フラクショナルレーザーはニキビ跡に効く?必要な回数についても詳しく解説
「ニキビ跡を改善したい」「フラクショナルレーザーの効果は?」
このような悩みや疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。
本記事ではフラクショナルレーザーの効果について紹介します。
ニキビ跡改善をはじめ、さまざまな効果について詳しく解説しているので、フラクショナルレーザーを検討している方やニキビ跡で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
フラクショナルレーザーはニキビ跡に効果的?効果について
フラクショナルレーザーとは、肌の表面にドット状のレーザーを照射する治療方法です。
ドット状の傷によって、肌細胞の生まれ変わりが促進され、新しい皮膚の再生が期待できます。
新しい皮膚が再生されることで、ニキビ跡の改善はもちろん、開き毛穴や傷跡改善などさまざまな効果を得られます。
ここからはフラクショナルレーザーによる効果について詳しく紹介します。
ニキビ跡(クレーター)傷跡や小じわ
フラクショナルレーザーは、クレーター状のニキビ跡や傷跡などの改善を目指すことが可能です。
レーザーによって皮膚が再生される過程で、クレーターや傷跡を改善し、皮膚を滑らかにする働きを持っています。
さらにコラーゲンやエラスチンの増加によって、凹凸がある部分と周辺の組織のバランスが整うことで、より滑らかな肌へと生まれ変わります。
開き毛穴
フラクショナルレーザーは、開き毛穴の改善効果も期待できます。
レーザーによって肌の表面に微細な穴を開けることで、周辺の組織を修復し、新しい皮膚が再生されます。
コラーゲンやエラスチンの生成を促進することによって開いた毛穴が引き締まることで、より綺麗な肌を手に入れることが可能です。
さらにレーザーが油分を分泌する調整する皮脂腺を刺激することによって、毛穴詰まりを防ぐ効果も期待できます。
シミやくすみ
フラクショナルレーザーによって、新しい皮膚が再生されることで、皮膚に蓄積されていたメラニン色素が排出されます。
その結果、シミやくすみが改善され、綺麗な肌を手に入れることが可能です。
さらにコラーゲンなどの保湿成分が増えることで、肌がうるおいを保ちやすい状態になります。
その結果、みずみずしいハリやツヤのある肌を手に入れられるのもフラクショナルレーザーによって期待できる効果の1つです。
フラクショナルレーザーのダウンタイム症状
フラクショナルレーザーは、皮膚に傷をつけて肌の生まれ変わりを促す治療なため、ダウンタイムが伴います。
治療目的によってもダウンタイム症状は異なることを理解しておきましょう。
ここからはフラクショナルレーザーのダウンタイム症状を3つ紹介します。
赤み
フラクショナルレーザー後は、赤みが強く出る傾向があります。
出力がそこまで高くないノンアブレイティブタイプであれば術後3日程度で落ち着きます。
治療の翌日からは化粧もできるため、生活に大きな支障をきたす可能性は低いでしょう。
出力が高いアブレイティブタイプは術後3日〜1週間程度、赤みが生じます。
他人の目が気になる場合は休暇を取得したり、マスクで隠したりするのがおすすめです。
むくみや腫れ
治療後にむくみや腫れが生じる場合もあります。
肌が弱い方やアブレイティブタイプのフラクショナルレーザーを使用した際は、ダウンタイム症状が強く出る傾向があります。
あまりにもむくみや腫れが長引く場合は、治療を受けたクリニックを受診しましょう。
フラクショナルレーザーでニキビ跡を改善するには何回必要?
フラクショナルレーザーは一般的に5〜10回程度受けることで、より効果を実感できます。
クレーター状のニキビ跡を改善したい場合は、肌質改善目的に比べると回数を重ねる必要があります。
治療を続けることで、効果を得られるため、途中でやめずに根気よくレーザー治療を続けましょう。
フラクショナルレーザーの効果を高めるコツ
フラクショナルレーザーは、施術を受けたら治療が終了というわけではありません。
術後のケアによって仕上がりが左右されるため、事前にレーザー治療の効果を高めるコツを理解しておきましょう。
フラクショナルレーザーを受ける際のコツを2つ紹介します。
信頼できる医師やクリニックのもとで受ける
フラクショナルレーザーを受ける際は、信頼できる医師やクリニックのもとで受けましょう。
「悩んでいる症状はフラクショナルレーザーで改善できるのか?」「肌質に合っているか?」といったヒアリングをしっかりと行ってくれるクリニックで治療を受けるのがおすすめです。
肌質によってはレーザー治療が向いていないケースもあるため、デメリットやリスクまで紹介してもらえるようなクリニックを選びましょう。
術後のケアを入念に行う
レーザー治療後は、肌が刺激を受けやすい状態になっています。
そのため日焼けや乾燥、摩擦など肌に悪影響を及ぼすような行動は控えましょう。
術後のケアを怠ってしまうと、肌トラブルに繋がるケースもあるため、入念にケアを行いましょう。
いとうらんクリニック四条鳥丸は形成外科専門医が在籍
いとうらんクリニック四条鳥丸は、形成外科専門医の女性院長が在籍しています。
「マイナス10歳のあなた」をコンセプトに掲げ、1人ひとりに合った施術方法を提案しています。
美容医療に関した知識がない方でも安心して施術を受けられるよう、じっくりとカウンセリングを行っているので、安心してご来院ください。
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フラクショナルレーザーでニキビ跡を改善しよう
フラクショナルレーザーはニキビ跡をはじめ、開き毛穴やほくろ除去などさまざまな肌悩みの改善が期待できます。
ニキビ跡の度合いによって異なりますが、5〜10回程度治療を受ける必要があるため、できるだけ早く治療を始めるのがおすすめです。
ニキビ跡を改善して、理想の肌を目指しましょう!
記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
2003年 | 山口大学医学部卒業 |
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2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定 |
2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |