糸リフト失敗のケースとは?リスク回避の方法も併せて解説
糸リフトに興味を抱きつつ、「失敗したという口コミも見るし不安が拭えない…」と施術に二の足を踏んでしまう人は、少なくありません。
確かに失敗してしまう事例が0というわけではありませんが、糸リフト失敗のリスクを低減する方法はあります。
本記事では糸リフトの失敗や、回避方法について解説します。
参考にして、施術への不安を払拭する手助けにしてください。
糸リフトとは?
糸リフトとは、顔にコグと呼ばれる極小のカギがついた糸を通し、引っ張り上げる力で顔をリフトアップする施術です。
たるみなどを改善する他、アンチエイジング効果もあります。
顔全体のシェイプにも有効です。
通常の糸のように、針で皮膚に通していくため、メスを使いません。
傷も穴が数個つくだけであり、目立ちません。
糸リフトの効果
糸リフトの効果は、以下のとおりです。
- あごやほほのたるみ改善
- たるみ予防
- フェイスラインをシャープにする
- 肌のハリや弾力アップ
- エイジングケア
- 肌質改善
メスを使うことなく、さまざまな効果を得られるのが糸リフトの魅力です。
特にたるみの改善は、切開無しの場合効果がやや低めになってしまう施術が多い中、糸リフトであれば大きな改善が見込めます。
糸リフトの施術失敗ケース
糸リフトの施術失敗ケースとしては、以下のようなパターンがあります。
- 糸の凹凸がわかる
- 糸が透けて見える
- 糸の引きつれがおさまらない
- 表情が不自然
- 仕上がりがイメージと異なる
上記以外にも、術後気になることがあれば、遠慮なくクリニックに相談してください。
糸の凹凸がわかる
術後、顔に埋まった糸の凹凸が分かってしまうという失敗ケースがあります。
見た目ででこぼこしていなくとも、触ると分かってしまうということもあります。
現在、糸リフトで使用される糸は、どこのクリニックでも皮膚に溶ける糸が主流です。
そのため、ごく小さな凹凸であれば、糸が溶けるのを待つことで気にならなくなるケースもあります。
どうしても気になってしまうようだったり、明らかにわかるような凹凸の場合は、クリニックに再度相談してください。
糸が透けて見える
術後、埋没している糸が皮膚の上から透けて見えてしまうというケースもあります。
通常は、見えない程深くに埋没させているため、外から見た目でわかるようなことはありません。
しかし、腕が未熟なクリニックで施術を受けたり、まれな場合ですが術後急激に痩せてしまい、皮膚が薄くなったりすると外から透けてしまうことがあるのです。
一般的に糸は時間と共に吸収されるため、待つことで徐々にわからなくなりますが、どうしても気になる場合はクリニックに相談しましょう。
糸の引きつれがおさまらない
糸の引きつれがおさまらないというケースもあります。
比較的多く見られることですが、一方で「時間経過と共に気にならなくなった」という結果になることも多いです。
一般的に引きつれる感覚は、多かれ少なかれ誰でもあります。
まずは1ヶ月程度様子を見て、改善しない・悪化しているようであればクリニックに相談しましょう。
表情が不自然
仕上がりの表情が不自然というケースもあります。
通常の顔は自然でも、顔を動かすと不自然になったり、左右差がひどいという場合もあります。
クリニックの腕が未熟でも起こりうることですが、カウンセリングをおろそかにしていても起こりやすいトラブルです。
もしも不自然な仕上がりになってしまったら、再度クリニックに相談しましょう。
仕上がりがイメージと異なる
仕上がりがイメージと異なってしまったというケースもあります。
施術ミスというよりは、どちらかというと不幸な行き違いの結果であるケースが多いです。
施術を受ける側と行う側でカウンセリングの不足が起き、仕上がりイメージを共有できないまま施術に進んでしまうと、こういったトラブルが発生します。
施術失敗の回避方法
糸リフト施術失敗を回避する方法は、以下のとおりです。
- カウンセリングをしっかり行う
- 実績豊富なクリニックで施術を受ける
- ダウンタイム中はゆっくり休む
上記の条件を守ることで、100%とはいえなくても、かなりのリスクを低減することができます。
特に、クリニック選びは最重要と言えます。
カウンセリングをしっかり行う
糸リフト前は、カウンセリングをしっかり行いましょう。
糸リフト以外の施術でも、カウンセリングが大切なことは変わりませんが、糸リフトは仕上がりが不満でも元に戻すことができません。
そのため、より慎重なカウンセリングが必要です。
性格上希望を伝えることに遠慮してしまう人も居ますが、結果的にお互いのためになりません。
自分の要望を、きちんとクリニックに伝えておきましょう。
実績豊富なクリニックで施術を受ける
施術を受ける際は、実績豊富なクリニックを選びましょう。
症例件数や口コミを参考にして選ぶと、確実性が上がります。
実績豊富なクリニックは、多くの症例をこなしており、高い技術力を持っています。
また、口コミの評判が良いことは、技術力だけでなくカウンセリングの丁寧さの裏付けにもなります。
クリニック選びに成功すれば、施術のリスクはそれだけでぐんと下がります。
どこでも良いなどと考えず、慎重に選びましょう。
ダウンタイム中はゆっくり休む
施術後ダウンタイムに入ったら、ゆっくり体を休めましょう。
どのような施術でも、施術直後は体がダメージを負っています。
普段通りに過ごすと体への負担が大きくなり、余計に治りが遅くなってしまいます。
場合によっては、傷が悪化してしまうこともあります。
できるかぎり早く、普通の生活に戻りたいと感じるのは、自然なことです。
しかし、早く戻りたいと感じるからこそ、傷が治らない内はしっかりと休むことが大切です。
糸リフトはいとうらんクリニック四条烏丸で
糸リフト施術をお考えの方は、ぜひいとうらんクリニック四条烏丸にて施術をお受けください。
当クリニックは糸リフトの仕上がりの自然さを重要視しています。
そのため、単に仕上がりがきれいなだけでなく、ナチュラルで施術を思わせない美しさを提供できます。
まずはカウンセリングだけでも構いません。
スタッフ一同、お待ちしております。
まとめ
糸リフトは比較的負担の軽い施術ですが、リスクもあり、場合によっては施術失敗となってしまうケースもあります。
失敗しないために大切なことは、クリニックとしっかり連携を取り、相談しながら施術を行うことです。
例え技術が保証されていても、話しにくいと感じたのであれば、転院を考えても良いでしょう。
自分のためにも、信頼のおけるクリニックを選んだ上で、施術に臨んでください。
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |