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スレッドリフトには様々な種類がある!特徴や持続期間について解説

切らずにリフトアップやたるみ改善を期待できるスレッドリフト。

しかし様々な糸の種類や素材があり、一体どれが自分に合っているのかわからない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、スレッドリフトの種類や素材について紹介します。

素材ごとの特徴や効果の持続期間についても解説しているので、スレッドリフトを検討している方はぜひ参考にしてください。

スレッドリフトの種類は主に2種類


まずスレッドリフトの種類には、溶ける糸と溶けない糸の2種類があります。

2種類とも美容クリニックで受けられますが、溶けない糸を扱っているクリニックは少ない傾向があります。

理由としては、体内に異物として残り続けるため、感染のリスクがあるためです。

ほかにもレーザー治療が受けられなかったり、違和感が生じたりすることも。

ここからは、溶ける糸と溶けない糸の特徴を詳しく解説していきます。

溶ける糸

溶ける糸は、スレッドリフトのなかでも主流となっており、多くの美容クリニックで扱われています。

異物として体内に残り続けることがないため、感染リスクが低く、回数制限もありません。

体内に糸が挿入され、一定の時間が経過すると徐々に体内に吸収されます。

糸が吸収されると引き上げる力は失われますが、吸収と同時にコラーゲンが生成されるため、しばらく効果が持続します。

またコラーゲン生成によって、肌のハリやツヤが向上し、若返り効果も期待できるのがメリットです。

溶けない糸の効果持続期間は、糸の素材によって異なりますが、およそ半年〜2年といわれています。

効果を維持したい方は、定期的に施術を受ける必要があります。

溶けない糸

溶けない糸は、溶ける糸とは素材が異なるため、長期間皮下組織を持ち上げてくれます。

そのため、効果が大きいのが特徴です。

しかし半永久的に効果が持続するわけではありません。

たるみを引き上げることはできますが、糸で老化を止めることはできないためです。

また溶けない糸は、レーザー治療を受けられなかったり、糸の追加施術を断られたりするケースがあることを理解しておきましょう。

スレッドリフトによく使われる素材を紹介

スレッドリフトには、様々な素材があります。

素材によって効果の持続期間やリフトアップの強さが異なるため、悩みにあったものを選ぶことが大切です。

多くのクリニックで扱われている素材を紹介するので、スレッドリフトを検討している方は参考にしてください。

ポリジオキサノン(PDO)

ポリジオキサノン(POD)は、スレッドリフトに多く使われている主流な素材です。

外科手術などに使われている素材で安全性が高いうえに、費用もリーズナブルな傾向があります。

リフトアップや糸の強度は、中程度であり、最も一般的な糸です。

持続期間は、1年〜1年半程度のため、効果を維持したい方は、定期的に施術を受ける必要があります。

ポリカプロラクトン(PCL)

ポリカプロラクトン(PCL)は、柔軟性が高いうえに、体内にゆっくりと吸収される素材です。

持続期間は、2年〜3年程度と長く、長期間リフトアップ効果を期待できます。

また糸の柔軟性が高いため、挿入時の痛みが少ないのが特徴です。

ポリプロピレン(PP)

ポリプロピレン(PP)は、ポリジオキサノン(POD)と同様に、外科手術などに多く使われる素材です。

ポリジオキサノンは、体内に吸収されますが、ポリプロピレン(PP)は、体内に吸収されません。

溶けない糸のため、リフトアップ効果が長時間持続しますが、伸縮性がないため、術後に違和感が生じる場合があります。

自分に合ったスレッドリフトの種類を選ぶポイント

スレッドリフトには、様々な種類があるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

「思っていた効果を得られなかった」など術後のミスマッチを防ぐためにも、慎重に選びましょう

  • 悩みや仕上がりに合った種類を選ぶ
  • 効果の持続期間を確認する
  • 豊富な症例を持った医師やクリニックで選ぶ

自分に合った種類の糸を選ぶためにも、上記のポイントを確認するのがおすすめです。

糸の種類と料金を確認する

スレッドリフトは、糸の種類や本数によって料金が異なります。

持続性が高い糸のほうが料金が高くなる傾向があるため、効果と予算を確認し、自分に合ったものを選びましょう。

効果を維持したい方は、定期的に受けることを踏まえ、料金を確認してください

費用を抑えてスレッドリフトを受けたい方は、キャンペーン価格を設けていたり、モニター制度を利用したりなどするのがおすすめです。

効果の持続期間を確認する

糸の素材によって、効果の持続期間が異なります。

溶ける糸のなかでは、ポリカプロラクトン(PCL)が持続期間が長く、2年〜3年程度といわれています。

溶けない糸は、持続期間が長いですが、感染リスクやレーザー治療が受けられないなどデメリットもあるため、慎重に選びましょう。

豊富な症例を持った医師やクリニックで受ける

糸リフトの効果は、素材以外にも施術者のスキルによっても左右します。

骨格や脂肪の付き方に合った本数や挿入部位を見極めてもらえるよう、豊富な症例を持った医師やクリニックで受けましょう。

公式サイトに掲載されている症例写真に加えて、SNSや口コミサイトなどの評判も参考にすると良いでしょう。

気になるクリニックがあれば、カウンセリングを受けるのがおすすめです。

いとうらんクリニック四条烏丸では様々な種類のスレッドリフトを扱っています

いとうらんクリニック四条烏丸では、VoVリフトやテスリフト、ショッピングリフトなど様々なスレッドリフトを扱っています。

当クリニックオリジナルのスレッドリフトも扱っており、1人ひとりの悩みや骨格に合ったプランを提案します。

また当クリニックでは、1人ひとりのお悩みに寄り添えるよう、完全予約制を採っております。

お電話やWEBサイト、LINEよりカウンセリングの予約を受け付けているので、気になる方は、一度ご相談ください。

自分に合った種類のスレッドリフトを選ぼう


自分に合った種類のスレッドリフトを選ぶには、糸の特徴や持続期間などを理解することが大切です。

溶ける糸は、ポリジオキサノン(POD)・ポリカプロラクトン(PCL)、溶けない糸はポリプロピレン(PP)が主流です。

クリニックによって提供している糸の種類や価格が異なるため、一度カウンセリングを受けるのがおすすめです。

医師のアドバイスを受け、スレッドリフトで悩みを改善しましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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