フラクショナルレーザーのダウンタイムはどのような症状がある?詳しく紹介
シワやニキビ跡の改善やほくろ除去などさまざまな効果を期待できるフラクショナルレーザー。
幅広い肌悩みに改善できるのが魅力ですが、ダウンタイムが気になるといった方も多いのではないでしょうか。
本記事ではフラクショナルレーザーのダウンタイムについて詳しく紹介します。
フラクショナルレーザーを検討している方はぜひ参考にしてください。
フラクショナルレーザーとは?
フラクショナルレーザーは、肌の表面にドット状にレーザーを照射する治療です。
皮膚にドット状のレーザーを照射することによって、肌細胞の生まれ変わりを促進させ、新しい皮膚を再生する効果が期待できます。
ドット状に傷つけられた皮膚を治癒する課程で、コラーゲンやエラスチンも生成されるため、肌のハリや弾力アップなど肌質改善効果も得られるのも魅力です。
またレーザー照射時には痛みが伴うため、麻酔クリームを塗ってから治療を行います。
痛みの感じ方は個人差があるため一概にはいえませんが、麻酔クリームを利用することで痛みを軽減できるため、過度に心配する必要はありません。
フラクショナルレーザーに期待できる3つの効果
フラクショナルレーザーに期待できる効果は大きく分けて3つあります。
それぞれの効果について詳しく紹介します。
傷跡やニキビ跡の改善
フラクショナルレーザーは、傷跡やニキビによってできたクレーターや凹凸の改善を目指すことが可能です。
クレーターや凹凸をレーザーで一度破壊することで、凹凸のないなめらかな肌へと仕上がります。
重度な傷跡やニキビ跡に関しては、出力の高いアブレイティブタイプのフラクショナルレーザーを使用するケースもあります。
シワやたるみの改善
フラクショナルレーザーによって傷ついた皮膚を修復しようとする課程で、コラーゲンやエラスチンが生成されます。
その結果、肌のハリや弾力がアップして、シワやたるみなどの肌悩みも改善することが可能です。
またコラーゲンなどの保湿成分が増えることで、肌のうるおいを保ちやすくなり、みずみずしい肌へ導いてくれるといった効果も期待できます。
肌質改善
フラクショナルレーザーは傷跡やニキビ跡の改善に多く使われていますが、シミや黒ずみなどの改善する効果も期待できます。
皮膚の生まれ変わりやコラーゲン、エラスチン生成によって、くすみのない綺麗な肌を手に入れることが可能です。
フラクショナルレーザーのダウンタイムは?
フラクショナルレーザーは、皮膚にドット状の傷を付ける治療なため、回復するためにダウンタイムが伴います。
治療を受ける前に、ダウンタイム症状について理解しておきましょう。
治療による赤み
使用する機器によっても異なりますが、フラクショナルレーザー後は強く赤みが現れる傾向があります。
術後2~3日程度続き、時間経過と共に徐々に落ち着きます。
出力がそこまで高くないノンアブレイティブタイプであれば3日程度で落ち着き、メイクで隠せる程度なため、休暇を取る必要はありません。
むくみや腫れ
術後は一時的なむくみや腫れが生じるケースもあります。
2~3日で落ち着くとされているため、安静にしておきましょう。
また肌が弱い方や出力の高いレーザーを当てた場合は、ダウンタイム症状が長引く可能性があります。
あまりにもむくみや腫れが収まらない場合は、治療を受けたクリニックに相談するのがおすすめです。
フラクショナルレーザーを受ける頻度について
フラクショナルレーザーは、一般的に5〜10回程度受けることで、より効果を実感できます。
間隔は1ヶ月程度が適切とされています。
クリニックによっては5回を1セットなど回数が決まっていることもあるため、事前に確認しておきましょう。
フラクショナルレーザーを受ける際に気をつけたいポイント
フラクショナルレーザーは多くのクリニックで扱っていますが、失敗するリスクを軽減させるためにも、慎重に選びましょう。
フラクショナルレーザーを受ける際のポイントについて2つ紹介します。
信頼できる医師やクリニックで受ける
フラクショナルレーザーを受ける際は、信頼できる医師やクリニックのもとで受けましょう。
施術者のスキルによって仕上がりが異なるため、クリニック選びは事前のリサーチが大切です。
症例写真をチェックしたり、実際に治療を受けた人の口コミを集めたりなど情報収集を欠かさずに行いましょう。
また丁寧に時間をかけてカウンセリングを行ってくれるクリニックを選ぶと、安心して施術を受けられます。
ダウンタイム中もケアを怠らない
フラクショナルレーザーを受けた後は、保湿ケアや紫外線対策を入念に行いましょう。
レーザーによって肌が敏感な状態になっているため「治療を受けたら終わり」というわけにはいきません。
カウンセリングの際に、アフターケア方法などを聞いておくとスムーズにケアできるのでおすすめです。
いとうらんクリニック四条烏丸は駅チカでアクセスしやすい
いとうらんクリニック四条鳥丸は、四条駅と鳥丸駅から徒歩2分でアクセスできます。
レーザー治療は定期的に通う必要があるため、駅からアクセスしやすいクリニックを選ぶと便利です。
さらに当院では、フラクショナルレーザー以外にもピコレーザーやフォトナレーザーなどさまざまな治療を扱っているので、1人ひとりに合った治療を提案しています。
院内は完全個室でリラックスしながら施術やカウンセリングを受けられるので、気になる方はぜひご相談ください。
フラクショナルレーザーのダウンタイムは刺激を避けて安静にしよう
フラクショナルレーザーのダウンタイムは、赤みや腫れなどが生じます。
保湿ケアや紫外線対策なども入念に行い、理想の肌に仕上がるようケアすることが大切です。
フラクショナルレーザーで肌トラブルを改善し、綺麗な肌を目指しましょう!
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |