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ケミカルピーリングはニキビが悪化する!?原因や対処法を紹介

ケミカルピーリングとは、肌に溜まった古い角質を酸性の薬で取り除く施術です。

副作用も短期間でおさまるため、初めてピーリングを受ける方にピッタリの施術です。

しかし「施術後にニキビが悪化した」という声も出ているため、ケミカルピーリングをためらっている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ニキビが悪化する原因や対策などについて紹介しています。

これからケミカルピーリングを受ける方は、ぜひ参考にしてください。

ケミカルピーリングとは


ケミカルピーリングとは、肌の表面に溜まった古い角質を、薬剤で溶かしながら除去する施術です。

古い肌細胞と新しい肌細胞が入れ替わるため、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が正常になります。

繰り返し施術を受けることで肌のバリア機能が向上し、ニキビやニキビ跡、毛穴の開きに効果的です。

ケミカルピーリングでニキビが悪化する原因

ケミカルピーリング後は、好転反応や肌の乾燥、外部からの強い刺激などによってニキビが悪化する場合があります。

ニキビの悪化は一時的に起こる症状なので、しばらくすると落ち着くことがほとんどです。

施術の好転反応

好転反応とは、一時的に症状が悪化することです。

施術後は、肌細胞の生まれ変わりが活性化し、老廃物や汚れなどを肌の外に出そうとします。

老廃物や汚れはニキビとなって表面に現れるため、一時的に肌荒れがひどくなったように感じるかもしれません。

施術後に肌が乾燥していた

ケミカルピーリングをした後は、肌が乾燥しやすくなるため、肌荒れを引き起こす場合があります。

特に乾燥肌の方や敏感肌の方は、施術後にニキビができやすくなるでしょう。

肌が乾燥してしまった場合は、保湿を徹底し、肌を触らないように意識して過ごしてください。

肌に強い刺激を与えた

ケミカルピーリング後は、肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすい状態です。

そのため肌をゴシゴシこすったり、衣類や寝具などで肌に摩擦が起こったりすると、ニキビが悪化します。

施術後もしっかりとスキンケアを行い、肌に刺激を与えないように過ごしましょう。

ケミカルピーリングでニキビが悪化した時の対処法

ケミカルピーリングでニキビが悪化した時は、保湿や紫外線対策を行い、肌のケアを徹底しましょう。

また顔を触る行為もニキビ悪化の原因になるため、控えてください。

保湿をする

ケミカルピーリング後は、肌が敏感になっているため、保湿をすることが大切です。

保湿成分が高い化粧水やクリームを使い、しっかり肌に馴染ませましょう。

定期的に化粧水スプレーなどで肌に潤いを与えると、より保湿効果が高まります。

UVケアをする

施術後の肌は紫外線の影響を受けやすいため、UVケアをおこないましょう。

外出する時は帽子や傘などで日除けし、こまめに日焼け止めを塗ってください。

また紫外線は家の中にも入ってきます。

外出しない場合も日焼け止めを塗り、しっかりと対策しましょう。

肌を触らない

肌はとてもデリケートなため、触るだけでも負担になる場合があります。

無意識に肌をさわったり、顔をゴシゴシこすったりすると、ニキビが悪化する可能性が考えられます。

特に施術直後は肌が荒れやすいため、なるべく触らないように生活しましょう。

ケミカルピーリング後のニキビはいつ治る?

ケミカルピーリングのニキビは、1週間ほど経過すると治り始めます。

ただし肌の状態には個人差があるため、ニキビが1週間以上残ってしまうこともあります。

徐々に改善されるので、触ったりいじったりしないようにしましょう。

ケミカルピーリング後のニキビ悪化を防ぐ方法

好転反応だと分かっていてもニキビの悪化を防ぎたいと考えている方がほとんどでしょう。

ここからは、ケミカルピーリング後の肌荒れを防ぐ方法を紹介します。

施術前に顔そりやスクラブをしない

施術の前日に顔を剃ったり、スクラブ洗顔をしたりすると、角質が傷つく可能性があります。

このままピーリングをした場合、薬剤が角質層より深い部分まで浸透するため、肌の炎症につながります。

そのため、ケミカルピーリングを受ける場合は、肌の刺激になる行動は控え、保湿ケアを丁寧に行いましょう。

経験豊富なクリニックで受ける

ケミカルピーリングの薬剤は種類が豊富にあるため、どれが自分に合うのか判断するのは難しいです。

しかし施術経験が豊富な医師は、さまざまな症例を持っており、知識が豊富にあります。

患者さんに合わせた薬剤を提案できるため、ニキビ悪化のリスクが低くなるでしょう。

施術頻度を守る

ケミカルピーリングの適切な施術頻度は、2週間に1回です。

施術間隔が短かったり長かったりすると、肌トラブルの悪化につながります。

また適切な頻度を守らずに施術を受けた場合、効果が十分に実感できません。

京都でケミカルピーリングをするならいとうらんクリニック四条烏丸がオススメ!

京都にあるいとうらんクリニック四条烏丸では、ケミカルピーリングをおこなっています。

肌の状態や症状に合わせた施術が受けられるため、肌への負担が抑えられています。

また施術を担当する医師は、皮膚に関する知識が豊富にあるため、分からないことは丁寧にお伝えしているため、安心してご来院ください。

ここからは当院で扱っているケミカルピーリングの種類や、施術効果について紹介します。

ケミカルピーリングの種類

いとうらんクリニック四条烏丸で取りあつかっている薬剤の種類は以下の2つです。

どちらも肌に負担をかけずに、古い角質を取り除くことができます。

薬剤名 特徴
グリコール酸ピーリング ・水溶性の酸
・日本人の肌と相性がいい
・肌にやさしい薬剤
サリチル酸マクロゴールピーリング ・サリチル酸とマクロゴールが融合した薬剤
・角質を溶かす作用が強い
・ダウンタイムが少ない

効果

ケミカルピーリングで期待できる効果は以下の通りです。

グリコール酸ピーリングは、肌の浅い層に対してアプローチできます。

一方、サリチル酸マクロゴールピーリングは、溶解作用が強いため、幅広い肌トラブルを改善可能です。

薬剤名 期待できる効果
グリコール酸ピーリング ・肌質改善
・ニキビ改善
・ニキビ跡の改善
・炎症後色素沈着の改善
・毛穴改善
・小じわ改善
サリチル酸マクロゴールピーリング ・毛穴改善
・ニキビ改善
・美肌
・シワ改善
・たるみ改善

【まとめ】ケミカルピーリングを受けるとニキビが悪化する場合がある


ケミカルピーリング後は、好転反応や肌の乾燥によってニキビが悪化する場合があります。

ほとんどの場合、1週間ほどで落ち着き、ニキビ跡や毛穴も目立たなくなるでしょう。

ニキビの悪化をなるべくおさえたい場合は、保湿やUVケアを徹底することが大切です。

また施術前は顔の角質を傷つける行為は避けましょう。

いとうらんクリニック四条烏丸は、無料でカウンセリングをおこなっています。

電話やWeb、公式LINEから予約可能です。

外出が難しい方向けにオンライン診察を用意していますので、ケミカルピーリングを検討している方は、ぜひお問い合わせください。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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