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糸リフトアップってどんな施術?施術の効果やメリット・他のリフトアップ施術も解説

「糸リフト」「フェイスリフトアップ」、という言葉を聞いたことがある人は少なくありませんが、具体的にどういうものであるのか知らないという人もまた多いです。

厳密には糸リフトとフェイスリフトアップは、必ずしも同じとは限りません。

美容整形を利用する際は、施術名称の区別ができるようになっておいた方が、後から「想像していたのと違っていた」と戸惑わず済みます。

本記事では、糸リフトアップとはどういった施術なのか具体的に解説します。

よく混同される施術も同時に解説するため、参考にすることで、施術の区別ができるようになります。

糸リフトとは?


糸リフトとは、糸を使ったフェイスリフトアップ施術のことです。

コグという極小のカギがついた糸を、針で皮膚の下に挿入していき、引っ張る力で顔全体を持ち上げます。

一般的に、糸は体内で溶けていくものが使用されます。

そのため、時間が経つと糸は体内から消えることになります。

しかし、施術の影響は完全には無くならず、一定の効果を永続的に発揮し続けます。

リフトアップとは

リフトアップとは、上に持ち上げるという意味です。

リフトが「持ち上げる」という意味の言葉であり、アップは「上に」という意味の言葉です。

「フェイスリフト」「糸リフト」など、「アップ」の部分が省略されている言い方も目立ちますが、「リフト」と入っている時点で、「リフトアップ」という意味だと捉えても間違いではありません。

本来特別に顔を指すようなニュアンスはありませんが、美容整形の世界ではリフトアップというと、顔に対してのリフトアップ。

つまり、フェイスリフトアップを指すケースが多いです。

リフト=糸とは限らない

フェイスリフトアップの手段はさまざまであり、リフトアップ=糸リフトと限っているわけではありません。

そのため、糸リフトを行いたい時は、「糸リフト」「スレッドリフト」と施術メニューにあるかどうか確かめましょう。

「リフトアップ」という言葉だけを見て糸リフトだと思い込まず、どのようなリフトアップ施術なのか確かめるクセを付けた方が、後々のためになります。

糸以外のリフトアップについて

糸以外のリフトアップは、主に以下の2つです。

  • レーザーによるフェイスリフトアップ
  • 切開によるフェイスリフトアップ

いずれもそれぞれ、糸リフトとは異なるメリット・デメリットがあります。

一概にどれが良いというものではなく、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

興味を抱いたら、遠慮なくクリニックに相談してみてください。

レーザーによるフェイスリフトアップ

レーザーによってフェイスリフトアップを行うことも可能です。

レーザーのリフトアップは、糸リフトよりもさらに体への負担が軽く、ダウンタイムはほとんどないことが魅力です。

一方で、リフトアップ効果としては糸リフトよりもやや低いため、リフトアップよりも体への負担を優先したい人向きです。

ひとくちにレーザーといってもさまざまな種類があり、クリニックによっても導入されている器具が異なるため、具体的なことはクリニックに直接確認しましょう。

いとうらんクリニック四条烏丸では、医療ハイフ・フォトナレーザーの2つを使用しています。

切るフェイスリフトアップとは

切るフェイスリフトアップとは、文字どおり顔の皮膚やたるみを切開・切除して行うフェイスリフトアップ方法です。

レーザーはもちろん、糸リフト以上の高いアンチエイジング効果を発揮します。

程度の重いたるみも解消でき、シャープなフェイスラインを確実に実現できる、効果の高さが最大の魅力といえます。

一方でダウンタイムが長く、傷が大きいため、元の生活に戻るまで時間がかかるというデメリットもあります。

個人差がありますが、1ヶ月程度は生活に影響が出ると考えておいた方が良いでしょう。

糸リフトの効果・メリット

糸リフトの効果・メリットは以下のとおりです。

  • たるみを改善する
  • シワを改善する
  • 肌質が良くなる
  • アンチエイジングできる
  • 効果が半永久的に続く
  • 傷が小さい

上記を見て、「現在の悩みを解決してくれそう」と感じた人は、ぜひ糸リフト施術を検討してみてください。

たるみを改善する

糸リフトは、顔のたるみを改善できます。

糸の引っ張る力で、各部位のたるみを持ち上げ、シャープなフェイスラインを実現できるのです。

頬の部分だけでなく、二重あごなどのたるみなども糸リフトで改善できます。

そのため、単に若々しい印象になるだけでなく、小顔になり痩せた印象を強めることもできます。

シワを改善する

糸リフトは、各種シワを改善します。

糸リフト施術を行なうと、糸の引っ張る力と、肌質改善効果による肌のハリの効果が同時に発現します。

そのため、ほうれい線のような深く濃いシワから、ちりめんジワのような全体的に広がるタイプのシワまで、幅広くカバーできます。

肌質が良くなる

糸リフトを行うと、肌質が改善されます。

糸を挿入することで、体は傷ができたと認知します。

結果として傷を修復しようとし、肌全体が活性化するため、肌にハリ・ツヤが戻るのです。

乾燥肌に悩む人にも有効です。

アンチエイジングできる

糸リフトはアンチエイジング効果が期待できます。

皮膚のたるみ・シワが改善されることと、肌質が良くなることで、顔全体の印象を若々しくできるのです。

年齢層が高くなればなるほど、糸リフトのアンチエイジング効果は高くなります。

「最近なんだか老けた気がする」と感じる人ほど、糸リフトが適しています。

効果が半永久的に続く

糸リフトの効果は、半永久的に続きます。

糸は消えてしまいますが、糸を挿入した際に発生する皮膚の繊維は残るためです。

この繊維は、時間経過で消えることがありません。

そのため、糸は消えても皮膚の繊維が糸の代わりになり、結果的に一定の効果を発揮し続けるのです。

傷が小さい

糸リフトは傷が小さいです。

糸を通すのに使うのが針であるため、顔に残る傷は点状であり、ごく小さいものでしかありません。

位置もこめかみや耳の裏であり、目立つことはありません

髪の毛で簡単に隠れるため、生活に支障が出にくい点が魅力です。

糸リフトアップはいとうらんクリニック四条烏丸で


糸リフトアップを試したい。

でも、具体的にどこのクリニックにかかれば良いかわからない…という人は、ぜひいとうらんクリニック四条烏丸にお越しください。

特に、アンチエイジングをご希望の方は、当クリニックにご来院ください。

当クリニックはアンチエイジング施術を得意としており、糸リフトをはじめ、さまざまな施術を併用してもっとも自然かつ若々しい仕上がりを提供できます。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長
2022年いとうらんクリニック四条烏丸開設

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