こんな方におすすめ
- 乳頭の悩みを根本的に解決したい方
- 将来の授乳に支障を出したくない方
- 重症度に応じた最適な術式で確実に治したい方
- 再発のリスクを最小限に抑えたい方
- 傷跡がほとんど目立たない仕上がりを希望する方
- ニオイや痒みなどの衛生面を改善したい方
陥没乳頭手術とは?
陥没乳頭とは、乳頭が乳輪の内側に引き込まれている状態を指し、女性の1〜2割に見られる症状です。
多くは生まれつきのものですが、炎症や疾患により後天的に生じることもあります。
成人後も改善しない場合、衛生面の悪化や将来の授乳トラブル、見た目の悩みにつながるため、治療が検討されます。
陥没乳頭手術は、これらを根本から解消するための治療です。
乳頭を引き込んでいる組織を解除し、形を整えて固定します。
現在は、将来の授乳機能を守るための「乳管温存」や、傷跡を最小限に抑える術式が主流となっており、機能面と審美面の両方を改善することを目的としています。
陥没乳頭を放っておくと
陥没乳頭を放置すると、見た目のコンプレックスだけでなく、健康や将来の生活に影響を及ぼす恐れがあります。
まず衛生面では、陥没部分に皮脂や汚れが溜まりやすく、細菌の繁殖によるニオイや痒みの原因となります。ひどい場合には、乳腺炎などの感染症を引き起こすリスクも否定できません。
また、将来の授乳において赤ちゃんが乳頭を吸いづらく、授乳が困難になるケースも少なくありません。
早期に適切な治療を行うことは、こうした心身のトラブルを未然に防ぎ、清潔で健康的な状態を維持することに繋がります。
陥没乳頭の症状の程度
重症度 | 状態(臨床的特徴) | 主な治療法(一般的・標準的) | 特徴 |
|---|---|---|---|
軽症 (I度) | 指でつまみ出すと簡単に露出するが、離すとすぐに埋もれてしまう。 | 吸引療法(非手術的治療)、マッサージ、乳頭保護器の使用 | 非侵襲的で、授乳機能への影響がほとんどない。 |
中等症 (II度) | 指でつまみ出すことができるが、維持が難しく、すぐに引き込んでしまう。 | 非乳管切断法(手術)、持続吸引器の長期間使用 | 授乳機能を温存しながら、支持組織を補強して再陥没を防ぐ。 |
重症 (III度) | 指でつまみ出すことが困難、または全くできない。 | 乳管切断法(手術)、弁状形成術(Sakai法など) | 強固な牽引がある場合に適用。授乳機能の維持が難しい場合があるが、形態維持には効果的。 |
陥没乳頭手術の効果
効果①:自然な乳頭形状の実現
乳頭を自然に突出させ、バスト本来の美しい立体感を整えます。
効果②:シルエットの改善
左右差を調整し、下着や水着を着た際のボディラインを美しく見せます。
効果③:コンプレックスの解消
外見の不安をなくし、日常のあらゆる場面で自分に自信が持てるようになります。
陥没乳頭の施術方法と特徴
1. 乳頭の引き上げ
専用の糸を用いて、陥没している乳頭を優しく引き上げ、土台を安定させます。
2. 切開と真皮弁の作成
乳管を傷つけないよう慎重に切開し、陥没の原因となっている組織を取り除きます。その後、皮膚の一部で真皮弁を作り、再陥没を防ぐよう丁寧に縫合します。
3. 仕上げと突出の確認
乳頭が美しく突出した状態であることを確認し、施術完了となります。
当院が選ばれる理由
陥没乳頭は見た目のコンプレックスだけでなく、授乳困難や乳腺炎のリスクにも繋がります。当院では、将来の授乳を希望される方には乳管を温存する術式を選択するなど、患者様のライフステージに合わせた最適な治療法を検討。単なる見た目の改善に留まらない、機能性を重視した治療のご提案を行います。
陥没乳頭の手術で最も重要なのは、一度引き出した乳頭が再び沈み込まないようにすることです。形成外科の知識・経験に基づき、乳頭を引き下げている組織(線維束)を適切に解除し、土台からしっかりと押し上げる内部処理を行います。再発率を最小限に抑え、長期的に美しい形状を維持できる設計を追求しています。
引き出すだけでなく、乳頭そのものの形や大きさも美しく整えることを重視しています。組織を無理に引っ張るのではなく、解剖学的に無理のない範囲で、立体的で自然な突出を実現。お一人おひとりの解剖学的特徴を丁寧に見極め、細部まで違和感のないオーダーメイドの仕上がりを目指します。
陥没乳頭手術の副作用・リスクについて
手術に伴う一般的な副作用・リスク
腫れ・内出血・痛み
手術後、数日から1〜2週間程度は患部に腫れ、内出血、鈍痛が生じます。これらは時間の経過とともに自然に消失しますが、処方された鎮痛薬を服用して安静に過ごしてください。傷跡・瘢痕(はんこん)
乳輪や乳頭の付け根を切開するため、細い線のような傷跡が残ります。通常は時間の経過とともに目立たなくなりますが、体質(ケロイド体質など)によっては赤みが長引いたり、傷が盛り上がったりする可能性があります。知覚鈍麻・違和感
手術の際、乳頭周囲の細い神経を刺激するため、一時的に感覚が鈍くなったり、逆に過敏になったりすることがあります。多くは数ヶ月かけて徐々に回復しますが、完全に元の感覚に戻らないケースも稀にあります。血流不全・壊死(極めて稀)
乳頭を無理に引き出す際、血流が悪くなり組織の一部がダメージを受けるリスクがわずかにあります。医師の診断のもと、適切な牽引強度や術式を選択することが重要です。
術式特有のリスク(授乳機能への影響)
乳管温存法(授乳機能を残す方法)
乳管を温存して周囲の組織を調整するため、将来的な授乳が可能です。ただし、重度の陥没の場合は矯正力が弱くなることがあり、再陥まつのリスクが非温存法に比べて高くなる傾向があります。乳管切断法(授乳機能を考慮しない方法)
短縮している乳管を直接切断して乳頭を引き出すため、矯正力が強く、再発しにくいメリットがあります。しかし、乳管を切断するため、将来的な授乳はできなくなります。未婚の方や今後出産の可能性がある方は慎重な検討が必要です。
術後の経過に関するリスク
再陥没・後戻り
手術で一度引き出した乳頭が、組織の癒着や引き込まれる力の強さによって、再び陥没してしまうことがあります。特に重度の陥没や、術後のアフターケア(保護キャップの装着など)が不十分な場合に起こりやすくなります。感染・化膿(稀)
傷口から細菌が入り、化膿するリスクがわずかにあります。術後は患部を清潔に保ち、医師の指示通りに抗生剤を服用してください。異常な腫れや膿、発熱がある場合は速やかに受診が必要です。
※効果や持続期間、症状の現れ方には個人差があります。詳しくは診察時に医師が説明いたしますので、不安な点はお気軽にご相談ください。
詳細情報
項目 | 内容 |
|---|---|
施術時間 | 30分〜60分程度 |
腫れ・内出血・ダウンタイム | 強い腫れは3日〜1週間程度で落ち着きます。内出血が出た場合も2週間程度で自然に消失します。完成までは1ヶ月〜3ヶ月程度が目安です。 |
術後経過 | 1週間後に抜糸を行います。術後しばらくは再陥没を防ぐため、乳頭を保護する固定具(ガーゼやカップ)を装着していただきます。 |
メイク・シャワー・入浴・運動 | メイク:当日より可能 シャワー:当日より可能(患部を濡らさないよう注意) 入浴・運動:抜糸後(約1週間後)から可能 |
注意事項 | 術後数日は患部を圧迫しないよう、ゆったりとした下着を着用してください。また、血流を良くしすぎると腫れの原因になるため、数日は激しい運動や飲酒を控えてください。 |
施術の流れ
Flow

ご予約
電話やWEB、LINEから予約。乳頭が陥没している、引き出してもすぐ戻ってしまうなど、現在のお悩みをお聞かせください。※当院では初診当日の手術は行っておりませんので、まずは診察のご予約をお願いいたします。

カウンセリング、手術方法の選択
術前の診察で、陥没乳頭の程度を評価したうえで術式を決定します。ほとんどの方は小さな傷からの手術で乳首を出すことができますが、重症度がひどい場合は切開手術を行うこともあります。

手術(手術当日)
局所麻酔による日帰り手術になります。手術時間は方法によって変わりますが、おおよそ30〜60分程度です。痛みを感じないよう、リラックスした状態で受けていただけます。

帰宅
手術後は安静にしていただいたあと、そのままお帰りいただけます。術後は24時間院長がサポート体制をとっておりますので、万が一の際も安心です。

アフターケア
術後の経過を丁寧に確認していきます。翌日に傷のチェック、1週間後に抜糸を行う予定です。その後、3か月後、半年、1年後に経過診察・超音波検診を行い、形が安定しているかをしっかり見守ります。
陥没乳頭手術の料金表
京都府
京都市全域 / 宇治市 / 大山崎町 / 乙訓郡 大山崎町 / 亀岡駅 / 木津川市 / 久御山町(久世郡) / 京田辺駅 / 城陽駅 / 長岡京駅 / 八幡駅
滋賀県
大津駅 / 草津駅 / 甲賀市
お悩み別施術比較表
| お悩み・ご希望 | 陥没乳頭手術 | 乳頭縮小術 | モントゴメリー腺除去 |
|---|---|---|---|
| 乳頭を突出させたい | ◎ | × | × |
| 乳頭を小さくしたい | △ | ◎ | × |
| 乳輪のブツブツを消したい | × | × | ◎ |
| 授乳機能を温存したい | ◎ | 〇 | 〇 |
| ダウンタイムを短くしたい | 〇 | 〇 | ◎ |
| 一度の施術で完了したい | ◎ | ◎ | ◎ |
評価の見方
- ◎ 非常に適している:第一選択となる施術
- 〇 適している:有効性が期待できる施術
- △ 条件付き:適応や目的によっては検討可能
- × 適していない:目的に合わない施術
※効果には個人差があります。
※最適な術式は診察で状態を確認した上でご提案します。

記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
| 2003年 | 山口大学医学部卒業 |
|---|---|
| 2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
| 2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
| 2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
| 2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
| 2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
| 2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
| 2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程所定の単位修得および研修指導認定 |
| 2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
| 2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
| 2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
| 2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |
| 2022年 | いとうらんクリニック四条烏丸 開設 |









