タトゥーの幅の約3倍の長さの、線状の傷あとが残ります。術後1〜3か月ほどは赤みや硬さがありますが、半年から1年ほどかけて、白っぽく平らな線へと落ち着いていきます。部位や体質によって傷あとの目立ち方は異なるため、診察の際に見込みをご説明します。

こんな方におすすめ
- 就職や転職、入籍などの期限までに、タトゥーをなくしておきたい
- できるだけ少ない回数・短い期間で治療を終えたい
- レーザー治療のために、何度も通院するのは難しい
- 緑や黄色、白、パステルカラーなど、レーザーが反応しにくい色のタトゥーがある
- レーザー治療を続けたが、色が残ってしまった
- インクがうっすら残るよりも、細い線の傷あとのほうが気にならない
タトゥー除去とは
タトゥー除去は、皮膚に入ったインクを医療的な方法で薄くしたり、取り除いたりする治療です。
タトゥーは、皮膚の奥にある「真皮」まで針を刺してインクを入れ、色を定着させています。真皮は生まれ変わりがとてもゆっくりなため、スキンケアや時間の経過だけで自然に消えることはなく、除去には医療機関での治療が必要になります。

タトゥーを除去する方法には、大きく分けて次の2つがあります。
レーザー治療
レーザーでインクを少しずつ壊していく
- 傷あとが残りにくい
- 複数回の通院が必要
- 色によってはインクが残ることがある
このページで紹介する治療
外科的な方法
皮膚ごとタトゥーを取り除く
- 少ない回数でタトゥーをなくせる
- 傷あとが残る
当院で行っている外科的な治療
当院では、外科的な治療として「切除手術」と「植皮術」の2つの方法を行っています。タトゥーの大きさや部位、皮膚のゆとりを診察で確認し、適した方法をご提案します。
METHOD 01
切除手術(分割切除を含む)
タトゥーを皮膚ごと切り取り、周りの皮膚を寄せて縫い合わせる方法です。1回で縫い寄せられない大きさのタトゥーは、数回に分けて切り取ります(分割切除)。
→
寄せて縫い合わせる
METHOD 02
植皮術
タトゥーを切り取ったあと、体のほかの部位から採取した皮膚を移植して、傷をふさぐ方法です。縫い寄せるのが難しい大きさや部位のタトゥーに向いています。
→
別の部位の皮膚を移植
切除手術とは
切除手術は、タトゥーが入っている皮膚を切り取り、周りの皮膚を寄せて縫い合わせる方法です。皮膚の表面だけでなく、インクが入っている深さより下の層まで含めて切り取るため、深く入ったインクや、レーザーが反応しにくい色のインクも残さずに取り除けます。手術は局所麻酔で行い、日帰りで受けられます。

単純切除と分割切除
切除手術には、タトゥーの大きさに応じて次の2つの方法があります。
1単純切除
タトゥーを1回の手術で切り取り、縫い合わせる方法です。周りの皮膚を無理なく寄せられる大きさのタトゥーに向いています。
2分割切除
1回では縫い寄せられない大きさのタトゥーを、数回に分けて切り取る方法です。1回目の傷が落ち着き、周りの皮膚にゆとりが戻るのを待ってから、残ったタトゥーを切り取ります。
分割切除では、前回の手術から3〜6か月以上の間隔をあけて次の手術を行います。手術の回数が増えるほど治療期間は長くなり、周りの皮膚にかかる力も大きくなるため、傷あとの幅が広がりやすくなることがあります。範囲が広く、分割切除でも縫い寄せるのが難しいタトゥーでは、植皮術をご提案します。
1回で切除できる大きさの目安
1回で切除できる大きさは、タトゥーそのものの大きさよりも、「周りの皮膚にどのくらいゆとりがあるか」で決まります。一般的な目安は次のとおりです。
皮膚にゆとりがあり、やわらかい部位
お腹など
幅4〜5cm程度まで
中程度のゆとり
上腕、太ももなど
幅2〜3cm程度まで
形や左右差が目立ちやすい部位
胸など
幅1cm前後まで
皮膚にゆとりが少ない部位
指、手の甲、足首など
幅1cm以下
※体格や年齢、皮膚のやわらかさによっても変わります。タトゥーの両側の皮膚を指でつまんで無理なく寄せられるか、体を動かしたときにつっぱらないかが、ひとつの目安になります。最終的には、診察で医師が判断します。
切除手術が難しい部位
- 肩や背中の上部
- 胸の中央
- ひじやひざなどの関節まわり
- すね
- 足首
- 指
これらは、皮膚のゆとりが少なかったり、体の動きで傷が強く引っ張られたりする部位です。切除手術の傷あとの幅が広がったり、盛り上がったりしやすくなります。そのため、こうした部位のタトゥーや、分割切除でも縫い寄せるのが難しい大きさのタトゥーには、植皮術をご提案します。
植皮術とは
植皮術は、タトゥーが入っている皮膚を切り取ったあと、体のほかの部位から採取した皮膚を移植して、傷をふさぐ方法です。周りの皮膚を寄せて縫い合わせないため、皮膚にかかる力が小さく、切除手術では縫い寄せられない大きさのタトゥーや、皮膚にゆとりが少ない部位のタトゥーにも対応できます。
移植する皮膚は、足の付け根や下腹部など、服で隠れやすい部位から採取します。皮膚を採取した部位は縫い合わせて閉じるため、そこにも線状の傷あとが残ります。

植皮術の経過
1生着まで 約1週間
移植した皮膚が新しい場所に定着する(生着する)までには、約1週間かかります。この間は、移植した皮膚がずれないようにガーゼなどで固定し、手術した部位をできるだけ動かさずに過ごしていただきます。
2なじみまで 半年〜1年
生着したあとも、移植した皮膚は周りの皮膚と色や質感、厚みが少し異なり、ふちに沿って傷あとが残ります。色や質感は半年から1年ほどかけてなじんでいきますが、周りの皮膚とまったく同じになるわけではありません。
切除手術と植皮術の違い
2つの方法の主な違いは次のとおりです。どちらが向いているかは、診察で医師がタトゥーと皮膚の状態を確認したうえでご説明します。
項目 | 切除手術(分割切除を含む) | 植皮術 |
|---|---|---|
向いているタトゥー | 周りの皮膚を寄せて縫い合わせられる大きさ・部位のタトゥー | 範囲が広いタトゥーや、皮膚にゆとりが少ない部位のタトゥー |
手術の回数 | 原則1回。大きい場合は分割切除で2〜4回程度 | 原則1回 |
残る傷あと | 細い線状の傷あと | 移植した皮膚のふちに沿った傷あと、色や質感の違い、皮膚を採取した部位の傷あと |
術後の過ごし方 | 約1週間で抜糸。しばらくは傷を強く引っ張る動きを控えます | 移植した皮膚が定着するまで約1週間、固定して安静に過ごします |
タトゥー除去のメカニズム
切除手術は、タトゥーが入っている皮膚をインクごと取り除き、周りの皮膚を寄せて縫い合わせることで、タトゥーをなくす治療です。
タトゥーそのものは完全になくなりますが、代わりに縫い合わせた部分が線状の傷あととして残ります。そのため、切除手術では「どのように切り、どのように縫うか」が、仕上がりを大きく左右します。

タトゥーを取り除く流れ
01デザインする
タトゥーの形や部位、皮膚のしわの向きを確認し、切り取る範囲と傷あとの向きを決めます
02麻酔をする
切り取る範囲とその周りに局所麻酔をします
03切り取る
インクが入っている深さより下の層まで含めて、タトゥーを皮膚ごと切り取ります
04縫い合わせる
周りの皮膚を寄せ、皮膚の内側と表面を2層に分けて縫い合わせます
05保護する
傷をガーゼやテープで覆い、圧迫して保護します
点線のとおり、木の葉の形(紡錘形)に切り取ります
POINT 01
切り取る形(切開デザイン)
皮膚を丸く切り取ったまま縫い合わせると、傷の両端の皮膚が余って盛り上がってしまいます。そのため、切除手術では、タトゥーを含む範囲を両端がとがった木の葉の形(紡錘形)に切り取るのが基本です。
この形にすることで、傷あとを平らな一本の線に整えやすくなります。その分、傷あとの長さはタトゥーの幅の約3倍になります。
部位や傷あとの向きによっては、傷をジグザグに折り曲げるようにデザインし、傷にかかる力を分散させる方法もあります。傷あとが周りのしわに紛れやすくなる一方で、傷の全長は長くなり、手術時間もかかります。どの方法が向いているかは、タトゥーの形や部位によって異なります。
内側と表面の2層に分けて縫い合わせます
POINT 02
傷あとを目立ちにくくする縫合
皮膚を切り取ったあとの傷には、元に戻ろうとする力(張力)がかかり続けます。この力が強いと、時間がたつにつれて傷あとの幅が広がったり、盛り上がったりする原因になります。
そのため、まず皮膚の内側(真皮)を溶ける糸でしっかり縫い寄せ、傷にかかる力を内側で受け止めます。そのうえで、皮膚の表面を細い糸で縫い合わせます。
傷の縁をわずかに盛り上げるように縫う「減張縫合」を行うこともあり、その場合、術直後は傷が少し盛り上がって見えますが、1か月ほどかけて平らに落ち着いていきます。
傷の両端の小さな盛り上がりと、つっぱり感
POINT 03
ドッグイヤーとつっぱり感
皮膚を寄せて縫い合わせると、傷の両端の皮膚がわずかに余り、小さく盛り上がることがあります。これを「ドッグイヤー」といいます。紡錘形の角度や長さを調整することで目立ちにくくしますが、皮膚の状態によっては残ることがあり、気になる場合は修正を検討します。
また、皮膚を取り除いた分、周りの皮膚が引っ張られるため、術後しばらくはつっぱり感があります。多くは術後1週間ほどで軽くなり、1か月ほどでほとんど気にならなくなります。
傷あとが落ち着いていく経過
傷あとは、術後すぐに完成するわけではありません。時間をかけて、次のように変化していきます。
STEP 01
術後〜1週間
腫れや内出血、つっぱり感があります。約1週間で抜糸を行います
STEP 02
術後1〜3か月
傷あとが赤く、少し硬く盛り上がる時期です。かゆみが出ることもあります
STEP 03
術後3〜6か月
赤みや硬さが少しずつ引いていきます
STEP 04
術後6か月〜1年
白っぽく平らな線へと落ち着いていきます
経過には個人差があり、部位や体質によっては、赤みや盛り上がりが長く続いたり、傷あとの幅が少しずつ広がったりすることがあります。
傷あとは時間とともに目立ちにくくなりますが、完全に消えることはありません。
タトゥー除去のメリット・デメリット
メリット
切除手術には、次のようなメリットがあります。
タトゥーを確実になくせる
インクを皮膚ごと取り除くため、うっすらと色が残る心配がありません
色を問わず取り除ける
レーザーが反応しにくい緑や黄色、白、パステルカラーなどのタトゥーにも対応できます
短期間で終わる
小さなタトゥーであれば、1回の手術で治療が終わります
タトゥーの跡だと分かりにくい
残るのは細い線状の傷あとのため、怪我した傷跡に見えます。タトゥーがあったことは周りから分かりにくくなります
総額の見通しを立てやすい
手術の回数があらかじめ分かるため、費用の目安を立てやすい治療です
デメリット
一方で、切除手術には次のような点もあります。事前に知ったうえで、治療を検討していただくことが大切です。
線状の傷あとが残る
タトゥーはなくなりますが、代わりにタトゥーの幅の約3倍の長さの、線状の傷あとが残ります
傷あとの幅が広がることがある
体の動きが多い部位などでは、時間がたつにつれて傷あとの幅が広がることがあります
つっぱり感やドッグイヤーが出ることがある
術後しばらくはつっぱり感があり、傷の両端が小さく盛り上がることがあります
術後の通院と安静が必要
抜糸までの約1週間は通院が必要で、術後1か月ほどは激しい運動などに制限があります
大きさや部位によっては植皮術が必要になる
範囲の広いタトゥーや、皮膚にゆとりが少ない部位は、切除手術が難しいため植皮術を検討します。植皮術では、皮膚を採取した部位にも傷あとが残ります
分割切除は期間がかかる
数回に分けて切除する場合は、治療が終わるまでに1年以上かかることがあります
費用がかかる
美容目的の治療のため、保険は適用されず自由診療となります
レーザー治療と切除手術のどちらが向いているかは、タトゥーの大きさや色、部位、ご希望によって異なります。レーザーで薄くしたあとに残った部分だけを切除する、切除後の傷あとをレーザーで目立ちにくくするなど、組み合わせて治療することもあります。カウンセリングで医師がタトゥーの状態を確認し、それぞれの方法で予想される仕上がりをご説明します。
タトゥー除去の注意点

01
診察で切除できるかどうかを確認する
タトゥー除去は自由診療(保険適用外)です。手術の前に医師が診察し、タトゥーの大きさや部位、皮膚のゆとり、健康状態を確認したうえで、切除できるかどうかと、傷あとの長さや向き、分割切除が必要かどうかの見込みをご説明します。
02
部位によって傷跡の残り方が変わる
肩や背中、胸の中央、ひじやひざなどの関節まわりは、体の動きで傷が引っ張られやすく、傷あとの幅が広がったり、盛り上がったりしやすい部位です。こうした部位では、傷あとの見込みをふまえて、切除手術、植皮術、レーザー治療のどれが向いているかをご相談します。
03
手術当日と翌日は安静に過ごす
手術後に血圧が上がったり、体を大きく動かしたりすると、傷の内側に血がたまる(血腫)ことがあります。手術当日と翌日は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴を控え、できるだけ安静にお過ごしください。痛み止めを飲んでも痛みが強くなる場合や、傷のまわりが大きく腫れてきた場合は、すぐに当院へご連絡ください。
04
術後1か月ほどは傷に負担をかけない
抜糸のあとも、傷の内側が十分にくっつくまでには時間がかかります。術後1か月ほどは、重い物を持つことや、傷を大きく伸ばす動き、傷に衝撃が加わる運動は控えてください。傷に強い力がかかると、傷が開いたり、傷あとの幅が広がったりする原因になります。
05
テープでの保護と紫外線対策を続ける
抜糸のあとは、傷が引っ張られて幅が広がるのを防ぐため、医師の指示に従って3〜6か月ほどテープで傷を保護します。また、傷あとに紫外線が当たると色素沈着の原因になるため、日焼け止めや衣類で紫外線を防いでください。
06
ケロイド体質の方や持病のある方は事前にお知らせください
ケロイド体質の方や、過去のけがや手術の傷あとが盛り上がった経験のある方は、傷あとが盛り上がりやすい傾向があります。また、糖尿病などの持病がある方や、血液をサラサラにする薬を服用している方、喫煙される方は、傷の治りに影響することがあります。診察の際に必ずお知らせください。
タトゥー除去の副作用・リスク
切除手術は、皮膚を切り取って縫い合わせる外科的な治療です。そのため、次のような症状が出ることがあります。事前に知っておいていただくと安心です。
施術中に感じやすいこと
麻酔の痛み
手術は局所麻酔で行います。麻酔の注射のときにチクッとした痛みがありますが、麻酔が効いたあとは、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。押される感覚や引っ張られる感覚が残ることはあります。
施術後〜数日に見られやすい症状
痛み
麻酔が切れたあと、傷にズキズキとした痛みが出ることがあります。数日で落ち着くことが多く、処方する痛み止めで痛みをやわらげます。腫れ・内出血
傷のまわりが腫れたり、青あざのような内出血が出たりすることがあります。1〜2週間ほどで少しずつ落ち着きます。出血
術後しばらくは、傷から少量の出血がにじむことがあります。ガーゼの上から軽く押さえても止まらない場合は、当院にご連絡ください。つっぱり感
皮膚を寄せて縫い合わせるため、術後しばらくは傷のまわりが引っ張られる感じがあります。多くは1か月ほどで気にならなくなります。
まれに起こる可能性があるリスク
血腫
傷の内側に血がたまり、強い痛みや腫れが出ることがあります。その場合は、たまった血を取り除く処置を行います。感染
傷から細菌が入り、赤みや腫れ、痛みが強くなったり、熱が出たり、膿が出たりすることがあります。異常を感じたときは、すぐに当院へご連絡ください。傷が開く(離開)
術後に傷に強い力がかかると、傷が開くことがあります。傷あとの幅が広がる(瘢痕拡大)
皮膚にかかる力が強い部位などでは、時間がたつにつれて傷あとの幅が少しずつ広がることがあります。傷あとの盛り上がり(肥厚性瘢痕・ケロイド)
体質や部位によっては、傷あとが赤く盛り上がり、かゆみや痛みが出ることがあります。テープによる保護や塗り薬、注射などで治療します。ドッグイヤー・傷の凹凸
傷の両端がわずかに盛り上がったり、縫い目のあとが残ったりすることがあります。しびれ・感覚の変化
傷のまわりの感覚が鈍くなることがあります。多くは数か月かけて回復しますが、長く続く場合もあります。インクの取り残し
インクが周りににじんで広がっていた場合などに、わずかに色が残ることがあります。植皮術の場合
移植した皮膚がうまく定着しない(生着不全)ことがあり、その場合は追加の処置が必要になります。また、移植した皮膚は周りの皮膚と色や質感が異なり、皮膚を採取した部位にも傷あとが残ります。
施術を受けられない方
次に当てはまる方は、切除手術を受けられない、または事前の相談が必要な場合があります。
- 妊娠中・授乳中の方
- 施術する部分に炎症や感染、傷がある方
- 局所麻酔でアレルギーを起こしたことがある方
- 血液をサラサラにする薬を服用している方
- 糖尿病など、傷の治りに影響する持病がある方
- ケロイド体質の方(事前にご相談ください)
- 重い持病がある方、治療中の病気がある方(事前にご相談ください)
※症状の出方や経過には個人差があります。気になる症状が出たときや、不安なことがあるときは、いつでも当院にご相談ください。
詳細情報
項目 | 内容 |
|---|---|
施術時間 | 約30〜60分(タトゥーの大きさや部位により異なります) |
麻酔 | 局所麻酔 |
推奨回数・間隔 | 単純切除:1回 |
通院 | 術後2〜3日:傷の確認・ガーゼ交換 |
腫れ・内出血・ダウンタイム | 痛みや腫れ、内出血は、数日〜2週間ほどで落ち着きます。つっぱり感は1か月ほどで軽くなり、傷あとの赤みは数か月かけて引いていきます。 |
ガーゼ・テープ | 術後2〜3日はガーゼで圧迫して保護します。抜糸後は、3〜6か月ほどテープで傷を保護します。 |
シャワー・入浴・運動 | シャワー:翌日から、傷を濡らさないようにして可能です |
お仕事 | デスクワークは翌日から可能なことがほとんどです。体を大きく動かすお仕事は、事前にご相談ください。 |
注意事項 | 手術当日と翌日は安静にし、飲酒は抜糸まで控えてください。術後1か月ほどは、傷に強い力がかかる動きを控えてください。傷あとの紫外線対策を行ってください。 |
施術の流れ
Flow

ご予約
お電話またはWEB、LINEから、ご都合のよい日時をお選びください。「切除できる大きさか知りたい」「傷あとの見込みを聞きたい」という方も大丈夫です。はじめての方も、気軽にお問い合わせください。

カウンセリング・診察
医師がタトゥーを直接見て、大きさや部位、皮膚のゆとり、肌の状態を確認します。切除できるかどうかや、単純切除と分割切除のどちらが向いているか、傷あとの長さや向きの見込み、費用の目安を分かりやすくご説明します。レーザー治療が向いている場合は、その方法もあわせてご提案します。気になることは、何でもご質問ください。

写真撮影・デザイン
経過を確認するために、手術前のタトゥーの写真を撮影します。そのうえで、皮膚のしわの向きや体の動きを確認しながら、切り取る範囲と傷あとの向きを皮膚に印をつけてデザインします。

局所麻酔・切除・縫合
局所麻酔をしてから、デザインに沿ってタトゥーを含む皮膚を切り取ります。皮膚の内側と表面を2層に分けてていねいに縫い合わせ、傷あとが目立ちにくくなるように整えます。手術時間は、タトゥーの大きさや部位により約30〜60分です。

アフターケア・ご帰宅
傷をガーゼで圧迫して保護します。当日の過ごし方や、シャワー・入浴・運動の目安、痛み止めなどのお薬の飲み方をお伝えします。麻酔が切れるまで少し休んでいただき、そのままご帰宅いただけます。

抜糸
術後約1週間で抜糸を行います。抜糸のあとは、傷が引っ張られるのを防ぐためのテープの貼り方をご説明します。

経過観察・傷あとのケア
術後1か月・3か月・6か月を目安に、傷あとの状態を確認します。赤みや盛り上がりが強い場合は、塗り薬や注射などで治療します。分割切除の場合は、傷が十分に落ち着いたことを確認してから、次の手術の時期を決めます。
タトゥー除去(切除手術)のよくある質問
Q傷あとはどのくらい残りますか?
- A
Q傷あとは、いずれ消えますか?
- A
傷あとは時間とともに目立ちにくくなりますが、完全に消えることはありません。白く細い線として残ることが多く、タトゥーがあったことは周りから分かりにくくなります。
Qどのくらいの大きさまで、1回の手術で切除できますか?
- A
部位や皮膚のゆとりによって異なりますが、お腹など皮膚にゆとりがある部位では幅4〜5cm程度、上腕や太ももでは幅2〜3cm程度が目安です。それより大きい場合は、分割切除や植皮術、レーザー治療をご提案します。
Q手術中や手術後に痛みはありますか?
- A
手術は局所麻酔で行うため、麻酔の注射のときにチクッとした痛みがありますが、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れたあとは痛みが出ることがありますが、数日で落ち着くことが多く、痛み止めを処方します。
Q手術後、仕事はいつから行けますか?
- A
デスクワークなどのお仕事は、翌日から可能なことがほとんどです。重い物を持つお仕事や、体を大きく動かすお仕事の場合は、術後1か月ほど傷に負担がかからないよう調整が必要なため、事前にご相談ください。
Q抜糸までの間、入浴や運動はどうすればいいですか?
- A
シャワーは翌日から、傷を濡らさないようにして可能です。入浴(湯船)は抜糸後から可能です。運動は、軽いものは抜糸後から、激しい運動や筋トレは術後1か月ほどあけてください。
Q分割切除は、終わるまでにどのくらいかかりますか?
- A
2〜4回に分けて切除することが多く、手術の間隔は3〜6か月以上あけるため、治療が終わるまでに半年から1年以上かかることがあります。タトゥーの大きさや部位によって異なるため、診察の際に治療期間の目安をご案内します。
Q分割切除をすると、皮膚は伸びますか?
- A
皮膚が大きく伸びるわけではありません。分割切除は、周りの皮膚がもともと持っているゆとりや、術後の腫れが引いて傷にかかる力がゆるむのを待ちながら、少しずつ切り取っていく方法です。皮膚のゆとりには限りがあるため、範囲の広いタトゥーでは、植皮術など、分割切除以外の方法をご提案します。
Q傷あとが盛り上がってしまったら、どうすればいいですか?
- A
術後1〜3か月ほどは、傷あとが赤く少し盛り上がるのは自然な経過です。盛り上がりが強い場合や長く続く場合は、テープによる保護や塗り薬、注射などで治療します。気になる変化があれば、早めにご相談ください。
Q10. レーザー治療、切除手術、
Qレーザー治療、切除手術、植皮術は、どれがいいですか?
- A
小さなタトゥーを短期間で確実に取り除きたい場合や、レーザーが反応しにくい色のタトゥーは、切除手術が向いています。切除手術では縫い寄せられない大きさや部位のタトゥーは、植皮術が向いています。傷あとをできるだけ残したくない場合は、レーザー治療が向いています。診察でタトゥーの状態を確認し、それぞれの方法で予想される仕上がりをご説明します。
Qレーザー治療の途中から、切除手術に切り替えられますか?
- A
可能です。レーザー治療で色が残ってしまった場合や、通院の負担を減らしたい場合は、切除手術に切り替えることもできます。これまでの治療の経過をふまえて、医師が判断します。
Q施術を受けられないのはどんな人ですか?
- A
妊娠中・授乳中の方や、施術する部分に炎症・傷がある方、局所麻酔でアレルギーを起こしたことがある方は、手術を受けられない場合があります。血液をサラサラにする薬を服用している方や、ケロイド体質の方、持病がある方は、事前にお知らせください。
タトゥー除去(切除手術)の料金表
タトゥー除去術
| 長径1㎝につき1回目 | 33,000円 |
|---|---|
| 長径1㎝につき2回目以降 | 22,000円 |
| 植皮術 | 275,000円〜 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 2㎝未満 | 198,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 2㎝未満以上4㎝未満 | 220,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 4㎝以上7㎝未満 | 253,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 7㎝以上10㎝未満 | 275,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 10㎝以上15㎝未満 | 308,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 15㎝以上20㎝未満 | 352,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 20㎝以上25㎝未満 | 429,000円 |
| 切除縫合 切除範囲の最長部位の長さ 25㎝以上30㎝未満 | 528,000円 |
| 皮膚移植 3㎝×3㎝以下 | 297,000円 |
| 皮膚移植 5㎝×5㎝以下 | 352,000円 |
| 麻酔クリーム | 3,300円 |
| ブロック麻酔 | 5,500円 |
| 笑気麻酔 | 11,000円 |
※局所麻酔は無料
京都府
京都市全域 / 宇治市 / 大山崎町 / 乙訓郡 大山崎町 / 亀岡駅 / 木津川市 / 久御山町(久世郡) / 京田辺駅 / 城陽駅 / 長岡京駅 / 八幡駅
滋賀県
大津駅 / 草津駅 / 甲賀市

記事監修医師プロフィール
院長/形成外科専門医・医学博士
伊藤 蘭
| 2003年 | 山口大学医学部卒業 |
|---|---|
| 2003年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 日本赤十字社和歌山医療センター形成外科 |
| 2006年 | 島根県立中央病院 形成外科 |
| 2008年 | 松寿会共和病院 形成外科 |
| 2010年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)入学 |
| 2012年 ~2014年 | MD Anderson Cancer Center, Houston, USA. (Microsurgery Research Fellow) |
| 2014年 | Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan(Microsurgery Fellow) |
| 2014年 | 京都大学大学院医学研究科課程博士(形成外科学)博士課程所定の単位修得および研修指導認定 |
| 2015年 | 京都大学医学部附属病院形成外科 助教 |
| 2017年 | 城本クリニック京都院 院長 |
| 2020年 | ピュアメディカル西大寺院 院長 |
| 2021年 | くみこクリニック四条烏丸院 院長 |
| 2022年 | いとうらんクリニック四条烏丸 開設 |









