コラム

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スレッドリフト(糸リフト)のダウンタイム期間や症状とは?

スレッドリフトは、糸を使ってたるんだ肌を引き上げる施術です。

切開する必要がないため、肌に負担をかけずにリフトアップできます。

ただし施術直後は痛みや腫れ、引きつれ感などがあるため、ダウンタイム中は安静に過ごすことが大切です。

この記事では、スレッドリフトのダウンタイム症状や期間について紹介します。

スレッドリフト(糸リフト)とは


スレッドリフトとは、特殊な極細糸を使用して肌をリフトアップさせる治療法です。

使用する糸は、だんだんと肌の内側に吸収されるため、永久に残る心配がありません。

また吸収されると同時にコラーゲンの生成が促され、肌にハリやツヤが生まれるでしょう。

スレッドリフトのダウンタイム症状

スレッドリフトは、切開せずにたるみを改善できるため、肌への負担が少ないとされています。

しかし、人によっては痛みを感じたり、腫れや引きつれを引き起こしたりする可能性があります。

痛み

施術から1〜2週間ほどは、糸を入れた部分が痛む場合があります。

また口を開けたり施術部分を触ると痛みを感じやすいです。

安静にしていると、徐々に痛みが弱くなりますが、耐えられない場合は痛み止めを服用しましょう。

クリニックによっては、事前に薬を処方してもらえることもあります。

内出血

スレッドリフトでは、ごくまれに内出血を引き起こす場合があります。

これは糸を入れる時に血管を傷つけてしまうことが原因です。

症状が落ち着くまで2週間ほどかかり、施術部分はアザができたような状態になります。

ただし、内出血は小さい範囲で収まるため、コンシーラーなどでカバーすることが可能です。

腫れ

施術直後は一時的に腫れやすくなっていますが、顔がパンパンになることはほとんどありません。

お酒を飲んだり、塩分を摂りすぎたりした時と同じぐらいなため、周りに気付かれにくいでしょう。

症状は、1〜2週間ほどで落ち着くため、様子を見るだけで問題ありません。

引きつれ

スレッドリフト後は、肌が引っ張られているように感じる方もいます。

特に施術直後は、引きつれ感が出やすいです。

糸を使って肌の内側を強制的に引き上げているため、馴染むまでは違和感があるかもしれませんが、ほとんどの方は3日ほど経つと慣れてきます。

施術部分の凹凸

スレッドリフトは糸を使って肌を引き上げるため、表面に凹凸が出てることがあります。

施術直後は肌の引きつれ感と同時に感じる方がほとんどです。

失敗と思われがちですが、徐々に糸が肌になじんでくるため、2週間〜1ヶ月ほどで目立たなくなります。

ただし、1ヶ月以上経っても凹凸が出ている場合は、クリニックへ相談しましょう。

スレッドリフトのダウンタイム期間

スレッドリフトのダウンタイム期間は、症状や肌の状態によって変わりますが、1〜2週間ほどです。

痛みや内出血、肌の引きつれは比較的すぐに落ち着くでしょう。

一方で肌の凹凸は挿入した糸が馴染むまで目立ちやすいため、1ヶ月ほどかかることもあります。

スレッドリフトのダウンタイム中に避けるべき行動

スレッドリフトのダウンタイム中に、施術部分に触れたり、血行を促す行動をしたりすると症状が悪化する可能性があります。

また他の施術と併用する場合は、ダウンタイムが終わってから受けましょう。

施術部分に触れる

糸を入れた部分は、炎症が起こりやすくなっています。

つい気になって触ってしまうと、腫れや痛みを引き起こし、ダウンタイムが長くなる可能性が考えられます。

施術から2週間ほどは、必要以上に触らないように意識して過ごしましょう。

マッサージも、症状の悪化や糸のずれにつながるため、控えてください。

口を大きく開ける

フェイスラインやほうれい線に糸を挿入した場合は、口を大きく開けると痛みを感じたり、糸がズレたりする可能性があります。

糸が肌に馴染むまでは、口を小さめに開くようにしましょう。

特に硬い食べ物は、口周りに負担が掛かりやすいため、施術から3日ほど控えてください。

横向きやうつ伏せで寝る

横向きやうつ伏せの状態で寝ると、施術部分が圧迫され、糸がズレたり腫れたりすることがあります。

なるべく施術から3日間は、できるだけ仰向けの状態で寝るようにしましょう。

血行を良くする行動

内出血は皮膚の内側で出血している状態です。

そのため血行を促す行動は、避けるように心がけてください。

症状を落ち着かせるためにも、施術から2週間ほどは下記の行動を控えましょう。

  • 長時間の入浴
  • 飲酒
  • 激しい運動
  • サウナ
  • 岩盤浴
  • マッサージ

レーザー治療

ダウンタイム中にレーザー治療をおこなうと、熱によって挿入した糸が変形し、リフトアップ効果を感じづらくなる可能性があります。

スレッドリフトとレーザー治療を併用する場合は、2ヶ月ほど間隔を開けてから受けましょう。

スレッドリフトでよくある質問

スレッドリフトを検討している方からよくある質問は以下の2つです。

  • スレッドリフトの効果
  • 使用する糸の種類

それぞれについて詳しく紹介していきます。

スレッドリフトの効果は?

スレッドリフトは、次の効果が期待できます。

  • たるみ改善や予防
  • 肌質改善
  • リフトアップ

気になる部分に特殊な糸を挿入し、肌の内側から引き上げることで、たるみを改善できます。

また施術からしばらく経過すると、糸の周りでコラーゲンが生成され、ハリやツヤのある肌に生まれ変わるでしょう。

たるみが気にならない方も、早いうちに施術を受けておくと予防になります。

スレッドリフトではどんな糸を使うの?

スレッドリフトで使用する糸は「溶ける糸」と「溶けない糸」の2種類あります。

溶ける糸は、心臓関係の手術にも使用されており、安全面に考慮されているのが特徴です。

ただし、施術効果は1〜2年ほどなので、持続させるためには定期的に受ける必要があります。

一方で溶けない糸は、効果が持続しやすいのが魅力です。

しかし表面に凹凸が出たり、違和感が残る場合があります。

京都でスレッドリフトを受けるならいとうらんクリニック四条鳥丸へ!

京都にあるいとうらんクリニック四条鳥丸では、溶ける糸を使ったスレッドリフトをおこなっています。

取りあつかっている糸は、心臓の手術でも使用されている「G-COG」と、糸にトゲが付いている「TESSリフト」の2種類です。

施術を担当する医師は、顔の構造を知りつくしているため、ナチュラルなリフトアップ効果が期待できます。

カウンセリングでは、肌の状態や理想の仕上がりをしっかりとヒアリングしています。

納得できる施術内容を提案しているため、初めての方でも安心感を持って施術を受けられるでしょう。

【まとめ】スレッドリフトのダウンタイムは1〜2週間ほど!


スレッドリフトは、施術後に痛みや内出血、引きつれなどが起こる場合があります。

ダウンタイムは1〜2週間ほどです。

ダウンタイム中は、血行を良くする行動や、施術部分の圧迫などをしないようにしましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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