まとめ】エレクトロポレーションの施術頻度を守って効果を持続させましょう。
エレクトロポレーションは、肌のバリア層に小さな穴をあけて美容成分を浸透させる施術です。
成分を肌の真皮層まで届けることで、内側から改善できます。
施術効果は、1回で4週間ほど持続します。
2〜4週間に1回の頻度で繰り返し施術を受けると、効果の持続期間が長くなりやすいです。
ただし、施術頻度が短すぎたり長すぎたりすると効果が出にくくなります。
適切な回数で肌改善をおこないましょう。
カウンセリングの予約は、公式サイトや公式LINE、電話などで受け付けています。
オンライン診療も行っているので、お気軽にお問い合わせください。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |