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糸リフト施術後に顔が大きくなった?原因と対策を解説

糸リフトに対し、小顔効果を求める人は少なくありません。

しかし一方で、「糸リフトを行って、むしろ顔が大きくなったと感じる」という人が居るのも事実です。

実際は、糸リフトを行って、施術前より顔が大きくなるということはありません。

しかし状況によって、大きくなったように見えてしまう場合があるのです。

本記事では糸リフト施術後、顔が大きくなったと感じてしまう原因や対策を解説します。

参考にして、不安を払拭する助けにしてください。

糸リフトとは?


糸リフトとは、顔の皮膚内に糸を挿入する美容医療です。

挿入した糸の院長力を利用し、顔全体を持ち上げます。

糸で顔を引っ張り持ち上げるというと、「痛そう」「引きつれそう」などのイメージを持たれがちですが、施術時はしっかり麻酔を効かせるため、痛みを感じません。

糸で引っ張られるような感覚は施術直後に強く出ますが、時間が経つにつれて馴染んでいき、気にならなくなります。

糸そのものも体内に吸収されていくため、1年半が経過した頃には体と一体化します。

糸リフトの効果

糸リフトの効果は、以下のとおりです。

  • たるみ改善・予防
  • 肌質改善
  • しわ改善
  • 小顔効果

糸リフトを受け付けている多くのクリニックが、期待できる効果の中に「小顔効果」を挙げています。

自然、小顔を求めて糸リフトに踏み切る人も増えますが、小顔を期待したにも関わらず、逆に顔が大きくなったと感じる結果になってしまうと、「話が違う」と感じてしまいます。

しかし、糸リフトで顔が大きくなったと感じてしまう現象には、理由があります。

糸リフト後に顔が大きくなった際の原因は?

糸リフト後に顔が大きくなった際の原因は、以下の2つです。

  • 一時的な腫れ・むくみ
  • リフト効果による見え方の違い

上記の減少は、糸リフトを行うと、多かれ少なかれ全員が体験することです。

自分だけが特別悪い状況にある、というわけではないため、心配しすぎることはありません。

ただし、施術後明らかに顔が大きく肥大化している場合は、なんらかの疾患が原因である可能性が高いです。

クリニックか医療機関に相談し、早めに原因を特定しましょう。

一時的な腫れ・むくみ

施術直後の一時的な腫れやむくみのため、顔が大きくなったという人は少なくありません。

糸リフトはダメージの少ない施術ですが、負担がないわけではありません。

顔に糸を挿入すると傷ができるため、体は傷を直そうと、一時的に腫れやむくみなどの症状を起こして反応を示します。

結果として、施術を行ったにも関わらず、かえって顔が大きくなったように見えてしまうのです。

糸リフトに限らず、施術後一時的に腫れが出るという症状は多くの美容医療メニューで起こります。

クリニックからも施術前に説明が出るため、参考にしてください。

リフト効果による見え方の違い

糸リフトの効果により、顔の見え方が変わると、「顔が大きくなった」と感じられるケースもあります。

糸リフトは糸を挿入し、引っ張る力で顔を上へ持ち上げる美容医療です。

そのため施術後は、顔の下部分に位置していたたるみなどが引っ張り上げられ、上に移動します。

結果としてフェイスラインが引き上げられ、頬骨の辺りに今までなかった頬肉がある程度付くため、顔が大きくなったと感じられるのです。

そのため、「頬骨が目立つのが嫌だ」という人が小顔効果を求める場合は、他の美容医療メニューを検討した方が良いでしょう。

糸リフト後に顔が大きくなった際の対策

糸リフト後に顔が大きくなったと感じられる場合、取れる対策は以下の2つです。

  • ダウンタイム症状が治まるのを待つ
  • 糸が顔に馴染んでくるのを待つ

基本的に待つ姿勢が大切です。

焦る気持ちが生じるのは自然なことですが、早く解決しようと自己判断で行動を起こすと、かえって悪い結果になってしまうケースもあります。

明らかな異常事態が起こっていない限り、「時間が解決してくれる」と心得て、糸リフトの効果が発揮されるのを待ってください。

ダウンタイム症状が治まるのを待つ

施術直後に顔が大きくなったと感じられる場合は、ダウンタイムの症状が治まるのを待ちましょう。

施術が終わったばかりのタイミングは、施術の傷が体に影響を与え、腫れやむくみが発生していて、顔が大きく見えてしまいます。

一般的には、施術後3日後までが腫れ・むくみのピークです。

3日を過ぎると徐々に状態は改善に向かい、1週間~2週間ほどかけて腫れが引いていきます。

そのため、顔が大きくなったと感じる場合は、まず2週間を目安に待ってみましょう。

糸が顔に馴染んでくるのを待つ

腫れが引いても顔が大きくなったと感じる場合は、糸が顔に馴染んでくるのを待ちましょう。

糸で持ち上げられ、変わったフェイスラインを見慣れていないというケースは、実際に少なくありません。

生活していくうちに、徐々に気にならなくなってくることも多いため、まずは待ってみてください。

また、施術後頬骨が目立ち過ぎるというケースもありますが、腫れが引いてしばらく経つと、今度はコラーゲンが生成されてきます。

結果的に頬がややふっくらし、頬骨とのバランスが取れたら、顔のサイズが気にならなくなったというケースもあります。

【参考】改善しなければクリニックに再相談を

施術後顔が大きくなったと感じ、その状態がまったく改善しない場合は、クリニックに再度相談してください。

一般的にクリニックは、施術前の写真をカルテに残しておくものです。

そのため、施術前と比べてどこがどう変わったのかを再確認し、これからどうしていくべきか方針が立てられます。

また、大きさ以外にも気になる点やおかしな所があれば、クリニックに相談しに行ってください。

安心の糸リフトをいとうらんクリニック四条烏丸で

安心して糸リフトを受けたいという方は、ぜひいとうらんクリニック四条烏丸にお越しください。

糸リフトの不安を取り除くには、高い技術力や数々の実績だけでなく、お客様の不安や悩みに寄り添う姿勢が問われます。

当クリニックであれば、施術による物理的なサポートと、カウンセリングによる精神的なサポートの2つを両立させ、納得の上で施術に進んでいただけます。

【まとめ】施術直後顔が大きく見えるのはよくあること


糸リフトの施術後、顔が大きく見えるのはよくあることです。

多くは一時的なものであり、数ヶ月経つ頃には気にならなくなっています

もしも状態が良くならなかったり、悪化したりした場合は、施術を受けたクリニックに再度相談に行き、今後の方針を考えましょう。

状況の悪化は言い出しにくいと感じる人もいますが、自分のために必要なことと捉えて、遠慮せずクリニックに向かってください。

記事監修医師プロフィール

院長/形成外科専門医・医学博士

伊藤 蘭

2003年山口大学医学部卒業
2003年京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科
2006年島根県立中央病院 形成外科
2008年松寿会共和病院 形成外科
2010年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学
2012年
~2014年
MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow)
2014年Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow)
2014年京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程 所定の単位修得および研修指導認定
2015年京都大学医学部附属病院形成外科 助教
2017年城本クリニック京都院 院長
2020年ピュアメディカル西大寺院 院長
2021年くみこクリニック四条烏丸院 院長

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