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小陰唇縮小術とは?手術の概要と目的

小陰唇縮小術の概要と目的
  • 小陰唇縮小術は、見た目の改善や日常生活の快適性向上を目的とした手術で、多くの女性が悩み解消のために選択します。
  • 手術方法には切除法や縫合法などがあり、麻酔の種類や手術時間によって負担や費用が異なります。
  • 術後は腫れや痛みが出ることがありますが、通常は数週間で落ち着き、日常生活に支障が出にくいです。
  • 合併症や感染症リスクがゼロではないため、医師の指示に従った術後ケアが重要です。
  • 手術前のカウンセリングで自分の希望や体の状態を医師に伝え、最適な方法を選ぶことが安心につながります。
  • 手術後の下着選びや生活習慣の工夫も、回復や見た目の維持に大きく影響します。

小陰唇の形や大きさに悩みを抱えている女性は少なくありません。

「左右のバランスが気になる」「下着に擦れて痛い」「衛生面が心配」といったお悩みを抱えていても、デリケートな問題ゆえに相談しにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな悩みの解決策として注目されているのが「小陰唇縮小術」です。

本記事では、手術の内容やメリット・デメリット、術後の過ごし方や費用の目安まで、分かりやすく解説します。

自分に合った選択をするための参考にしてください。


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小陰唇縮小術とは?

小陰唇縮小術とは、肥大した小陰唇の余分な部分を切除して、形を整える手術です。

小陰唇は尿道口や膣を保護する役割があり、本来は女性の体を守る大切な働きをしていますが、肥大することで生活に不便さを感じることがあります。

小陰唇の肥大や左右差、摩擦による痛みなどの悩みを抱える女性が多く、これらの悩みを解消することが期待できる手段として注目されています。

小陰唇の役割とよくある悩み

小陰唇は、膣口を保護し、外部からの刺激や感染を防ぐ重要な役割を持っています。

しかし、小陰唇の形状や大きさには個人差があり、肥大や左右差、黒ずみなどの悩みを持つ女性が少なくありません。

小陰唇縮小術で得られる効果

小陰唇縮小術では、余分な組織を除去し、理想的な形状と大きさに整えることで、さまざまな効果が得られます。

見た目の自信を取り戻せるだけでなく、下着や衣服との摩擦が軽減され、痛みや不快感が改善されることが期待できます。

また、汚れがたまりにくくなることで、においや感染症のリスクが軽減し、衛生状態を向上させることができます。

小陰唇縮小術が必要となる症状と原因

小陰唇縮小術は、美容面だけでなく、日常生活の快適さや衛生面の改善を求める女性に選ばれる施術です。

以下で詳しく原因と影響を解説します。

小陰唇肥大の原因を知ろう

小陰唇の肥大は、主に遺伝やホルモンの変化が影響するとされています。

思春期におけるホルモンの急激な変化や妊娠・出産を経験することで、小陰唇が大きくなる場合があります。

また、外的要因として、タイトな下着や衣服による摩擦、スポーツや運動中の刺激が肥大や黒ずみを引き起こすことがあります。

加齢も原因の一つで、皮膚や組織が伸びやすくなることで形状が変化するケースもあります。

日常生活での支障とその影響

肥大した小陰唇は、日常生活にさまざまな支障をもたらします。

たとえば、下着や衣類との摩擦による痛みやかゆみが挙げられます。

また、運動中や自転車の乗車時に擦れたり引っかかったりすることで、不快感や痛みを伴うことがあります。

衛生面でも問題が生じやすく、小陰唇が大きいと汚れや分泌物が溜まりやすくなるため、感染症のリスクが高まる場合もあります。

さらに、見た目へのコンプレックスが心理的ストレスを生み、性行為や水着の着用に抵抗を感じる女性も少なくありません。

小陰唇縮小術の手術とダウンタイム

ここでは、小陰唇縮小術の手術の詳細や術後の過ごし方、ダウンタイムについて詳しく解説します。

手術の詳細と手術中の痛みについて

手術の詳細と手術中の痛みについて

小陰唇縮小術は通常麻酔下で行われます。

以下が主な流れです。

  • カウンセリングとデザイン
    手術前に医師としっかり相談し、希望する形状や大きさを決定します。
    デザインは個々の特徴を考慮しながら行われ、仕上がりに大きく影響します。
  • 局所麻酔の実施
    手術中の痛みを軽減するため、局所麻酔を施します。
    施術中に痛みを感じることはほとんどありません。
    麻酔が効いている間に、切除や縫合が丁寧に進められます。
  • 余分な組織の切除と縫合
    余分な組織を除去し、吸収糸で自然に見えるよう丁寧に縫合します。
    この吸収糸により、術後の抜糸の必要がなく、患者の負担が軽減されます。

痛みについて心配される方が多いですが、局所麻酔がしっかり効いているため、手術中に感じる痛みはほとんどありません。

手術時間とダウンタイムについて

小陰唇縮小術は短時間で終了し、ダウンタイムも比較的軽度な施術です。

以下がその詳細です。

  • 手術時間
    手術は約1時間程度で完了します。
    日帰りで受けられるため、忙しい女性でもスケジュールに組み込みやすい施術です。
  • ダウンタイム
    術後には軽度の腫れや痛み出血が発生することがありますが、通常1〜2週間以内に改善します。
    圧迫の為にナプキンやガードルを使用して対応しましょう。
    縫合に使用する糸は吸収糸を使用しますが、糸が自然に吸収されるまで数カ月を要すため、1週間後に抜糸をしています。
  • 日常生活への復帰
    日常生活には3〜4日で戻れますが、激しい運動や性行為は医師の指示に従い、1ヶ月程度控える必要があります。

小陰唇縮小術のメリットとデメリット

小陰唇縮小術は、見た目の美しさを追求するだけでなく、日常生活の快適さや衛生面の向上も期待できる施術です。

しかし、どの手術にもリスクが伴うため、メリットとデメリットを正しく理解した上で選択することが重要です。

以下に、それぞれの側面について詳しく説明します。

見た目・機能改善のメリット

小陰唇縮小術の最大のメリットは、見た目と機能の両面での改善が期待できる点です。

  • 見た目の自信回復
    肥大した小陰唇を整えることで、左右のバランスが改善され、自然で美しい仕上がりを実現します。
    これにより、見た目に対するコンプレックスが軽減され、自信を持てるようになります。
  • 摩擦や痛みの軽減
    小陰唇が下着や衣服と擦れることで生じる痛みやかゆみが軽減されます。
    また、運動時や自転車の乗車時の不快感も解消されます。
  • 衛生状態の向上
    小陰唇の形状を整えることで、汚れや分泌物がたまりにくくなり、感染症リスクが低減します。

生理中の不快感も軽減され、日常生活がより快適になります。

手術に伴うリスクとデメリット

一方で、小陰唇縮小術にはいくつかのリスクや注意点も存在します。

  • 手術後の腫れや痛み
    手術後、数日から1週間程度は軽い腫れや痛みが生じることがあります。
  • 出血や感染のリスク
    手術の際に出血や感染が起こる可能性があります。
    適切な衛生管理とアフターケアを行うことで、リスクを最小限にすることが可能です。
  • 感覚の変化
    一時的に感覚が鈍くなる場合がありますが、通常は時間の経過とともに回復します。

小陰唇縮小術は、多くのメリットを提供する一方で、リスクも伴うため、信頼できるクリニックと医師を選び、適切なアフターケアを行うことが成功の鍵となります。

術後のケアと注意点

小陰唇縮小術後の回復をスムーズにし、感染症や合併症のリスクを最小限に抑えるためには、適切な術後ケアが不可欠です。

術後の過ごし方や日常生活での注意点を理解し、医師の指示に従うことで、より早い回復と理想的な仕上がりが期待できます。

以下に、術後に知っておくべきポイントを解説します。

術後に注意すべきポイント

術後の生活で注意すべき具体的なポイントです。

  • 入浴について
    術後は患部を清潔に保つ必要がありますが、1〜2週間はシャワーのみで過ごし、湯船に浸かるのは医師の指示を待ちましょう。
    過度な湿気が感染のリスクを高める可能性があるため、清潔なタオルでしっかり拭くことも重要です。
  • 性行為の再開
    性行為は患部に負担をかける可能性があるため、術後4週間程度控えることが推奨されます。
  • 運動や重いものを持つこと
    術後は激しい運動や重いものを持つ行為を避けましょう。
    これにより、患部への負荷を軽減し、スムーズな回復を助けます。軽い散歩程度であれば、数日後から可能です。
  • 感染症予防
    術後は患部を清潔に保ち、指示された抗生剤を忘れずに服用することが重要です。
    腫れや痛みが長引く場合や異常を感じた場合は、早めにクリニックを受診してください。

小陰唇縮小術の手術費用の目安

小陰唇縮小術の費用はクリニックや施術内容によって異なりますが、一般的には10万円から30万円程度が相場となります。

この費用には、カウンセリング料や術後のアフターケア費用が含まれる場合が多いです。

まとめ

小陰唇縮小術は、見た目と機能の両面で改善が期待できる施術であり、多くの女性が抱える悩みを解消する有効な手段です。

術後の適切なケアを行い、感染症を予防することで、よりスムーズな回復と美しい仕上がりが実現します。

また、費用やアフターケアの内容についても事前にしっかり確認し、信頼できるクリニックを選ぶことが成功の鍵です。

カウンセリングを通じて不安を解消し、理想の結果を手に入れましょう。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長
2022年いとうらんクリニック四条烏丸開設

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